シネマ日記 雪に願うこと2006/06/11 23:11:47

ネット事業に失敗し全てを失った主人公学(伊勢谷友介)。捨てたはずの故郷だけが、彼の戻れる場所。「ばんえい競馬」の調教師の兄・威夫(佐藤浩市)の元で、引退(サクラ肉になる)を待つウンリユウの世話始めるのだが・・・

農耕馬が橇を引く「ばんえい競馬」。冬の朝の馬たちの姿が、美しい。力の限りを振り絞る馬の体から、霧のように立ち上る水蒸気に、神聖さを感じます。

威夫と厩務員たちの馬に対する深い愛情とお互いの信頼感、威夫と賄い人(小泉今日子)の秘めやかな愛情。足ることを知る人たちの経済的には豊かとはいえないが、精神的に豊かな生活を、そこに見つけるでしょう。

お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★

伊勢谷友介と佐藤浩市が似ていないけれど、新旧の二枚目が兄弟役ということで、しっくりとスクリーンに収まってきますね。

シネプレックス水戸にて

公式HP 雪に願うこと

コメント

_ ミチ ― 2006/06/14 10:31:57

こんにちは♪
ばんえい競馬の全てが魅力的でした。
幻想的な映像も素晴らしかったですね~。
佐藤浩市と伊勢谷君、新旧二枚目かぁ、なるほどねぇ。
佐藤浩市は「陽気なギャング~」とまた別の魅力でさすがだなと思いました。

_ skywave ― 2006/06/15 00:30:56

コメントありがとうございます、ミチさん。
ばんえい競馬とそれに携わる人たちの姿、この作品の最大の魅力ですね。いつくしむように撮られた映像が美しい。

>佐藤浩市は「陽気なギャング~」とまた別の魅力でさすがだなと思いました。
私が見逃してしまった1本です。残念!!

_ miyukichi ― 2007/02/17 14:44:07

 こんにちは♪
 TBどうもありがとうございました。
 よろしくお願いします。

 兄弟がよい感じでしたね☆
 

トラックバック

_ 日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~ - 2006/06/12 23:55:39

帯広で開催されている「ばんえい競馬」について、初めて知ったのは、以前、TVで定期的に放送されていた「ムツゴロウシリーズ」の番組だった気がします。馬といえばサラブレッドと思っていたのですが、ばんえい競馬に登場する馬たちの大きさ、足の太さ、重量感、逞しさに圧倒された

_ 平気の平左 - 2006/06/12 23:56:11

評価:80点{/fuki_suki/}

離婚のショックから2年も立ち直れない小説家志望の男マイルス(ポール・ジアマッティ)と、結婚を前にしてもナンパしか頭にないあまり売れない俳優ジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)の2人旅のお話。

ワインをひたすらおしているので、もっとワインの話かと思っていたのですが、いや、いい話でした。

というか、私が感情移入してしまっただけの話なんですけれども。

しかし、感情移入してしまうダメ男の描写には感服です。

ワインとか街の雰囲気とか、どこかゆるい感じもよかったです。


私は精神的にマイルスにかなり近いので、よくわかる描写でした。

一般的に女と男では女の方が失恋(離婚)からの立ち直りが早いですよねえ・・・

私もまだ何とかなるんではないかと心のどこかで思っていて、もう完全に区切りがついている女を見て、さらにショックを受けたりしました・・・

ただ、マイルスと私の違いは、私は立ち直らなくてもとりあえず動いてみる、という感じでしょうかね。

その点では、ジャックに近かったりもします。


あ、あと私が感情移入したのはジャックに近い、どーしようもない懲りない男が友達にいるからなんですよねえ。

私もマイルス同様、ジャックに振り回されつつ、一緒に遊んだり、尻拭いをした経験があります。

あーゆー、そこそこモテル男というのは、男に対しても何か頼むのが上手いんですよねえ。

そして、本命の彼女を失いそうになると(または失った場合)、自分が本命の彼女ほったらかしで遊んでいたくせに、すごく取り乱したりするんですよ。

何度か目の当たりにしてますが、あの感覚がいまだにわからん。

そんな凹むなら大事にすりゃいーのに!

まぁ、やつらは何度やっても学習しないのですが・・・


ということで、こんなダメ男2人は皆さんの周りにいるのでは?という映画でした。

私はマイルスの気持ちがよくわかります。

そして、仲のよい友だちに2人ほどジャックがいるので、ジャックのこともよくわかります。

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_ カノンな日々 - 2006/06/13 00:03:21

台風一過の眩しい青空、夏を思わせるような暑さの5月の日曜日に、何で雪国が舞台の映画なんでしょうか?(笑) 昨年の第18回東京国際映画祭で見事グランプリを受賞した作品です。私にとっては○○受賞作とか特にどーでもいいんですけど、受賞した瞬間に立ち会って、佐藤浩市....

_ 平気の平左 - 2006/06/13 00:04:02

評価:65点

雪に願うこと

東京国際映画祭4冠ということで、正直、期待しすぎた感じがありますね。

いい作品だとは思うんですが、綺麗過ぎると言うか、なんと言うか・・・


佐藤浩市の演技はさすがで、男優賞もうなずけます。

田舎の不器用なおっちゃんを上手く演じてました。

北海道の景色も,ばんえい競馬の魅力も十分に伝わるものがあります。


ストーリーも結構ベタでシンプルなつくりになっていて、それなりに良い感じです。

しかし、ベタなのはよいのですけど、ちと平板だし、綺麗過ぎるんですよね。

綺麗ごとを言い過ぎるというか。

あまり綺麗ごとを言われると、ひねくれ者の私は、「そうかあ?」って思ってしまうんですよね。

一番引っかかったのは、「勝負は勝ち負けだけではないでしょう?」という主人公のセリフ。

何を甘い綺麗ごとを言っているんだ?と。

色々と誤解を招くのを承知で言いますが、「勝負」という熟語の漢字から考えても、勝ちと負けしかないって言う話ですよ。

とくに賭け事の世界では。

負ければ馬肉になるばんえい競馬の世界でよくそんなことがいえると思いますよ。

で、結局、勝ち負けだけではないところがわからなく終わるのもあまり納得いかないですし。

最後も、「勝ち負けだけではない」と言ったからには、勝ち負け以上のものを見せていただきたいものです。

勝ってハッピーエンド!じゃねえ・・・


まぁ、若干ひねくれてしまいましたが、それなりにいい映画だとは思いますよ。

_ 水曜日のシネマ日記 - 2006/06/13 00:27:41

東京で事業に失敗したひとりの男が、故郷の北海道・帯広で厩舎を営む実家へ帰り、そこからの人生の再生を描いた物語です。

_ シャーロットの涙 - 2006/06/13 00:54:20

東京国際映画祭でグランプリ、監督賞、最優秀男優賞、観客賞の四冠を受賞・・・

もとは農耕馬だったという輓馬(ばんば)たちが数百キロ以上もあるソリを曳きながら障害を越える、北海道の開拓精神が生んだレース“ばんえい競馬”

息が白く立ち上るその映像からは、北海道の冬の厳しい寒さが伝わってくるような空気の緊張感を感じた。雪の白さが人の肌をより綺麗に魅せる。

そして馬がまたかわいい。
競技の時はたてがみを編むのね。普通のサラブレッドより大きくて体重も1トンを越すらしい。人になつく様や怒るシーン、競技中も何度も撮り直したりきっと大変だったろうに…

矢崎学を演じた伊勢谷友介 、演技は硬いなあ。いつもあのような感じなんでしょうか。挫折して13年も音沙汰なかった故郷に戻ってくる役柄でしたが、どうも社長っていう雰囲気を持つ青年には見えなくて話の説得力に欠けたかな。

過去の描写が一切映像ではなく台詞のみだから、どうも現在に至るまでの学という人物像が薄く感じた。だからどうも我儘なちょっと嫌な奴に見えてしまってもったいない。母に自分を認識してもらえなかった時の動揺した感じは、唯一心にぐっときたけれど。

他のキャラクターに関しても同様で、過去の描写はまるでない。でもそこがキャリアの分かれ目なんだろうか…佐藤浩市、小泉今日子、山崎努 、草笛光子、津川雅彦、香川照之、椎名桔平など豪華実力派揃いで、存在感はどのお方も抜群。

ばんえい競技の躍動感はかなり感じたし、そこに見るエネルギーはパワフルで、一歩一歩進むその姿が人生そのものを表すかのようなものを感じた。これは演技としては馬達にも賞をあげたいくらい。{/kirakira/}

自分の居場所をなくし、その喪失感を抱き帰って来た青年がまたスタートラインにもどる設定。流れとしては多少次のシーンを予測できてしまう所が少しあっけないけど、家族の在り方を考えさせるような意味もこめて話は流れていく。

兄の威夫(佐藤浩市)の静かな父性ある演技に、北海道の自然の厳しさや懐の広さ、大地の暖かさなんかを感じて、彼の今までのイメージが少し私の中で払拭できたかな。

「雪に願うこと」・・・何を学は願ったのだろうか。テーマ性も個人的に消化しきれずに余韻を引きずる…{/hiyoko_cloud/} 

_ やっぱり邦画好き… - 2006/06/13 03:48:30

 公式サイト



映画 『 雪に願うこと  』 [劇場鑑賞]


2005年:日本   【05月20日ロードショー】 [ 上映劇場 ]

監 督:根岸吉太郎
原 作:鳴海章 「輓馬 」
 鳴海 章 輓馬



[ キャスト ]
 
伊勢谷友介
佐藤浩市
小泉今日子
吹石一恵
香川照之
小澤征悦
椎名桔平
津川雅彦
でんでん
山本浩司
岡本竜汰
出口哲也
草笛光子
山崎努


傷ついた心 北海道の大地の上、

人のぬくもりに触れ、また、歩き出す…。


輓馬が重いソリを曳きながらきつい障害を2度越えていく
ばんえい輓馬。観る者は思わず引き込まれ、自分の人生を
重ね合わせていく。
主人公・矢崎学は都会の虚栄に憧れ一度ふるさとと家族を
捨てた男。その学が東京で挫折し、故郷で厩舎を営む兄・威夫と
不器用に対峠する。極寒の北海道、馬の吐く真っ白な息、
13年ぶりに再会する母、厩舎の人たちとのふれあい……。
厳しいながらもいのちに囲まれ、地に足をつけた暮らしの中で、
学は自分の弱さを直視し、再生へのきっかけを掴んでいく。
「やり直したい、まだやり直せる……」
(チラシより)



《 感 想 》

とても安定感といいますか、地に足がしっかりついた映画だとおもいました。それは北海道の大地をしっかり踏みつけているように…。

日の出前の湯気が立ち上る中で馬たちを調教している風景がとても美しくて印象的です。
北海度で直向に生きている兄と事業に失敗した弟。物語の前半は事業に失敗したにも関わらず現実を見つめることができない弟を伊勢谷サンの嫌味?な演技で見事に表現していました。そして1頭の馬ウンリュウと出会い、ウンリュウと自分を重ね合わせ、心が通い始めた後は、雪解けのように弟の心が解け始めて、人間的に成長していく姿が描かれています。
その弟支える兄は馬のことが何よりも1番でとても厳しい兄を佐藤浩市サンがとてもハマリ役でした。ちょっと海猫での兄役を思い出してしまいました。
雰囲気がちょっと暗めの映画なのですが、そこを山本浩司サンがアホ役でうまく調和させてくれています。

物語りも映像も演技、演出もとてもしっかりしていてリアリティもあって良い映画だと思います。強烈に心に突き刺さるような映画ではないですが、じっくり味わいながら見れた映画でした。


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_ ミチの雑記帳 - 2006/06/14 10:33:24

映画館にて「雪に願うこと」

北海道特有の障害物レース“ばんえい競馬”を舞台に、人生に挫折した青年の再生や兄弟の絆を描く。

東京で事業に失敗した学(伊勢谷友介)が向かった先は捨てたはずの故郷。“ばんえい競馬”の調教師をしている兄(佐藤浩市)の元で働かせてもらう事になる。

この映画の一番の魅力は“ばんえい競馬”かもしれない。なんせその全てが珍しい。早朝の調教シーンで馬の吐く息が白く、身体から湯気の上がる様子が幻想的なまでに美しい。

学は多分誰にも感謝などしたことなど無く、世間を見返そうという意気込みだけで生きてきたのだろう。親戚知人に迷惑をかけても謝罪の言葉すらなかった学には同情の余地は無いなと思った。けれど、その学が変化していく。厩舎で真っ先に寄り添ってくれたのはウンリュウという馬だった。馬刺し行き(処分)の決まったウンリュウに自分を重ね、調教していくうちに心を通じ癒されていく。学の心がどんどん柔らかくなっていくのが分かる。厩舎の仲間ともだんだん打ち解けあい、調教の甲斐あってウンリュウはもう一度レースに出るチャンスをもらう。学はこの地で第二の人生を調教師として生きていくのだろうか?と思ったけれど、学の選択した道はそうではなかった。

また、厳しい事を言っても心の底では弟の事を心配し弟の再生に力を貸してくれた兄の存在とはなんてありがたいものだろう。

小泉今日子が賄い婦をやりつつ水商売もしているという役。キョンキョンは何やってもチャーミングでどちらも似合っていた。
屋根の上の“願い事の雪玉”のエピソードはちょっといい。
よくありがちな再生物語だけど重過ぎず北海道の自然も美しく普通に良い映画だと思う。(あ、この映画にはもれなく伊勢谷君のお尻がついてきます)


ということで、ミチ的堪能度 ★★★☆

_ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! - 2006/06/18 15:17:17



傷ついた心を抱いて、帰ってきた故郷

輓馬(ばんば)の厩舎を営む兄

13年の空白の中で、見失った大切なもの



傷ついた心
北海道の大地の上、
人のぬくもりに触れ、
また、歩き出す・・・。




_ 算命学NEWS(ブログ) - 算命学 天中殺 占い相談 運命鑑定と通信講座 - 2006/06/19 21:18:08

自然法算命学が亀梨和也さんと小泉今日子さんを占いました! 亀梨和也さんと小泉今日子さんの熱愛が報道されましたので、相性を占ってみたいと思います。

_ CinemA*s Cafe - 2006/07/29 10:04:00



http://www.yukinega.com/

東京でIT企業を起こしていたらしい弟が、挫折し、傷心でふるさとの北海道へと戻ってきたところから始まるこのお話。
13年間連絡をとっていなかった兄との再会。どんな風の吹き回しだと

_ 八ちゃんの日常空間 - 2007/01/27 20:44:02

YUKI NI NEGAU KOTO
[TOHOシネマズ六本木ヒルズ/ART SC/TOHOシネマズ セレクト2006年 邦画傑作選]
公式サイト

『傷ついた心 北海道の大地の上、人のぬくもりに触れ、また、歩き出す――。』
映画が終わってびっくり。ベビーカーを押したヤンママの数の多さ。ロビーに....

_ miyukichin’mu*me*mo* - 2007/02/16 01:10:09

 映画(DVD)「雪に願うこと」
        (根岸吉太郎:監督)

 

 事業に失敗し、故郷である北海道・帯広に帰ってきた学(伊勢谷友介)は、
 「ばんえい競馬」の馬を世話している兄(佐藤浩市)のもとで、
 ともに馬の世話をすることになり――。

 いやー、のっけから、びっくりしました。
 何がって、主演の彼の、あまりの下手くそさに・・・。{/face_ase2/}

 あ、いえ、ただけなしたいわけじゃないんです。
 ここ半年のうちに伊勢谷さんの出ていた映画をいくつか観ていて、
 「嫌われ松子の一生」、「鉄コン筋クリート」(声のみ)、
 「ハチミツとクローバー」で、けっこう好演してたんですよ。
 とくに、「ハチクロ」では、独特の存在感が
 かなり印象に残ってて、なかなかよかったんですよね。
 なので、まさかその少し前までこんなに下手だったとは!(しつこい!)

 とはいえ、「都会から出戻ってきた田舎の青年」には
 ちゃんとなりきっていたし、
 立ち直っていく様子も等身大に見せてくれて、
 うん、悪くはなかったですよ。
 台詞回しがひどかったのは、まぁおいといて(笑)

 佐藤さんは、やっぱりめちゃめちゃカッコイイ!{/kirakira/}
 そして、上手い!(笑)
 どっしりしていて、全体を引っ張ってる感じ。
 あと、ふっきー(吹石一恵ちゃん)がカワイかったです。

 ところで、「ばんえい競馬」を見たのは
 (映像越しでしたが)これが初めてでした。
 存在自体は、以前Aki_1031さんのブログで紹介されていたのを
 拝見したことがあって、興味あったんですけどね。
 映画のなかではあったけど、普通の競馬とはまた違って、
 スマートじゃないところがかえって魅力というか、
 なんかすごく身近で親しみやすいイメージでした。
 機会があったら、ナマで見てみたいな {/onpu/}


   

_ Sweet* Days - 2007/04/17 10:18:32

雪に願うこと プレミアム・エディション


監督:根岸吉太郎 CAST:伊勢谷友介、佐藤浩一 他

STORY:東京で事業に失敗した学(伊勢谷友介)は、兄や母親のいる故郷の北海道、帯広に帰ってきた。そこでは兄、威夫(佐藤浩一)がばんえい競馬の馬の世話をしていた・・・・
東京国際映画祭グランプリ他 受賞

東京映画祭で四冠を獲ったって事でかなり期待した見ました。
何て言うかなぁ・・・大きく感動するって言うのではなく、ジュワンと来る・・って感じ。
内容は、故郷を捨てるように東京に出ていって失敗した主人公の人生再生ストーリー。
故郷の雪景色や木訥とした人達、そして勝敗だけ...