東京タワー オカンとボクと、時々、オトン2007/04/23 22:05:42

リリー・フランキーの自伝的小説の映画化。昭和38年生まれとということで、懐かしい昭和ノスタルジーを満喫できます。

内田也哉子・樹木希林の実際の親子が、オカンの若い頃と年老いた頃を、演じ分ける。これまで、「ありそうで、なかった」アイデアでしょう。それが、見事に決まった作品です。一人の人間の一生を映像で、これほど自然に表現できる手法が、他にあるのでしょうか。

お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★

オダギリジョーのカッコよさ、あのピンクのサマーセーターにピンクのスラックス。普通の人では、絶対似合わないファッションが、似合うんですね、あの人。

TOHOシネマズひたちなか(4/18)にて 公式サイト:http://www.tokyotower-movie.jp/

コメント

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_ マルタンマルジェラ - 2007/04/24 03:48:46

マルタンマルジェラってなに?からマルタンマルジェラのブランドの魅力その他マルタンマルジェラの情報いろいろ

_ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! - 2007/04/26 23:00:45

いつも笑っていた

みんなが好きになった

ずっと一緒だと思っていた


これは、
ありふれた物語

けれど、
すべての人の物語



ボクの一番大切な人
たった一人の家族
ボクのために、自分の人生を生きてくれた人
ボクのオカン

オカン、ありがとうね。 ...

_ soramove - 2007/04/28 15:32:53

「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」★★★★泣ける!
オダギリジョー、樹木希林主演
松岡錠司監督、2007年



原作がヒットしドラマ化と露出過多気味だけれど
やはり見てきました。

入院中のオカンと見舞う主人公、
現在から子供時代を回想する仕掛...

_ 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - 2007/05/01 01:25:05

親ってそうなんだよね・・なんの楽しみがあったのだろう、なんのために生きてきたのだろう、人生って一体なんだったのだろう、ただ子供のために生きて死ぬ・・



ボク(オダギリジョー)が幼い頃、遊び人のオトン(小林薫)に見切りをつけた若き日のオカン(樹木希林の実娘内田

_ 悠雅的生活 - 2007/05/01 09:33:14

愛すべき母と息子たちへ。母と娘たちへ。

_ 月影の舞 - 2007/05/01 16:18:42

「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」」





原作は読んで、泣いた。
でも、先に原作で読んでしまってたので、
映画はちょっと冷静に見てしまった。

前半部分の、現在と過去が交差するところは、
バランスの問題なのか、気持ちが途切れてしまい、残念。

_ 日々、書く、えいが、おんがく、DTM。。。 - 2007/05/01 16:56:16

こんばんわ、maiです。
久しぶりに、映画ネタを書こうと思います。
ついこの前まで、月9で「東京タワー」が放送されていましたが、
なんと、今度は映画で公開されることになりました。

4月14日公開です。




東京タワー
オカンとボクと、時々、オトン

今回は、さ

_ |あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο - 2007/05/01 19:14:40

『蟲師』舞台挨拶@新宿ミラノ1に続いての生オダジョー。あれはホント酷かった(爆)さて田中裕子・大泉洋による2時間ドラマ版、最終回だけ見たw倍賞美津子・速水もこみちによる連ドラ版、そして映画版『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』が満を持しての登場実は...

_ 京の昼寝〜♪ - 2007/05/01 23:51:43

オカン、ありがとうね。
 
■監督 松岡錠司 ■脚本 松尾スズキ■原作 リリー・フランキー(「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」扶桑社刊) ■キャスト オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子、小林薫、松たか子
□オフィシャルサイト  『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
 1960年代。3歳のボクは、遊び人のオトン(小林薫)を捨てたオカンに連れられ、小倉から筑豊のオカン(樹木希林)の実家に戻ってきた。 オカンは女手ひとつでボクを育てた。 オカンの作る美味しいご飯を食べて、ボクは成長した。 1970年代、中学3年になっていたボクは、寂れた町を出ていきたくなった。 大分の美術高校に合格し、一人で下宿生活をすることになった春の日。 駅まで見送りにきたオカンがボクに持たせたカバンには、新しい下着と弁当箱と、しわくちゃの一万円札を忍ばせた封筒が入れてあった。 列車の中、オカンのおにぎりと漬け物を噛みしめて、15歳のボクは泣いた・・・。 大分の美術高校に入学し、東京の美大をなんとか卒業するが、仕事もせずに、仕送りしてもらい、更に借金を重ねていた。 そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かった。 おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)  cyazの満足度⇒★★★☆  オダジョーのマーくんの外見は、きっとTVで演じた大泉 洋や速水もこみちよりも原作者であるリリー・フランキーに似ていたんだろう。 映画版でのキーはやはりオカンである樹木希林と、オトンである小林薫だろう。 先にTVで細かいディテールが描かれていた分、どの部分に焦点を絞り込んで描くのか興味があったのだが、なんとなく150分の時間枠の中ではどれも端折り過ぎでイマイチ感情移入するにはやや物足りなさ感があった。 それをカバーしたのがやはりオカンとオトンの熟練した二人の役者だろう。 多くはないオカンとオトンの会話のやり取りがかえって作品に厚みをもたしていただろう。   主演のオダギリジョーは実際の自分の母親に背中を押されてこの映画への出演を決めたという。 本人曰く、この映画の中のオカンではなく、自身のオカンへのオマージュであったという。 でも、それはこの映画にとって重要なことで、人は誰しも母が居て、いくつになっても、口でいくら偉そうなことを言っても母親には勝てはしない。 この

_ Akira's VOICE - 2007/05/05 18:39:20

母と子,そして父の小さくて大きな物語。

_ 八ちゃんの日常空間 - 2007/05/11 00:39:50

_ 八ちゃんの日常空間 - 2007/05/12 17:52:10

チョイ役なのに豪華キャストだよね、これ。うっかりしたら見落としちゃいそうな人ばかりで…。あの人も出てる、この人も出てる…。
それにしても押し付けがましい感動作に仕上がっていないのが素晴らしい。
こんな仲つつましい親子って、本当にいいよね。

_ よしなしごと - 2007/05/17 04:08:38

 記事を書くのがだいぶ遅くなってしまいましたが、ゴールデンウイーク9日中(5/1,2は出勤日)最終日は東京タワー オカンとボクと、時々、オトンを観てきました。

_ シネクリシェ - 2007/05/21 04:52:23

 一昨年あたりから、母親・昭和30~40年代などをキーワードとした作品が目白押しです。  今回もまたかという感じでしたが、本作はなかなかよい。  一口にいうと、放蕩息子の親孝行話です。  恵まれない家

_ 映画、言いたい放題! - 2007/05/29 17:23:47

この作品、沢山映像化されてますが未見です。
本は読みました。
映画館客層は、意外にもかなり年齢層が高かったです。

1960年代。
3歳のボクは、遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、
小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。
オカンは女手ひとつでボクを育てた。

_ ☆彡映画鑑賞日記☆彡 - 2007/11/02 21:48:29


 『オカン、ありがとうね。』
 コチラの「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」は、リリー・フランキーさんの大ヒットベストセラー同名自伝小説をオダギリジョー&樹木希林共演で映画化した4/14公開のハートフルな感動作なのですが、試写会で観て来ちゃいましたぁ〜...

_ サーカスな日々 - 2007/11/04 15:30:45

リリー・フランキーが亡き母への思いをつづって、200万部を超える大ベストセラーとなった同名の自伝小説の映画化。監督を『さよなら、クロ』の松岡錠司、脚本をリリーと同郷の松尾スズキが担当し、社会現象的なブームにまでなった原作の映画化に挑んだ。主人公の“ボク”にオダギリジョー、“オカン”にベテラン女優の樹木希林。昭和から平成を見つめてきた東京タワーをめぐる母子の深い愛情のドラマに胸打たれる感動作。どこか頼りなくナイーブな主人公を演じたオダギリジョーがハマリ役。[もっと詳しく]

やっぱり、<血>というものは繋がっているんだなあ、と素直に思う自分がいる。

僕の母は20年ほど前に亡くなった。
いつも気儘に生きている僕を何も責めず、終生、温かくいてくれた。
僕が家を離れたのは大学時代のことだが、帰省するにもいつも突然で、帰れば帰るですぐに昔の友人たちと深夜まで飲みに出かけてしまう。
けれどどんなに遅くとも、母は食事と寝床を用意して待っていてくれた。
下宿先に、ときどき几帳面な字で僕の健康を心配する手紙と、何枚かのお金を入れてくれた。
晩年は、癌で入退院を繰り返した。

僕の父は15年ほど前に亡くなった。
仕事の関係があったのだろうが、壮年期まではほとんど午前様の生活だった。
地方都市ではあるが、飲み屋街が密集しており、老舗のクラブやスナックバーでは父は有名人だった。
午前様のときでもよく家に帰る理由をつけるためか家にタクシーが迎えに来る。
3人兄弟であったが、迎えにいくのはいつも末っ子の僕の役目だった。
「ボン」「ボン」と飲み客やママさんたちにからかわれながら、眠たいにもかかわらず、僕はおいしい寿司などを意地汚く頬張っていた。
全国を飛び回っていた父は、ある冬の日、京都駅のホームで脳溢血で倒れ、集中治療室に運び込まれ、1年ほどで帰らぬ人となった。



母は、150cmそこそこで、上品で着物姿が普通の、もの静かで優しい人だった。
一方、父は身長が185cmもあり、昔の人だから図抜けて大きく、僕より10cmも高かった。
自分がほんとうはどちらに似ているのか、よくわからない。
それなりに気づかい症のところなどは母に似ているとも思うし、自尊心が高くある意味で親分肌のところは父に似ている、などと親戚の人たちは囁いたりする。
50も半ばに近づいて、父や母の面影を、ぼんやり顔を洗いなが

_ デコ親父はいつも減量中 - 2007/12/02 21:24:14


監督:松岡錠司
出演:オダギリジョー、樹木希林、小林薫、内田也哉子、冨浦智嗣、田中祥平、谷端奏人、松たか子、伊藤歩、平山広行、勝地涼、荒川良々

評価:93点

いい原作をいい役者が演じれば、やっぱりいい映画になるのだ。
2時間20分、堪能させてもらった。
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