シネマ日記 インサイド・マン2006/06/12 23:59:16

スパイク・リー監督、しかも、豪華キャスト。期待せずには、いられないのですが・・・

犯人(クライブ・オーエン)と人質、犯人と警察(デンゼル・ワシントン)、弁護士(ジョディ・フォスター)と被害を受けた銀行の会長(クリストファー・プラマー)、弁護士と警察と、絡み合い事件が進んでいきます。

しかし、私には犯人と会長の接点が、最後まで見えてこなくて、ストーリに入り込めませんでした。この接点を、もう少し説明して欲しかったのですが、そこを読みきれなかった私が悪いのでしょう。陳腐な説明的エピソードを入れるなんて、リー監督は許さないのでしょうし。

どなたかこの接点を意味するシーンをお気づきの方、教えていただけませんか?

お勧め度 ★★ 私の満足度 ★★

銀行強盗に入り、人質を取ったところまでとは、文句なく面白いです。その後が、各人各様となるのでは。

TOHOシネマズひたちなかにて

公式HP インサイド・マン

コメント

_ ミチ ― 2006/06/14 10:28:25

こんにちは♪
TBありがとうございました!
冒頭のシーンがあまりにスピーディで魅力的だったたけに、失速の感は否めませんね~。
謎が残る終わり方もスッキリしないし・・・。
でも、あーでもないこーでもないって考えるのも楽しかったりして?

_ skywave ― 2006/06/15 00:18:58

ミチさん、こんにちは。
>でも、あーでもないこーでもないって考えるのも楽しかったりして?
そうなんです!
いまいち納得できない作品の場合、なんで自分は楽しめなかったかを考えるのが、楽しい。ブログを始めて、映画のもう一つの楽しみ方を知りました。

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_ 京の昼寝〜♪ - 2006/06/13 22:03:37


その時、犯人は人質全員を共犯者にした。
 
■監督 スパイク・リー■脚本 ラッセル・シェウィルス■キャスト デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスター、ウィレム・デフォー、クリストファー・プラマー□オフィシャルサイト  『インサイド・マン』 白昼のマンハッタン信託銀行で強盗事件が発生。 頭脳明晰な犯人グループのリーダー・ダルトン(クライブ・オーウェン)は、50人の人質全員に自分たちと同じ服を着せる陽動作戦に出る。 人質と犯人の見分けがつかない以上、突入は不可能。犯人グループから“型通り”の要求はあったものの、現場は膠着状態に。指揮を執る敏腕捜査官フレイジャー(デンゼル・ワシントン)も、まったく焦りを見せないダルトンの真意をはかりかねていた。 そんな中、銀行の会長ケイス(クリストファー・プラマー)から“特別”な依頼を受けた女弁護士ホワイト(ジョディ・フォスター)が現場に現れる。 おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)  cyazの満足度⇒★★★☆ 冒頭から何が起こるのか引き込まれるクライブ・オーウェンの語り。 スパイク・リー、久々にきたかなぁと思える映像。 人質に同じつなぎ、マスク、グラサンを着せ、自分たちも例外でなく同じ格好をする。 誰が犯人なのか、誰が人質なのか、一見しただけではわからない。 さぁ完全犯罪のプロローグは整った。 ん、でも・・・。 何でこんな格好しているのに、銀行内の展開はダラダラなの(笑)要所要所にビッグネームを用意しながらも、スリリングな展開は最初だけ。 あとはデンゼルの不要なセリフの多さで、この映画を勧めようとしている。 最初に観せたあのインパクトはどこへやら、普通の展開に山も谷も川もない。 デンゼルは大好きな役者だ。 過去の作品では自分の中で失敗作はないくらい上手く演じている数少ない役者だ。 この映画も彼が出ているから観ようと思った作品だ。 もちろんスパイク・リーにも期待していたが・・・。 ジョディはそのままこのやり手弁護士にぴったしだが、ぴったし過ぎて面白くもない。 ある意味腹黒さと冷徹さを持ち合わせたそんな演技が出来る役者がよかったなぁ。 なんだか、ジョディ守りにはいったかなぁ(笑)? 犯人とのネゴシエーションすら面白みと深みがなく、導入部のそれからはかけ離れた茶番劇(これらのビッグネームを

_ 我想一個人映画美的女人blog - 2006/06/13 22:07:37

「フライトプラン」「ダヴィンチコード」の制作者!
とか言われても惹かれはしないんですがー...。

先月、全米初登場No1になったサスペンス{/kaminari/}

監督スパイク・リーだからなぁ、、、、
と思いながら、今週末公開に先がけ試写行ってきました。
豪華演技派俳優共演☆

良くも悪くもスパイク・リーらしい映画だった{/hiyo_face/}


デンゼルワシントン、誰っ??ってくらい丸々と太っちゃって。
デフォー{/heartss_pink/}さんは観るのが楽しみだったんだけどあんまり活躍せず


初めの20分は良かった。  何が起こるんだろう??という感じで。
30分過ぎたくらいから失速。。。。
観ててつまらないというか、中盤はとくに展開もなく、
会話が続いたリ同じ様な電話のやりとりなどが続くからけっこう中だるみ。

銀行に人質をとった実態の知れない犯人が立てこもってるわりには
犯人も警察も何だかのん気な感じで、緊迫感がナイ

"驚くべき展開と結末を用意した"云々、、、
とあるけど、全然驚かないよこんなんじゃ。
ラストは嫌いじゃないけど、特別興奮するようなストーリー展開ではなく
結末を知ったからといって、「ふーん」で終わってしまうような。
その犯罪の目的だって大したことないし。

そろそろこんなの、観た事ない!!
っていうサスペンス、見せて欲しいなぁー
ハリウッドもほんとにネタ切れなんだな、、、、とまた思ってしまった。
観た後に、別に語りあいたいと思わない映画{/namida/}{/face_ase2/}

1996年のケヴィンスペイシー初監督作品
「アルビノ・エリゲーター」にもちょっと似てるところあったな。



それにしても、クライブオーウェンは半分以上がマスクで顔を覆ってるとは言え
かなりカッコ良く、(見える)オイシイ役でした{/kaminari/}



ジョディフォスターはまたまたキレものの役。ピリっとスパイスを加えてるけど
今回は抑えめの演技で「フライトプラン」ほどのハジケっぷりは見せない。


{/star/}{/star/}{/star/}{/star/}{/star/}5/10
悲観的なことばかり書いちゃったけど
まあ、期待しないで観ればそんなに悪い映画ではない。
が、細かいツッコミどころはけっこうアリだし
migはスパイクリー作品

_ ラムの大通り - 2006/06/13 22:17:26

----この映画、初日に観に行ったわけだよね。
それだけ期待も大きかったってことかニャ?
「『その時、犯人は人質全員を共犯者にした。』
この一文読んだら、誰だってオモシロそうに思うじゃない」
----その言い方からすると、そうでもなかったわけだ?
「う〜〜ん。
試写で観たわけじゃないし、ズバリ言っちゃおう。
事前に読んでいた資料の方が
まだ想像をかき立てられてよかったね」
----どんなところがオモシロそうに見えたわけ?
「物語はマンハッタンの信託銀行を襲った
ダルトン・ラッセル(クライブ・オーエン)をリーダーとする強盗一味と
それに立ち向かうフレイジャー捜査官(デンゼル・ワシントン)を軸として進んでゆく。
この銀行強盗犯は、行員や客に自分たちと同じ格好をさせる。
つまり、だれが犯人なのか、まったく分からなくしてしまうわけだ。
一方のフレイジャーは、
犯人たちの要求がジャンボジェット機などと、とてつもないことに加え、
具体的要求が少なく、
時間稼ぎしているようにしか見えないことに不審を抱き始める。
そこで彼は犯人たちと交渉。
行内へ入り込み、思い切った行動に出るが……」
----それは確かにハラハラしそうだ。
「ところが、これが実に緊迫感に乏しい。
フレイシャーの想像どおり、
この強盗一味は<別の理由>で行動しているから
まあ、これも仕方がないんだけどね。
でも、あまりにも<ユルくて>サスペンスを期待すると
がっかりしてしまう。
もっとも、それもスパイク・リーの計算なのかも知れないけど…」
----タイトルからすると、
人質の中に犯人と通じあっているものがいるのかとも思ったけど?
「いや、それもなきにしもあらずだけど
文字どおり犯人たちは<インサイド・マン>(笑)」
----??????どういうこと?
「まあ、観てみてよ。
そうそう。
映画ネタもいくつか入っていて
ダルトンはフレイジャーを『セルピコ』呼ばわりする。
あと、傑作だったのは
最後まで下着姿になることに抵抗していた
人質の女性(初老?)が『ダーティ・ハリー4』の決めゼリフを口にすること」
----それって「Go ahead ,make my day」のこと?
「うん。これはほんと笑えたな。
このセリフは昨年American Film Instituteが発表した
アメリカ映画名セリフベスト100の第6位。

_ カノンな日々 - 2006/06/13 22:37:51

スパイク・リー監督によるクライム・ムービーです。劇場予告編などではエンタメ作品として全面的にプッシュしてる印象でしたけど、あのスパイク・リーが普通に娯楽作品など作るわけがないと思って観に行ったら、やっぱり流石ですね。社会風刺やメッセージをバッチリ仕込んで....

_ ネタバレ映画館 - 2006/06/13 23:21:39

 売人にヤクを売るゲーム!殺されたら減点だ。

_ 平気の平左 - 2006/06/14 00:17:52

評価:65点

インサイド・マン

極言すれば、こういうクライムムービーは、騙されるか、騙されないかで評価が決まるように思います。

そして、開始30分ほどで流れが読めてしまった私は、この映画に高評価をつけることが出来ません。

さらに、ちょこちょこ展開に疑問があるところも頂けませんね。


もちろん、よめたのは大筋であって、細かいところはわかってませんよ。

それなりにユーモアのある会話があったり、人種差別のことを上手くネタにしていたり、伏線がかなり張り巡らされていたり、好みの映画ではありました。

騙されなかっただけに、「いつまでこんなグダグダやってるんだろ?」と思ってしまったりして、あまりテンポが感じられなかった点が残念でした。

内容がそれほど濃いものでもなかったので、90分くらいに圧縮して、考える暇をさほど与えず、畳み掛けていたらもっと高評価になったかもしれません。


そーいや、伊坂幸太郎の「チルドレン」にも似たような話があったような気がしますね。




以下、軽いネタバレ



思うのは、このトリックも絶対ではないと思います。

開店してから、防犯カメラが機能をなさなくなる前までの、防犯カメラの映像をチェックして、店の中にいた人を特定してしまえば、いいんじゃないですかね?

消去法で、犯人がわかるでしょう?


さらに、警察の対応もかなり疑問。

あらかじめ人質が犯人と同じ格好をしていると言うのはわかっていたはずで、そこから先が予想できないというのは、いくらなんでも頭回らなさ過ぎませんか?

そんな切羽詰った突撃ではない場面で、ザクザク人質撃っていいもんですかね?


最後の脱出方法が読めてしまったのは、冒頭のセリフ、銀行内で何かしら作業をしていたこと、でしょうか。

いくらなんでも全員が紛れ込めるとは思ってなかったですし。


あと、ジャンプスーツにマスクでは、さすがに他の人もバレそうですよね。

結構リスクの高い犯罪だと思います。

馬とか大仏のマスク(東急ハンズで売ってるやつ)とかならまだしも。

まぁ、そういうマスクをかぶると、クライヴ・オーウェンが出てる意味がないからかもしれませんが。

でも、完全犯罪をやるなら、「V」を見習っても良かったと思います。


好きな会話は、

「これは、あなたの給料を超えた事態よ」

「じゃあ、給料を上げれば

_ 犬も歩けばBohにあたる! - 2006/06/14 01:25:59

デンゼル・ワシントン、 ジョディ・フォスター、 そしてスパイク・リー。 もう、

_ ノラネコの呑んで観るシネマ - 2006/06/14 01:47:07

スパイク・リーはこんなのも撮れるのか・・・
長年彼の作品を観続けてきた印象からすると、正直言ってちょっと意外。
「インサイド・マン」は、緻密なプロットに基づく、よく出来た

_ ヒューマン=ブラック・ボックス - 2006/06/14 07:28:56
















ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(140) インサイド・マン-ジョディ・フォスターファンは

裏切られるかも。

この手の映画を初日に観てしまった場合は、まだ観ていない人に映画の感想を尋ねられると、答えに窮する。 ...

_ ミチの雑記帳 - 2006/06/14 10:39:35

映画館にて「インサイド・マン」

銀行強盗が発生し、その犯人と捜査官、交渉人の心理戦を描いたサスペンス。

冒頭に犯人だというダルトン・ラッセル(クライヴ・オーウェン)がカメラ目線で観客に語りかけるやり方は最近『リバティーン』で見たばかりだな〜と思いながらも、とても期待を持たせる始まり方。
引き続き銀行強盗が起こり、警察や消防や報道が現場に駆けつけるというところまではノンストップの勢いでこちらの心を掴む。
人質に死傷者を出さず、何も盗まない“完全犯罪”を見るにつけWHY?という疑問だけでこの映画にのめりこんでいく。犯人が紛れ込んでいるかもしれない50人の人質の取調べの様子が所々で差し挟まれるのもいい。

この銀行強盗という“大芝居”の裏にはナチスと組んで一儲けした銀行の創設者がいたというのが面白く、その黒幕はいかにもという感じのクリストファー・プラマーで存在感たっぷり。彼に交渉人として指名された弁護士ホワイト(ジョディ・フォスター)にはちょっと消化不良の部分があるけれど、“強い母”が2作続いた後なのでスーツにピンヒールの彼女がとてもカッコよく見えた。

信頼の置ける俳優さんばかりが出演し、オチには(薄々気がついていたけれど)「やられた」感もあり、ずっと緊張が持続して楽しめるサスペンスだった。
OPとEDのリズミカルなインド音楽がとても印象に残る。

ということで、ミチ的堪能度 ★★★★

_ パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ - 2006/06/14 14:58:52


その時、犯人は人質全員を共犯者にした。
本作は、スパイク・リーが監督。デンゼル・ワシントンとジョディー・フォスターの二大アカデミー受賞者が初競演なのが話題です。
       ストーリー
ニューヨーク、マンハッタン信託銀行に4人組の武装強盗が人質を取っ....

_ Akira's VOICE - 2006/06/14 16:50:16

スパイク・リーによる社会派娯楽映画。

_ ☆ 163の映画の感想 ☆ - 2006/06/15 06:05:28

出演陣がかなり良かったので、期待しちゃいました。。。
ストーリーもまぁまぁ、俳優達の緊張感あるやり取りもなかなか良かったのですが、イマイチ面白さに欠けたかなぁ。

それよりも、やっぱりデンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスター、クライブ・オーウェンウィ...

_ UkiUkiれいんぼーデイ - 2006/06/15 15:26:57



これを観て思い出したわ〜 “ウォーリーを探せ!”

いやぁ〜それにしても、“レディースデイ”ってこともありましたが平日の初回だというのに、8割くらい入ってたのには驚きましたねぇ[:びっくり:]
ジョディー・フォスターを観に来たのか、デンゼル・ワシントンか、はたまたスパイク・リーの新作ってことでなのか。

予告で観る限りでは“完全犯罪”のクライム・サスペンスで、おまけに出演者がこ〜んなに豪華とあって期待を膨らませてはいたのですが、スパイク・リーの描く“犯罪モノ”というのが、少し引っかかっておりました。

で、その不安が・・・不安通りになっちゃった[:たらーっ:]

発想としては実に面白いですよ〜。
だって人質にも、犯人と同じ格好にさせるんですから。
犯人と人質50人全員が“ジャンプ・スーツに覆面”ですからねぇ〜。
も〜誰が誰やら。。。[:ムニョムニョ:]

すぐにネゴシエーターである捜査官フレイジャー(デンゼル・ワシントン)が現場へ駆けつける。

敵もなかなかの知能犯であり、事態はさらに複雑に・・・。

そして話が銀行強盗の真の目的となったところで、この銀行のオーナーであるケイス会長(クリストファー・プラマー)が隠し持っていた“不法財産=戦争犯罪”が絡んできます。

彼はその事を信頼できるやり手の弁護士ホワイト(ジョディ・フォスター)に、犯人側との交渉をするよう依頼します。


「あのなぁ〜、ココだけの話し“ヤバイもん”が貸し金庫に置いてあんねん。頼むわ〜、ホワイトはん!」

「私にま・か・せ・な・さ〜い! その代わり高いでぇ〜」

この辺りがいささか分かり辛いです。

それに、犯人のラッセルたちがこの会長の隠し財産のことを、いつ、どのように、なぜ知ったのか、などの事には全く触れてなかったように思います。


“完全犯罪”っちゃ〜、ま、そうなんでしょうけど。。。
最後にもーっと鮮やかに、「してやられた〜」みたいな“どんでん返し”でもあるのかと期待していましたが、「へ〜っ、これで終わり・・・?」という、さほど“ひねり”も“どんでん返し”もないラストでした〜[:がく〜:]


私が期待してたのはダリウス警部役だったウィレム・デフォーも、実は犯人と“グル”だった・・・とか。。。
だってねぇ〜、W・デフォーってどー見ても警官の顔じゃ〜ないよね!

K・オーウェンが最後に出てきた所を見た時、某オカルト集団の教祖“朝○ショーコー”が隠れてたのを思い出しました。

J・フォスター、女性弁護士の役はまさにピッタリ合ってたけど、この役って別に彼女じゃなくっても良かったんじゃないでしょうか?


「ちょっと聞くけどなぁ〜、その覆面してたら息しにくいやろ〜? めっちゃ苦しそーやでぇ」

「そやねん、苦しいねんけどなぁ〜、コレしとかなアンタらに“面割れる”やろ〜・・・」

D・ワシントンのフレイジャーっていう捜査官も、な〜んか腹黒そうと言うか、正義感は見せ掛けだけのような、結果的に“出世命”の男だったような。

スパイク・リー監督お得意の“人種問題ネタ”も、それほどキツイものは無く、今までのような小気味良さに欠けていたかなと。

オープニング・タイトルとエンドロールに流れたエスニック調の音楽は良かった〜。

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_ シャーロットの涙 - 2006/06/16 17:22:17

汚職スキャンダルに巻き込まれ名誉挽回をはかる捜査官が意気軒昂として駆けつけた事件・・・マンハッタン銀行を襲った完全犯罪

インサイド=内面、内部・・・中の様子は、すぐにはわからず緊迫した空気がずっと流れる。その辺の心理操作を巧みに操り、見る側も捜査官目線にさせて引きつける。登場人物の状況描写もそれぞれが上手く映像化されているとも思う。

9.11のアメリカが受けた恐怖と猜疑心なんかも上手く絡ませ、犯人と人質の区別をつけにくくしていく発想は面白かった。

暴力描写も直接的なものも少なく、どちらかというと精神的に支配される恐怖心を描いてるようにも見える。
権力への復讐という理由でダルトンは銀行を襲うが、やはり自分もいわれなき権力を行使しているように見えて、肯定はまず出来なかった。

犯人と捜査官の心理的駆け引きに加え、予想外とされるケミストリーを引き起こす女性弁護士の介入で話はまた新たな方向性を示してくるが・・・

まあ途中である程度、次の展開はよめてしまう気も。
取調べシーンが中途で何度かはさまれるが、そこで犯人はわからず終いのラストを予感させる。意外性はまずここで薄れてしまう。

盗聴器の仕掛け、伏線の張り方もちょっと感のある観客ならすぐにでも予想はつきそう。

黒幕とされる人物と弁護士の絡みで、ラストは葬り去られる予感も早々にしてしまう。
汚職警官のレッテルをはがそうとする…出世する為になんとかしようと焦る心理を操る犯人側の策略に私たちも操られてしまうだろうが、やはり題名ですでにネタバレしているように最初からある程度、話のオチも読めてしまうのかな。

一生懸命に掘っていた穴。後でその時の台詞を思い出して、ああそうか…とうなずいたけれど。
内側を覗く穴は一見無いように見えるが、最初から見せているあたりラストの意外性は少なかった気もするし、ジョニー・デップと同じようにクライブ・オーウェンにささやかれても困惑する女性は多そうだ。笑

やはり後味が悪い終わり方がするのもなんとなく気分的にのれない。

子供のゲームもさらに悶々とさせてくれた{/hiyoko_thunder/}
お父さん、あんなゲームを子供のうちからさせてもいいのだろうかね。疑問。

ただ一つだけ個人的に良かったと思えたのが音楽。かなり凝ったスコアだった。
エンドクレジットにはオーケストラメンバーの名前を一人

_ The Final Frontier - 2006/06/17 00:17:37

Clive Owenの無精髭と、ちょっと困ったような表情が大好きです(なんで?)。ってことで、観てきました。 インサイド・マン 狡猾な男ダルトン(Clive Owen)率いる4人の銀行強盗グループが、白昼のマンハッタン信託銀行を急襲、従業員と客を人質に取り立てこもる。事件発生..

_ 観たよ〜ん〜 - 2006/06/17 06:28:29

「インサイド・マン」を観てきました〜♪

マンハッタンの銀行で強盗事件が発生した、犯人グループのリーダーのダルトン・ラッセル(クライブ・オーウェン)は、人質全員に自分たちと同じ格好させ、誰が犯人か解らない状況を作った。フレイジャー捜査官(デンゼル・ワシントン)は、交渉役としてダルトンと接触をするが、事件解決の糸口が見つけられないでいた・・・

_ 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - 2006/06/17 12:11:10

原題:Inside Man
ウォールストリートとブロードウェイの交わるところ、マンハッタン信託銀行のインサイド、内部情報は不明だが、フェイント&完全犯罪の実行・・。



ダイヤも秘密文書も、なぜその情報を掴んだのか不明だが、ダルトン・ラッセル(クライブ・オーウェン)とその

_ カリスマ映画論 - 2006/06/18 23:41:08



【映画的カリスマ映画論】★★★☆☆

 不完全燃焼な・・・完全犯罪劇

 

_ ひらりん的映画ブログ - 2006/06/20 05:03:34

デンゼル・ワシントンとジョディー・フォスター、そしてクライヴ・オーウェン。
ひらりんでも知ってる有名どころが出演してる泥棒ものか。

_ GOOD☆NEWS - 2006/06/21 15:27:10

6月10日から公開の「インサイド・マン」を観てきました。

予告編を観た時に、デンゼル・ワシントン/クライブ・オーウェン/ジョディ・フォスターと言う、主役級のキャストを揃えた作品だったので、「面白いに違いない!」と、期待して観ました。
■ストーリー抜粋≫
【白昼のマンハッタン信託銀行で強盗事件が発生。頭脳明晰な犯人グループのリーダー・ダルトン(クライブ・オーウェン)は、50人の人質全員に自分たちと同じ服を着せる陽動作戦に出る。人質と犯人の見分けがつかない以上、突入は不可能。犯人グループから“型通り”の要求はあったものの、現場は膠着状態に。指揮を執る敏腕捜査官フレイジャー(デンゼル・ワシントン)も、まったく焦りを見せないダルトンの真意をはかりかねていた。そんな中、銀行の会長(クリストファー・プラマー)から“特別”な依頼を受けた女性弁護士(ジョディ・フォスター)が現場に現れる。】

■感想です。≫
映画を観て、「期待通り!」と感じるか、「期待を裏切られた!」と感じるかは、何を期待していたかに掛かってきますが・・・”アクション超大作”を期待して観た人には、「ダイハード」の様なド派手な爆破シーンや銃撃戦が有る訳ではないですから期待はずれ度が高いと思います。でも、派手でアグレッシブな展開が無いと言うだけで、退屈で見応えのない映画と言うものではないですね。

この映画の場合は、「ルパン3世」的なコミカルっぽい(と言っても、「ピンク・パンサー」ほど壊れてはいない)憎めない犯罪者で、一つ一つの場面を追いながら、観客がこの場面が、後にどう繋がっていくのか?と言う、推理を楽しめるスタイリッシュなクライムムービーに仕上がっていると思います。もちろん、現実の緻密な捜査では逃げられないとは思いますが、そこは映画ですから!「それを言っちゃぁおしまいよ!」と言う事で!

話の中心は、銀行強盗団と警察が、銀行内の人質救出の為にやりあうと言う普通にありがちな展開プラス、一人の人間の過去に隠されていたある重大な秘密が絡んできます。そして、表面上は、誰も被害者を出さず、犯罪集団の実像すら警察に暴かれる事なく、殆ど非暴力で完全犯罪を成し遂げてしまうと言う、最近の映画では珍しくバイオレンスシーンは殆ど観られません。

難を言わせて貰うと・・・まずオープニングの音楽が私には理解できませんでした(苦笑)。観た方

_ honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜 - 2006/06/21 20:18:57

人種問題を扱った社会派が得意なスパイク・リー監督が手掛けた、娯楽色の強いクライム・ムービー。

冒頭から緊張感のある展開で、ゾクゾク、どきどきっ!!
ダルトン率いる強盗グループが颯爽と銀行に入り、あっという間に銀行員と客を人質に取るシーンは、惚れ惚れする...

_ ミタマンマ - 2006/06/22 01:31:22

見た日にち:6月19日
見終わった感想:はぁ~頭使ったぁ~!!


【白昼のマンハッタン信託銀行で強盗事件が発生。頭脳明晰な犯人グループのリーダー・ダルトンは、50人の人質全員に自分たちと同じ服を着せる陽動作戦に出る。人質と犯人の見分けがつかない以上、

_ Cold in Summer - 2006/06/22 13:01:57








『インサイドマン』(2006年公開)*試写会





監督:スパイク・リー
出演:デンゼル・ワシントン ジョディ・フォスター


公式HP

『インサイドマン』を試写会で観ました。
スパイク・リー監督って有名ですが、私はあまり観た事ないです。

...

_ よしなしごと - 2006/06/22 23:15:19

 これを見たら銀行強盗の完全犯罪ができるようになるかもしれない、インサイド・マンを見てきました。

_ Rusty's Cinema Complex - 2006/06/23 03:25:49

『Inside Man』
「インサイド・マン」

?
〔About The Movie〕
 完全犯罪を目論む犯人と捜査官、交渉人の心理戦を描いたサスペンス。

?
 主演は「トレーニング・デイ」や「タイタンズを忘れない」、「マルコムX」のデンゼル・ワシントン。共演は「シン・シティ」

_ 金言豆のブログ ・・・映画、本について - 2006/06/23 23:49:28

★本日の金言豆★
本作で脚本家デビューのラッセル・ジェウィルスは、大学でコンピュータ科学を学び、弁護士となり、不動産仲介業で稼いだ資金でヨーロッパや南アフリカの旅に出て、その道中に本作のアイデアを思いついたと

_ ひるめし。 - 2006/06/24 21:51:55

それは、一見誰が見ても完璧な銀行強盗に思われた・・・。
CAST:デンゼル・ワシントン/クライヴ・オーウェン/ジョディ・フォスター 他
■アメリカ産 128分

人質がみんな犯人と同じ格好させられるって設定はおもしろかったんだけど・・・。
つまらなくはないんだけどね・・・キャストが豪華なのに映画本体は地味な印象。
強盗の目的もよくわからなかったし、そんな60年前の昔のコトを掘り起こしても・・・って感じだったし〜。

冒頭の宇梶さんクライヴ・オーウェンは濃ゆかった。

デンゼル・ワシントンおじ様はちょっとぽっっちゃり太っちゃった模様。

ジョディ・フォスターは「フライトプラン」とは180度反対の落ち着いた弁護士役だったけど、別に彼女じゃなくてもよかったような気もしなくはない。

川崎チネチッタにて観賞。
お気に入り度:★★★
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_ 水曜日のシネマ日記 - 2006/06/24 22:37:09

アメリカ・マンハッタンで起こった銀行強盗事件を描いた作品です。

_ 海から始まる!? - 2006/06/29 19:27:54

 スパイク・リーの新作『インサイド・マン』が好動員を見せているようです。
 まだ封切りから2週間だとはいえ、平日の昼の回でもかなりの入りで、最終回は早い時間に満席になってしまう。『マルコムX』(92)ほどではないにせよ、10年以上ぶりのヒットですね。
 ヒットの要因は、デンゼル・ワシントン、ジョディー・フォスターらの豪華出演陣と、内容が銀行強盗を扱った痛快な娯楽作(スパイク・リーによる初めての本格的なサスペンス)であるという触れ込みのせいですね、たぶん。スパイク・リーの名前でお客さんが...

_ soramove - 2006/06/30 07:49:49

「インサイド・マン」★★★
デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョデイ・フォスター主演
スパイク・リー監督

メジャー路線ではない監督が
こんなメジャーな俳優を使った、銀行強盗の映画って
どんなだろう。

冒頭から完全犯罪を示しつつ、
主人公...

_ とにかく、映画好きなもので。 - 2006/06/30 16:41:04


 







 

 この話は、犯人役のクライブ・オーウェンの独白で始まる。

 今、言った事は二度と言わないといいながら、まるで牢獄のような密室で、一人語りを始めるのだ。

 このシーンから、気を抜いてはいけない。

 そして、白昼のマンハッタン....

_ 銅版画制作の日々 - 2006/07/06 22:26:54

「私はダルトン・ラッセル。二度と繰り返さないからよく聞け。私は銀行を襲う完全犯罪を計画し、そして、実行する・・・・・。」という主犯格のダルトン(クライブ・オーウェン)が話すところから、始まります。マンハッタン信託銀行に塗装屋になりすました犯人たちがジャンプスーツを着て、銀行の中へと進みます。そして銀行の中にいた従業員や客を人質にして、立てこもります。急報を受けたのはNY市警のフレジャー(デンゼル・ワシントン)とミッチェル(キウェテル・イジョフォー)そしてこの銀行の取締役会長のアーサー・ケイス(クリストファー・プラマー)です。アーサーはこの事態に狼狽そして言葉を失ったしかし何故か警察に、事態の確認をせず・・・・。まずNYでも指折りの有能な弁護士マデリーン・ホワイト(ジョデイー・フォスター)に依頼。ダルトンたちは、人質全員に同じジャンプスーツを着せます。この服は、犯人と同じものです。犯人か人質か区別できないようにと考えているのです(頭の切れる連中)この完全犯罪にフレジャーたちは立ち向かいますがフレジャー自身、汚職の疑いなどがあり・・・汚名返上のためにも、この事件を解決しなければと意気込んでいます。そして犯人ダルトンは何の目的で、この計画を・・・・。単なる銀行強盗なのか本当の目的は何なのか取締役アーサーは何故弁護士に依頼したのかそして弁護士マデリーンの異常な報酬への執着人の命を巡って、それぞれの欲望や憎しみが・・・・。映画の場面が前後するところもあり、場面展開はなかなか面白いです。犯人探しも大変で・・・。結局犯人は誰なのかが観ている私も分かりにくいです結末はすべて人質解放でラッキーだけど、犯人も逃げちゃうから、いいのか悪いのか要するに強盗目的ではなく、犯人は取締役への復讐なんですよね。詳細が掴みきれませんでしたが・・・。構成的には良かったかななんて思います。そうそう音楽がなかなかいいですインド的な感じです。
          インサイドマン 公式サイト
          デンゼル・ワシントン主演の映画、初めて観ました。アーサー役のクリストファー・プラマーはあの「サウンドオブミュージック」のトラップ大佐役の俳優さんだそうです今も立派な方ですね
         

_ シネクリシェ - 2006/07/10 07:42:08

 自分としては『ジョンQ 最後の決断』以来の銀行襲撃ものですが、完全犯罪ものとしてもかなり秀作の部類にはいるのではないでしょうか。  トリッ

_ PLANET OF THE BLUE - 2006/08/17 01:32:02

これを観たのも6月ですよ^^;
ぼやきはこれまでにしましょうかね・・・。

監督  スパイク・リー

出演  デンゼル・ワシントン  クライブ・オーウェン  ジョディ・フォスター
     
     クリストファー・ブラマー  ウィレム・デフォー  キウェテル・イジョフォー

ストーリー
 マンハッタン信託銀行に4人の強盗グループが人質をとって立てこもった。
 前の事件での汚名返上に燃えるNY市警の男。
 銀行の取締役会長から仕事を請けた弁護士の女。
 強盗犯のリーダー。
 それぞれの思惑が交錯する。


あんまりストーリーを書き過ぎないようにしました...

_ Subterranean サブタレイニアン - 2006/10/26 22:02:13

監督 スパイク・リー 主演 デンゼル・ワシントン 2006年 アメリカ映画 128分 サスペンス 採点★★★ “完全犯罪”を考えようとすると、ツララで刺し殺すとか、氷の銃弾とか、どれもこれも水を凍らせたものばかりしか浮かばないたおです。知的レベルが容易に計り知れますねぇ..

_ ハサウェイのシネマ!シネマ!シネマ! - 2006/11/01 16:19:29

A+  面白い
A     ↑
A−
B+
B    普通
B−
C+
C     ↓
C−  つまらない

『評価』 
B+
(演技4/演出4/脚本3/撮影4/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役4/魅力3/テンポ3/合計37)

『評論』
個人

_ 猫姫じゃ - 2007/01/09 16:21:44

インサイド・マン INSIDEMAN
2006年   スパイク・リー 監督デンゼル・ワシントン  クライヴ・オーウェン  ジョディ・フォスター  クリストファー・プラマー  ウィレム・デフォー
なんて歌ってたの? チェンヤチェンヤチェンヤ?? もうあの...

_ 映画と本と音楽にあふれた英語塾 - 2007/02/17 17:08:48


インサイド・マン
原題: Inside Man (2006)
2006年6月10日 日本初公開
公式サイト(英文): http://theinsideman.net/

ゴウ先生総合評価: B-
  画質(スコープ): A-
  音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-
  英語学習用教材度: A

_ 映画、言いたい放題! - 2007/03/01 01:47:08

監督はスパイク・リー
デンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスターと豪華な顔ぶれ。
そして私の大好きなウィレム・デフォー様が出ているとあらば
観なくてはね。
とDVDで鑑賞。
    
白昼のマンハッタン信託銀行で強盗事件が発生。
頭脳明晰な犯人グループのリーダー

_ 20XX年問題 - 2007/12/10 20:53:13



レビューを更新しました。
レビューを見てみたい方は当HP↓からどうぞ。
Review→映画レビュー、から見れます

_ ジフルは映画音楽札幌グルメ紹介 - 2008/01/05 00:53:54


今回紹介する映画は、デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスターという豪華な出演者で繰り広げられるスパイク・リー監督のサスペンス映画「インサイド・マン」です。
インサイド・マンのストーリーマンハッタン信託銀行で強盗事件が発生。頭脳明晰な犯人グループのリーダーは人質全員に自分たちと同じ格好をさせるという陽動作戦をとり、やがて神経をすり減らすような心理戦が繰り広げられていく。ところが計算し尽くされているこの計画には、信じられないような衝撃的結末が用意されているのだった…。
それでは作品を観た感想を・・・

_ ミーガと映画と… -Have a good movie- - 2008/03/07 19:10:02

インサイド・マン
   詳細@yahoo映画



銀行強盗グループと事件解決に向けて奔走する捜査官、
そして現場に駆けつけた女性交渉人らの心理戦を描いたサスペンス


実はレビュー書かなかったけど以前に1度観てたのでこれが2回目
前回はちょっと分かりにくく、