シネマ日記 美しき野獣2006/03/25 15:18:25

美しき野獣

不幸な人生を、あきらめる人、恨む人。この映画では、不幸を割り振られた人間の、怒りの爆発を感じました。 この爆発は、よくいう「キレて」怒り出すとは違い、他人を攻撃するというよりは、自分を傷つけるための行動です。

不幸な人間のやりきれなさを、怒りとしてしか表現できない主人公ドヨン刑事。怒りは、自分自身の破滅へと導き、その破滅が本人にとっての安息を意味する。

「恋する神父」のクォン・サンウが、これまでとは一転、「太陽にほえろ」の松田優作を思い出させるタフでワイルドな役。韓国ヤクザたちに立ち向い、殴る、蹴る。そしてそれ以上に、殴られる、蹴られる。

お勧め度 ★★  私の満足度 ★★★                木曜日のメンズデーにもかかわらず、中高年女性同士の観客が大半。韓流人気衰えず、恐るべし。

125マイル獲得合計5743 6000マイルまであと257

公式HP 美しき野獣

コメント

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_ ☆ 163の映画の感想 ☆ - 2006/03/25 16:34:23

クォン・サンウが、叫びます!泣きます!殴ります!鼻水出ます!唾も飛ばします!!

クォン様ファン、必見(?)の作品でしょうかねぇ。まぁ、私も写真集買っちゃったくらいのファンなのですが、ドラマ「天国の階段」でファンになったので、今回のような髪の毛ボサボサ...

_ ネタバレ映画館 - 2006/03/25 18:30:58

 野獣刑事というよりも無謀刑事というべきキャラのクォン・サンウ。無骨なプロポーズも参考になりました。

_ 平気の平左 - 2006/03/25 20:04:00

評価:30点

韓流映画ファン及びクォン・サンウのファンの方は読まないことをおススメします

ネタバレあり

ごめん、全然私には無理です、この映画。

全く響かないんですよね。

韓国映画らしいといえば、韓国映画らしいんですけど。


突然ですが、一番失敗しにくい料理らしい料理はなんでしょう?

私は、それはカレーだと思います。

小学校の野外キャンプなどでもカレーを作りますし、市販のルーさえ使えば失敗はあまりないと思います。

この映画を観て、昔、料理ベタの女の子がみんなのためにカレーを作ってきたことを思い出しました。

彼女は料理ベタながらも気合が入っていたようで、かなり時間をかけて作ったカレーを持ってきました。

が、これが微妙。

まず、「ビシソワーズ???」ってなくらいの、じゃがいもっぷり。

さらに、ちょっと液体がサラサラしていて、ちょっと謎の酸味が・・・?

話を聞いてみると、

カレーはとにかく煮込め!隠し味にヨーグルトがいい!

というアドバイスを受けたとのこと。

いやいや、料理まともに作れないんだから、すごくおいしいものを作ろうとしないで、普通に作ればいいんですよ。

煮込みすぎてビシソワーズっぽくなるし、隠し味が前面に出てるし。

料理はふつーのことをふつーにやるべきだと思います。



話を元に戻しますと、この映画もそんな感じ。

結構バディムービーってのは、失敗しにくい映画だと思うんですが、この映画は、通常抑えるべきツボをはずして、隠し味的なものばかりにこだわっているような気がします。


まず、キャラクターが微妙。

サッパリ感情移入したり、共感したりすることが出来ません。

ユ・ジテはまだいいんですが、野獣クォン・サンウはほんと微妙。

野獣の味が強すぎ。

いくらなんでもおバカさん過ぎます。

今までのイメージを変えようとするのはいいのですが、間違った変え方してないっすか?

敵だと思えば、敵が何人いようともバカの一つ覚えで、突っ込んでいきます。

そして、ボコボコにされます。

基本的にはこれの繰り返し。

そのうえ、ちょっと気に入らないことがあるとかんしゃくを起こして、容疑者を殴りまくったりします。

証拠書類の検討すら、我慢できません。

アホか。

情報を聞き出すのにも拷問はつきもの。

違法捜査とか関係ないのか?韓国では。

_ 京の昼寝〜♪ - 2006/03/26 12:00:33

愛のために泣くこの世界にはまだ、いのちよりも大切な愛と正義がある
■監督 キム・ソンス■キャスト クォン・サンウ、ユ・ジテ、オム・ジウォン、ソン・ビョンホ□オフィシャルサイト  『美しき野獣』 ソウル地方警察の凶悪犯罪捜査班、チャン・ドヨン刑事(クォン・サンウ)は、男気あふれるまっすぐな性格。 犯人逮捕のためには手段を選ばず、力づくで解決しようとする過激な人物だが、家族には不器用ながらも深い愛情を傾けている。 一方、完璧なエリート検事として犯罪者からも恐れられている、ソウル中央地検の検事オ・ジヌ(ユ・ジテ)。 捜査方法も性格もまるで正反対の2人は、それぞれの事件を追ううちにソウルで出会う。 しかし2つの事件は交差し、予測もつかない方向へ大きく動き出していく…。 おススメ度 ⇒★★☆ (5★満点、☆は0.5)  cyazの満足度⇒★★★ 一言で言ってしまうと、男の僕が言うのもおかしいがクォン・サンウ特有の温かい優しさのパワーが半減した映画だったように思う。 剥き出しの憎しみをから悪に真っ向闘う姿とは別に空回りするばかりの彼の姿、そして事あるごとに涙を見せる姿。 今までの彼の作品とは一味違う作品に仕上がっている。  ハードトレーニングを積み今作ではアクションに挑んでいたが、これはやはり餅屋は餅屋で、何となく彼の風貌とはイコールと出来ない部分もあった。 ただ、美形で売っている彼が精一杯の悲しみを表現する場面で鼻水を流して演技しているシーンには感動した。 普通はこのタイプの役者を使っている場合、そういった部分はカットしてしまうことが多いのだが、本当に泣いている姿にそれが全く不自然に感じなかったことが妙に印象に残っている。 人間悲しくて泣けば、当然鼻水が出てくるのである。 そんな彼のこの映画にかける思いと、主人公ドヨン役にのめりこんでいた彼の姿に感動した。 一方、映画のタイトルの如く“野獣味”に立ち向かうべく、対峙するユ・ジテは約10㎏の減量し、この映画に臨んだ。 冷徹寡黙なエリートに扮した内に秘めた気迫が伝わって来て、クォン・サンウとの敵対した男同士の絡みは見ものだった。 この映画が初監督だったというキム・ソンス監督。 もしかしたら彼は『太陽にほえろ』や『西部警察』のファンだったのではないだろうか(笑)? そんな気がしたのは僕だけだろうか・・・。 韓流スターの映画を観に行

_ オイラの妄想感想日記 - 2006/04/06 07:34:14

使い古されたプロットだし、なんの新しさも感じないが、真っ正面から刑事物を作ってる、その姿勢は素晴らしいです。

ネタバレアリです。


_ Cold in Summer - 2006/06/07 13:11:10








 映画 vol.43 『美しき野獣』※映画館






監督:
出演:クォン・サンウ ユ・ジテ「オールドボーイ」

オールド・ボーイで気になっていた、ユ・ジテさん。今回は検事役との事で、結構まともな人か!?

公式サイト


◇ストーリー

刑事....

_ 映画鑑賞★日記・・・ - 2006/09/06 13:35:25

何が真実で正義か!
復讐ものは韓国映画が良いですね。
く〜劇場で観なかったのが悔しいーっ