ラッキーナンバー72007/02/04 21:18:29

豪華キャストのクライム・サスペンス。期待できそうな作品。しかし、ブルース・ウィルス出演の映画で、ダイ・ハード以外は、なぜか眠くなるのです。今回も例に漏れず、寝てしまいました。

ストーリが見えないようで、見えてしまう。わかりにくそうで、わかりやすい。結末は「やっぱり」と言った感じが、いまいちでした。

お勧め度 ★  私の満足度 ★

シネプレックス水戸(1/19)にて 公式HP ラッキーナンバー7

リトル・ミス・サンシャイン2007/01/07 12:31:37

バラバラだった家族が、娘の美少女コンテスト出場のため、ワーゲンのおんぼろワゴンで、いざ出発!珍道中のはじまりです。

登場人物が一癖もある人物ばかり、人生をうまく生きていない。観客は、笑っているうちに、そんな彼たちの中に、自分との共通点を見つけ、自分を笑っていることに気付いたり。そう、人生をうまく生きている人は、映画を観に来ていませんから。(かなり私の独断で、すみません)

笑って、ハッとして、最後は、ハッピーエンド。旅が終わるとき、家族の絆が結ばれる。「旅は、人生を変える。」ロード・ムービーって、いいですね!

お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★

ご家族そろって観てくださいと、PG-12指定が付いています。

シネプレックス水戸(1/6)にて公式HP リトル・ミス・サンシャイン

ルイーズに訪れた恋は・・・2007/01/02 22:08:36

39歳バツイチ女性が15歳年下の若者と恋に落ちる。芸術学部の入試担当部長の女性と大学院受験生、意地悪く見れば、女性側からのセクハラ話となってまうのでしょうが、大人の女心をやさしく描いています。

邦画では、絶対にこの味はでない「ロマンティック・コメディの大人版」です。

最初のシーンは、ルイーズ(ローラ・リニー)が鏡に向かって化粧するさま。10代の頃の思い出の箱を開く様子。そして、最後のシーンのジーンズにハイヒールで歩く、後姿。若い女性が観ると、どんな感想を持つのか、聞きたくなる映画でした。

お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★★

大人の女性向け映画なのですが、観客は私ともう一人の中年男性だけ、みんなこたつでTVを見ているのでしょうか。お正月でも、映画館はちゃんとやってますよ。毎週火曜日は社会人割引ということで、お正月なのに1000円で観られました。

水戸リードシネマ(1/2)にて 公式HP ルイーズに訪れた恋は・・・

ローズ・イン・タイドランド2006/10/15 20:16:05

’ギリアム・ワールド’が戻りました。「ブラザーズ・グリム」では裏切られましたが、夢と現実の境目のない映像が帰ってきました。

ローズ役のジョデル・フェルランド、10歳の少女が、変幻自在に演じています。無邪気で、しかも、妖艶な’オンナ’の本性までを。あのダコタ・ファニングが、かすんで見えます。

ストーリーの展開は、まさに眠っている時に見る’夢’。関連性はあるのですが、一段ぶっ飛んで進んでいく、映像の「美しさ」をお楽しみください。

他人には、お勧めしません。短い休暇とは、ドラックのトリップ、死体を剥製にして保管・・・ 面白いと言って勧めたら、人格を疑われますから。

お勧め度 ★ 私の満足度 ★★★★

ジャンキーな父親のジェフ・ブリッジスが、いつも着ていた「ことぶき」と入った法被。日本では、どこで売っているのでしょうか?

水戸リードシネマにて 公式HP ローズ・イン・タイドランド

シネマ日記 連理の枝2006/04/18 22:45:15

連理の枝

韓国お得意の難病悲恋ものと思いきや、中盤までは完全なラブコメで、涙、鼻水用ハンカチの出番はありません。

プレーボーイでゲームソフト会社の若き社長チョ・ハンソン、発作がでなければ、難病と気づかれないチェ・ジウ。二人が繰り広げる恋の駆け引き。そして、その二人に、真実の愛が訪れる。

美男・美女のクロースアップ。男性はチェ・ジウを、女性はチョ・ハンソンを自分の仮想の恋人に見立て、幸せな気分に浸れます。

後半は、こんなストリーあり?とも思えるほど強引に、二人を苦しめます。ここで、ハンカチの出番です、お忘れなく。

お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★★

はやりの韓流、良く言えば、‘夢物語を楽しむ‘という映画の本来の役割を果たしていると感じました。

フリーパスポート鑑賞 3作目

公式HP 連理の枝

シネマ日記 私の頭の中の消しゴム2005/11/25 21:05:49

自分を自分と認識する->自分という記憶の連続的つながりによって成り立つ。

昨日のことを覚えているから、今日がある。昨日を覚えていなければ、過去も将来もない、ただ現在があるだけ。動物たちは、現在だけを認識し生きているのでしょうね。

最後は、アルツハイマーによって新しい記憶からなくなっていく、悲しいスートリーなのですが、前半の二人の出会いから結婚までは、とても明るく幸せそうで、観るものまでもハッピーな気分させてくれます。

ソン・イェジンの健康的で素敵な笑顔が印象に残ります。

お勧め度 ★★★★ -後半は観客のすすり泣く声が聞こえました。涙もろい方はハンカチをお忘れなく。

117マイル獲得合計2532 6000マイルまであと3468

私の頭の・・・| http

シネマ日記 ラベンダーの咲く庭で2005/11/03 18:19:06

老女の恋物語を、美しいバイオリンの調べにのせ、上品につづっています。イギリスの短編小説が原作ということもあり地味ですが、丁寧に画面をつくりあげていて好感の持てる、ドラマのお手本といった映画です。

何気ないシーン、たとえば郵便配達夫が帽子を直すしぐさなどに、映画を大切につくっているのが、うかがえます。(このシーンをあなたは気が付くでしょうか?)

難を言わせてもらえば、優等生が作ったみたいな感じを受けるのですが、それだけ真面目に撮っている証拠なので、それは言わないことにしましょう。

お勧め度 ★★★★ - 上質な映画なのですが、ぜんぜん面白くないという方もいそうです。面白くないという方は、映画修行がまだまだ足りませんよ。

105マイル獲得合計1912 6000マイルまであと4088

ラベンダー |http