愛について、東京2006/08/13 18:40:56

いま、水戸リードシネマでは、茨城出身の柳町光男監督の作品を9月29日まで、連続上映しております。「愛について、東京」・「さらば愛しき大地」・「BLACK EMPEROR」・「火まつり」・「カミュなんて知らない」の5作品を2本立てにして、1300円です。今回は、「愛について、東京」と「さらば愛しき大地」の2本立てを観ました。

1992年の作品、「愛について、東京」。 中国人留学生、日本育ちの中国人少女、日本人のパチンコ店経営者の3人の三角関係の話なのですが、「差別」という観点から日本を描いています。日本人と中国人という差別に加え、映画の最初のシーンは、牛の屠殺場。日本の中の差別も、暗示しております。

日本人監督が中国人留学生を通して、東京の一面を映し出す。

お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★

「さらば愛しき大地」は、私だけ。「愛について、東京」は観客4名。柳町監督の映画、ちょっと重いけど、いろいろに読める作品たち。是非、リードシネマに!