シネマ日記 ゲド戦記 ― 2006/08/02 22:36:32

子供には難しく、大人には、物足りない。
私は、ダビンチ・コードの轍を踏んでしまいました。元ネタを知っているという前提で、作られています。原作の内容を知らないと、この物語の背景がわからないために、常に「なぜ?」という疑問が付きまといます。
現代にも通じるメッセージを含んだセリフの数々に、考えさせられますが、誰に向かって訴えているのかが、疑問に感じました。大人に向けてなのか、子供たちなのか?。「観ている人、全員に」なのでしょうが、それでは、かえって伝わってこない。
ジブリ作品、観客(私?)の期待が大きすぎるのでしょう。そんな感想を持ってしまいました。
お勧め度 ★★ 私の満足度 ★★★
7/30日に茨城大学公開講座で、ジブリのCG監督片塰満則氏の講義を聴講。アニメの表現技術について、10時から17時まで。もののけ姫、千と千尋、ハウル・・・を例に、たっぷり教えてもらいました。アニメの奥の深さに、素直に驚きました。
TOHOシネマズひたちなかにて
公式HP ゲド戦記
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