シネマ日記 戦場のアリア2006/06/07 21:53:03

第一次大戦のクリスマス・イブ。戦争の最前線で起こった奇跡。それは兵士たちのクリスマス・キャロルをきっかけに、成しえたフランス軍、スコットランド軍、ドイツ軍のクリスマス休戦、事実に基づいた物語です。

音楽とは、心のなかにある「人間性」を呼び覚ます扉。主義、主張、宗教、国境を超えた’その扉’に鍵をかけられない。

敵国の人間を同じ人間と認識する。たったそれだけで、戦争の無意味さが理解できる。しかし、それが出来ない人間の愚かさ。そして、それが出来た時、奇跡して語り継がれる。

戦場に兵士送る人と、戦場で戦う人。戦争の本当の敵は、敵国の兵士ではなく、戦場へ兵士を送る人たち。聖戦を口にして兵士を送り出す司祭の言葉の、なんとむなしいことか。

お勧め度 ★★★★★ 私の満足度 ★★★★★

こんなにいい映画なのに、上映がある都道府県が23しかないとは、寂しいかぎり。ちょっと遠くでも足を延ばし、ご覧下さい。     シネプレックス水戸にて

公式HP 戦場のアリア