墨攻 ― 2007/02/04 20:25:51
原作がコミック、予告編での1人対10万人の戦いとのうたい文句。もしかしたら、荒唐無稽のストーリで戦闘シーンだけの映画。しかし、アンディ・ラウが主演なのだから、そんなことはないだろう。一抹の不安はあったのですが、杞憂でした。
自己の習慣や主張などを、かたく守って変えないことを「墨守」といいますが、その言葉の由来の墨子。宋の城を楚(そ)の攻撃から九度にわたって守ったという。その墨子の思想集団が墨家。
紀元前の中国春秋時代の戦乱。平和を目指して、戦う。しかし、戦いから、平和は訪れない。主人公の革離(アンデイ・ラウ)が、かっこいいですね。小国を助け、しかし、その小国に、裏切られていくのですが、常に冷静沈着、裏切られても、それも見通していた。
お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★
コミック嫌いの私ですが、この原作は凄いのでしょうね。映画出来から伺われます。
シネプレックス水戸試写会(1/30)にて 公式HP墨攻
ラッキーナンバー7 ― 2007/02/04 21:18:29
豪華キャストのクライム・サスペンス。期待できそうな作品。しかし、ブルース・ウィルス出演の映画で、ダイ・ハード以外は、なぜか眠くなるのです。今回も例に漏れず、寝てしまいました。
ストーリが見えないようで、見えてしまう。わかりにくそうで、わかりやすい。結末は「やっぱり」と言った感じが、いまいちでした。
お勧め度 ★ 私の満足度 ★
シネプレックス水戸(1/19)にて 公式HP ラッキーナンバー7
幸せのちから ― 2007/02/05 21:51:48
究極のアメリカン・ドリーム。無一文からたちあがり、証券会社のオーナーまでにのぼりつめた実話をもとにした作品。
誰でも、出来るわけじゃない。しかし、本当に実現した人もいる。誰でも等しく、チャンスは与えられている。しかし、そのチャンスを見逃したり、生かそうとしていない凡人たち。神様は、歯を食いしばってがんばる人間に、微笑をなげかける。ふくれっ面の人間には、見向きもしない。
そんなに単純じゃない人生、しかし、解決方法は、単純なものなのでしょうね。
お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★★
ウィル・スミス、自分の子供を出演させるとは、親馬鹿かなと、思っていたのですが、思い違いでした。親子だからこそ出せた、幸せのちからです。
TOHOシネマズひたちなか(2/1)にて 公式HP 幸せのちから
あるいは裏切りという名の犬 ― 2007/02/25 21:00:31
フランスのおじさんたちは、かっこいい。刑務所から出所して娘に合う主人公のダニエル・オートゥイユの皮のコートにサングラスの姿が渋い。そして、娘が自分との面会を拒んだ理由を父に問うと、「娘の帰る後姿を見送ることに、耐えられないから」と答える。愛の深さを的確に表すキザな台詞が、決まってます。
お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★
ブログのアップが休止状態でしたが、やっと再開。ブログにアップしていない作品が14本もたまってしまいました。
水戸テアトル西友(2/25)にて 公式HP:http://www.eiga.com/official/aruinu/
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