シネマ日記 嫌われ松子の一生2006/06/06 20:47:10

まさに、下り坂を転げ落ちる人生。こんなに暗い話だとは、思っていませんでした。予告編はミュージカル仕立ての下妻物語風だったので、軽めに楽しむつもりだったのですが・・・

世の中に偶然はない、必然だけだ。そうすると、松子の場合は、不幸になるのが必然、運命なのか?

絵に描いたように不幸の底に落ちていく。最初のボタンの掛け違い。しかし、考えてみれば、将棋のプロたちは50手、100手と先を読んで、将棋を指している。不幸という結末の人生は、案外最初の2,3手で、決まっているのかもしれません。

ラストの夜空が美しい。人間の切なさを、ポップにアレンジ、日本版ダンサー・イン・ザ・ダーク的この「暗明るい??」テイストをご賞味ください!

お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★

私のお気に入りの歌手のひとり、マイケル・ブーブレのfeeling goodが使われており、感激。アマゾンでit's timeで検索、輸入版があり、試聴できます。

TOHOシネマズひたちなかにて

公式HP 嫌われ松子の一生

コメント

_ ミチ ― 2006/06/07 18:00:37

こんにちは♪
TBありがとうございました。
>不幸になるのが必然
ってあまりに酷すぎますよね~。
ほんのちょっとした選択ミスで不幸の階段駆け下りちゃうこともありうるわけで、それを思うと怖いです。
原作は「暗い」一辺倒ですが、映画は「暗明るい」で別物になっていました。

_ skywave ― 2006/06/07 21:13:40

こんにちは、ミチさん。
気軽に観にいったら、深く考え込んでしまった映画となりました。
>原作は「暗い」一辺倒ですが、映画は「暗明るい」で別物になっていました。
そうですか、原作を読む価値がありそうですね。

_ でんでん ― 2006/06/16 06:27:41

こんにちは。
トラックバックありがとうございます。

>日本版ダンサー・イン・ザ・ダーク的この「暗明るい??」テイストをご賞味ください!

そうかぁ。これは「ダンサー・イン・ザ・ダーク」だったのかと今になって納得しています。ただそうなるとボク的にあの作品はペケだったので...でもこの作品は根アカだから好きですけどね(^^ゞ

_ skywave ― 2006/06/16 21:16:36

でんでんさん、コメントありがとうございます。
>でもこの作品は根アカだから好きですけどね(^^ゞ
嫌われ松子は根アカが暗くなって、ダンサーは根クラが明るくなった。なるほど、そう言えますね。私はどちらも気に入ってます。

トラックバック

_ きょうのあしあと - 2006/06/06 22:59:04

「不幸って何?」
監督:中島哲也
原作:山田宗樹
出演:中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、市川実日子、黒沢あすか、ゴリ、武田真治、荒川良々、劇団ひとり、マギー、谷原章介、竹山隆範、甲本雅裕、片平なぎさ、他
公式HP:http://kiraware.goo.ne.jp/
鑑賞:TOHO Cinemas Kawasaki

■ストーリー
18歳。東京でひとり暮らす笙(瑛太)は、ミュージシャンへの夢も諦め自堕落な生活を送っていた。ある日、父親の紀夫(香川照之)が、伯母・松子の死を知らせに来る。聞かされていなかった伯母の存在、そしていきなりの死。松子の遺品を整理するうちに、彼女の生きた道が一つ一つ明らかになってゆく。

_ 京の昼寝〜♪ - 2006/06/06 23:06:50

松子。人生を100%生きた女。
■監督・脚本 中島哲也■原作 山田宗樹(「嫌われ松子の一生」幻冬舎文庫)■キャスト 中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子、黒沢あすか、柄本明、木村カエラ、蒼井そら、柴咲コウ□オフィシャルサイト   『嫌われ松子の一生』 福岡県の大野島で産声を上げた川尻松子(中谷美紀)は、幼い頃からお姫様のような人生を夢見る少女。 生徒に人気の中学教師に成長した彼女だったが、修学旅行中、問題の生徒・龍(伊勢谷友介)が窃盗事件を起こしたことから、人生は一転。 セクハラ教頭に職を追われた彼女は、妹・久美(市川実日子)の制止を振り切り、家を飛び出してしまう。 彼女の転落人生はここから始まった。  おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)  cyazの満足度⇒★★★☆ 「う〜ん、中島監督よくやった〜」って感じで、原作のもつ味わいは消さず、かといって中島ワールドにドップリ浸れる作品に仕上がっていた そもそも原作に忠実に描かれるとは思っていなかったし、また忠実に描くことは無理だと思っていた この作品は原作とは別のものとして、『下妻物語』で観せてくれた独特の世界観を持つ中島監督の解釈を観てみたかった。 観始めから、観終わるまでの間、原作の味わいを損なわず、且つ中島監督流のテイストで気持ちのいい形に適度にドフォルメされ、思いのほかエンターテインメントな作品に仕上がっていた この作品、間違えば重松清著の『疾走』のようにかなり重い作品で、SABU監督をして映画化されたものの原作の持つ本来の味わいは描ききれなかった 本作もまた原作の内容は互いに相似している部分が多かったため、同じ轍を踏むといやだなぁとはどこか脳裏の片隅にあったのだが・・・。 しかし、僕に原作を読んでみればと薦めたかみさんも、原作の導入部を読んだだけで本作を観ることになったが、観終わったあと、面白かったと言っていた。 そう、原作を読まなくても結構面白い作品に仕上がっていたためだ。 松子を演じる中谷美紀は前述した『疾走』でも、主人公に絡むやくざの女アカネを演じていたが、それはとても原作のハードさとは程遠い演技だった。 松子についても原作はかなりハードだが、中島監督は彼女の心情をサラっと描くことで、映画全体のトーンを鮮明な色で映し出していた。 彼女自身が女優を辞めたいと思ったほどのものは、スク

_ カノンな日々 - 2006/06/06 23:46:52

レディスデイということを差し引いても平日の昼間の回にしてはけっこうなお客さんの入りで、しかもこの作品にはあまり似つかわしくないような年配の女性も多くてちょっとビックリ。逆に男性はほんの数人しかいなくて、もしかしてコレは女性映画なのかもと思ってしまうくらい....

_ 犬も歩けばBohにあたる! - 2006/06/07 00:07:31

「嫌われ松子の一生」 タイトルだけでキョーレツである。 本屋で平積みされている

_ 平気の平左 - 2006/06/07 00:09:35

評価:70点

嫌われ松子の一生

いや、すごいエンターテイメントしてましたね。

映像もすごいポップで斬新ですし、どこまでも暗くなってもおかしくない場面をミュージカルにすることで、楽しい雰囲気にしてしまう。

「深夜のサスペンス」(だっけ?)とか、色々名前をちょこちょこ変えて、火曜サスペンスみたいなドラマを、片平なぎさを出演させて作ったり、小ネタもわすれません。

所々笑えますし、さらには、評判どおりのホロリとさせられ、泣いてしまいました。

これだけエンターテイメントに徹して、魅せる手腕には脱帽です。


さらには中谷美紀の演技も体当たり!

昔は全然そんなイメージはなかったんですが、いい女優さんになりましたねえ。


ただ、原作が原作だけに根底の暗い部分はどうしようもありませんね。

実は、原作は昔ちょっと読んだのですが、学校を辞めるあたりで、投げ出してしまいました。

こんなテンションで、不幸がずっと重なっていくかと思うと嫌になってしまって。

なんか原作は途中でやめてしまったからわからないんですが、少なくとも映画は、暗いだけでその先にカタルシスがないんですよね。

ああ、そういう可愛そうな人がいるね。で、どうしたの?

って感じ。

父に愛されない確率×学校を首になる確率×刑務所に入る確率×・・・・=

って感じに考えると、天文学的に低い確率で、不幸が重なっただけなんですよね。

自分に起こるはずもないし(そりゃ男だから当たり前なんだけど)、どこか他人事になってしまうんですよね。

しかも、原因はボタンの掛け違えみたいなものですし。

で、「松子は神様みたいな存在だった」というのも「人に何をしてもらったかよりも、人に何をしてあげたか」というのもどうにも共感できない。

別にそんな大層なものではないでしょう、と。

偶然、そうなっただけなんじゃないの?って感じがしてしまいます。

暗いだけで、その先には何もない感じがするんですよね。

あの暗さをここまでにする手腕はすごいと思いますが、もう少しテーマが深い作品、または明るい作品の映画化をした方が良かったのではないかという気がします。

私は暗いだけの話はちょっと苦手なので、イマイチ合いませんでした。


はー、一気に3本もレビュー書くと疲れますね。

_ ネタバレ映画館 - 2006/06/07 00:10:43

 波乱万丈転落人生、でも松子は神や天使のような存在。だって相手の男が、クドカン、劇団ひとり、荒川良々etcだもん・・・恋なんて嘘だな・・・

_ ラムの大通り - 2006/06/07 00:27:15

----『下妻物語』の中島哲也監督の新作。
前作が大絶賛されただけに注目度も高いよね。
「う〜ん。これはある意味、スゴい問題作だね。
どう評価していいのか、
一言で言えばこんな映画観たことがない。
これまで彼が豊川悦司&山崎努の卓球対決(『サッポロ黒ビール』)など、
CMで培ってきたいろんな手法がすべて織り込まれている。
最初のうちはそれらCGを駆使したポップな映像、
それでいながら登場人物の感情、
ストーリーもきちんと押さえている独特の語り口に、
『おっ、さすが中島哲也。やるじゃない!』と思っていたんだけど……」
----ん?歯切れよくないニャあ。
「本筋に入る前に
観ている時のぼくの感情の変化を話すと……
『さすが中島哲也。この調子でどんどん作ってくれ→
中島哲也どこまで行くんだろう?→
ちょっとやりすぎでは?→
ふう〜、疲れた……。』
という感じだね」
----あらら。それはなぜ?
「とにかく、物語が悲惨すぎる。
それでも最初のうちはミュージカル風の語り口や
精緻を極めた丁寧な画作りに
『そうだよ。これだよ』と頷いていたんだけどね。
でも途中から、
あまりにも壮絶な松子の人生が
話法を超えてスクリーンを支配する」
----どういうお話なのか、簡単に教えてよ。
「主人公は川尻松子(中谷美紀)。
歌が上手な中学教師として生徒にも人気のあった彼女は
ある事件がきっかけで20代で教師をクビになり、エリートから転落。
家を飛び出しトルコ嬢(今で言うソープ嬢)に。
やがてヒモを殺害して刑務所に入り、
最後には何者かに殺されてしまう。
物語はその松子の華麗な(?)男性遍歴と生きざまを
甥である川尻笙(瑛太)がたどる形で描いてゆく。
しかも、それは時おり松子本人の言葉で語られるんだ」
----えっ、松子は死んでいるんでしょ。どういうこと?
「実は彼女は、ある形で自分の人生を語っているモノを残していた。
原作にもあるのかもしれないけど、
ここの持って行き方は巧かったね。
脚本的には申し分なし。
映像の方も、あらゆる映画の記憶を
その映像や手法を含めて映画に織り込んでいる。
タイトルからして
60年代のシネラマで観たような叙事詩映画の書体だしね。
彼女の子供時代はディズニー映画のように
その周りをアニメの小鳥たちがさえずり、花が咲き乱れる。
かと思えば、刑務所のシーンでは『シカゴ

_ ノラネコの呑んで観るシネマ - 2006/06/07 02:20:18

中島哲也はCMの世界の巨匠である。
業界には彼を崇拝している人も多いし、実際素晴しい仕事を多く残している。
長編映画三作目となった前作、「下妻物語」もエキセントリックな映

_ 我想一個人映画美的女人blog - 2006/06/07 02:40:11

"嫌われ松子"の転落人生をギュッと凝縮した130分!
試写にてちょっとだけ早く観てきました{/kirakira/}
面白かった〜{/onpu/} {/onpu/}
長さなんて全然感じさせないほどテンポ良く魅せる{/kirakira/}

原作は同名の山田宗樹のベストセラー本。

嶽本野ばら原作のハイパーパワフルな乙女の友情を描いた
「下妻物語」を映画化した、中島哲也監督の新作。

主演には、原作の大ファンで
「松子を演じる為に女優になった」発言までした中谷美紀
松子になりきった {/hakushu/}

ヘン顔もサイコ〜♪



前回同様、CGを使ったポップでカラフルな映像{/kirakira/}{/kirakira/}
{/kirakira/}キラキラしてて、時にメルヘンチックで時に乙女ちっく{/kirakira/}
そして時に、昭和の時代を映したノスタルジック{/hikari_blue/}{/hikari_blue/}

前作同様、
ミュージシャンやコメディアンなどの濃〜い面々がちょこっとづつ出演!
み〜んな、ハマってる☆

お笑い番組あんまり見ないので詳しくないけどゴリとか、
スゴいキャラ。(メイクと入れ墨が 笑)

劇団ひとりとか、、、

「下妻」にも出てた荒川良々とかいう人とか、、、

謎のチンピラ、武田真治とか、、、


突然、死んだ松子おばさんの部屋の整理をするハメになる甥っ子

瑛太くん(初めて観たケド)も、普通っぽくて良かった{/hikari_blue/}{/hikari_blue/}
他にも沢山☆☆

歌良し{/atten/}
テンポ良し{/atten/}
キャスト良し{/ee_1/}

"嫌われ松子"というより、男運なし松子の一生?
と思ったら、そこには父や妹との、思うようにいかない満たされない愛もあって、、、

意外にもホロリとさせられた{/namida/}


松子の、その時々の心情が歌と踊りとなり、突然ミュージカル風になる。


刑務所で過ごした時間と、親友との出逢いは1曲の歌で表現{/kaminari/}
ココも良かったなぁ〜{/hikari_blue/}{/hikari_blue/}


個人的に気に入ったのは、そのキラキラした{/kirakira/}映像もだけど
あらゆる松子の登場シーンではお花が出てくるところ{/heart

_ Akira's VOICE - 2006/06/07 10:35:10

色彩豊かに歌い上げる人間への愛に満ちたドラマ!

_ Cold in Summer - 2006/06/07 12:51:10








 映画 vol.59 『『嫌われ松子の一生』』※舞台挨拶付試写会


監督:中島哲也(「下妻物語」)
出演:中谷美紀 (あんどう)瑛太!! 


公式サイト

◇BONNYPINKさん 舞台挨拶





曲のイメージとはほど遠い、どちらかといえば大人しいお...

_ *アンチハリウッド的* 映画論 - 2006/06/07 13:13:40

公式サイトはコチラ→


【制作年】2006
【制作国】日本
【監督・脚本】中島哲也
【原作】山田宗樹
【鑑賞場所】ユナイテッドシネマキャナル
【主なキャスト】
○中谷美紀(川尻松子)
○瑛太(松子の甥:笙)
○伊勢谷友介(松子の教え子:龍)
○香川照之(松

_ ミチの雑記帳 - 2006/06/07 18:01:01

映画館にて「嫌われ松子の一生」

山田宗樹の同名小説の映画化。松子のあの壮絶な転落人生をここまでエンタテインメント作品にしてしまうとは驚いた!原作からはタイトルと話の流れのみを借りてあとは中島監督の脚色によって別印象に仕上がっている。

ケバケバしい色の映像、画面手前にはいつも花が添えられ、安っぽいミュージカルの舞台まで登場する。そんな中で語られるのは松子の不幸のてんこ盛り。教師にまでなった人なのに、最初の「修学旅行窃盗事件」での行動は理解できなくてあっけに取られてしまうけれど、とにかく中島監督のテイストを受け入れようとここで頭のスイッチを切り替えねばならなかった。
松子は全編「ひとりぼっちよりはまし」といって誰かを愛し傷つき、また愛するという人生を送る。そんな松子を愛せるかどうかだけど・・・うーん、私にはちょっときつかった。
とても登場人物が多く、クドカンや劇団ひとり、荒川良々、そしてテレビドラマの中の人・片平なぎさなどがイイ味を出している。
まるで昭和大全集のように天地真理や五輪真弓の歌、昭和の大ニュースがテレビから流れてとても懐かしくなった。

映画を終わった時にとても目が疲れていたのはハシゴのせいじゃないと思う。

ということで、ミチ的堪能度 ★★★

_ 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - 2006/06/08 01:36:10

昭和22年福岡で生まれ、男に恵まれず堕ちて53年の生涯を荒川の河川敷で閉じた一人の女性。山田宗樹の小説"嫌われ松子の一生"の映画化。



川尻松子(中谷美紀)、物語は松子の生涯に興味を抱いた甥(瑛太)が、彼女に成り代わり一生を回想するように進む。・・家族

_ ヒューマン=ブラック・ボックス - 2006/06/08 19:49:43













ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(137) 嫌われ松子の一生-生きること、愛すること。

三人兄弟の長女。
真ん中は男、末っ子は病弱な女。
こんなきょうだい関係なら、長女は父親から顧みられることが少ないだろうということ....

_ CINEMANIAX! - 2006/06/08 21:03:31


【新宿ジョイシネマ】
昭和22年、福岡県大野島に生まれた川尻松子(中谷美紀)。お姫さまのような人生を夢みる明るい少女時代を過ごし、やがて中学校の教師となる。しかし、ある事件が原因で20代でクビに。その後、愛を求めて男性遍歴を重ねるたびにますます不幸になってゆく松子。いつしかソープ嬢に身を落とし、果ては同棲中のヒモを殺害して刑務所に服役してしまう…。...

_ やっぱり邦画好き… - 2006/06/09 09:37:26

 公式サイト



映画 『 嫌われ松子の一生  』  [劇場鑑賞]


2006年:日本  【5月27日ロードショー】 [上映劇場 ]
監 督:中島哲也
脚 本:中島哲也
原 作:山田宗樹


 山田 宗樹 嫌われ松子の一生



[ キャスト ]

中谷美紀
瑛太
伊勢谷友介
香川照之
市川実日子
黒沢あすか
柄本明

木村カエラ、 谷中敦、 蒼井そら、 劇団ひとり、
柴咲コウ、 大久保佳代子、 片平なぎさ、 BONNIE PINK、
本田博太郎、 濱田マリ、 奥ノ矢佳奈、 武田真治、
ゴリ、 木野花、 榊英雄、 荒川良々、
マギー、 渡辺哲、 竹山隆範、 山本浩司、
谷原章介、 土屋アンナ、 甲本雅裕、 AI、
キムラ緑子、 山田花子、 角野卓造、 あき竹城、
阿井莉沙、 嶋田久作、 宮藤官九郎、 木下ほうか、


不幸って何??

女の子なら誰だって、お姫様みたいな人生に憧れる。
昭和22年・福岡大野島生まれの川尻松子も、そのひとり。
でも現実は・・・

20代で教師をクビになり、エリートから転落して家を飛び出し
ソープ嬢に。やがてヒモを殺害して刑務所へ……
主人公・川尻松子の波瀾万丈な人生を真正面から描いた
「嫌われ松子の一生」。壮絶な不幸にもみくちゃにされながらも、
誰かを愛し、その人だけを信じて突き進む…
傷ついても、傷ついても愛する人への思いを胸に夢を見つづける松子。
誰がどう考えたって不幸な人生なのに、
彼女にとってはすっごくハッピー!

(チラシより)


< 川尻松子(かわじりまつこ) >
昭和22年(00歳)川尻家の長女として福岡県に生まれる。
昭和28年(05歳)幸せを夢見る明るい子供時代を過ごす。
昭和46年(23歳)担任を務める中学校で窃盗事件。教師を辞職。
昭和46年(23歳)作家志望の八女川と同棲。暴力にあう。
昭和46年(23歳)八女川、踏切自殺。
昭和47年(24歳)八女川の友人、岡野と不倫。妻にばれて破局。
昭和48年(25歳)中洲のソープ嬢になり、店のトップに。
昭和49年(26歳)同棲中のヒモ、小野寺に裏切られ殺害。自殺未遂。
昭和49年(26歳)上京。理髪店の島津と同棲中に逮捕される。
昭和49年 〜  府中刑務所に服役。8年後に出所。
昭和58年(36歳)教え子、ヤクザの龍と再開。同棲。
昭和59年(36歳)龍、逮捕され刑務所へ。
昭和63年(40歳)出所した龍と再会。龍、再び逮捕され服役。
平成元年 〜  一人暮らしの引きこもり生活。
平成13年(53歳)荒川の河川敷にて、死体で発見される。

「下妻物語」の中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』が来年の5月に
公開されます。主役の松子を演じるのは、中谷美紀サン。
そしてそうそうたるキャストで宮藤官九郎サンもいれば、木村カエラサンも、
カンニング竹山サンがいれば、山田花子サンも、そして柴咲コウサンも!
下妻物語の土屋アンナサンも出演している!とても楽しそうです。

夢見ることをやめなかった悲惨な松子を、すべての人たちが愛して
しまう、おかしくて切ないシンデレラストーリーを中島監督が華麗な
美術と音楽、CGとアニメでファンタジーな世界を作りあげている
ようです!



こんばんわ、嫌われ邦画好き…です。(^^;

《 感想 》

「嫌われ松子の一生」は映像的には「下妻物語」を上回るテイストだと思います。そして内容はとても味わい深かったです。
人生ってどんな人と出会うかで、まったく違った方向に進んでしまう…、そんなことを改めて感じる映画でした。
物語は甥の川尻笙(瑛太サン)を軸として紐解いていきます。見るからに“不幸”ではないかと思うような松子の人生ですが、物語の中では“不幸”という言葉は松子の口からは、ほとんどでてきません。不幸ではないけど、決して楽しい人生とも言えないと思います。この松子の人生を時代ごとの社会現象と上手くリンクさせて非現実的な映像とありえる女の人生を見事に表現されていました。
松子の人生を単純に描いてしまえば、とても暗い映画になってしまうと思うのですが、中島監督ならではの映像表現が明るい映画にしてしまいます。
そして常に“花”が映像に添えられているのがとても印象的です。
中谷美紀サンをはじめキャストの方々は申し分ありません。

松子のような、ここまで狂ってしまう人生はそうはないのかもしれませんが部分的にはありえたりすることだと思います。
目の前にある小さな幸せを探す松子にチョットだけ涙してしまいました。。。




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_ カリスマ映画論 - 2006/06/11 16:41:14



【映画的カリスマ指数】★★★★☆

 ピンクの象を飼う女

 

_ 海から始まる!? - 2006/06/16 01:43:15

 映画『嫌われ松子の一生』は、
 ①主人公・松子の堕ちっぷりが見事
 ②その松子を演じる中谷美紀の“ここまでやるか”感が凄い!
 ③宮藤官九郎、劇団ひとり、武田真治、荒川良々、伊勢谷友介等、松子をめぐる男たち&その他のキャストが豪華で、ゴージャス!
 などに関して評価しつつも、そして2006年を代表する映画の1本であることはまず間違いないと思いながらも、(私が)どこかでひっかかってしまうという印象を持ったのにはいくつか理由があるように思います。観ている間中、「凄い、凄い」と思いなが...

_ ちょっとだけ勝手に言わせてもらいます(Blog版) - 2006/06/16 06:38:52

 今日はマイフェイバリッド「下妻物語」の中島哲也監督最新作、「嫌われ松子の一生」

_ オレメデア - 2006/06/16 12:04:38


平成13年,荒川の河川敷で,松子(中谷美紀)の遺体が発見された.

松子のアパートの整理を任された松子の甥(おい)の笙(しょう:瑛太)は,

少しずつ,松子の数奇な一生を知ることになる…….


昭和22年,福岡県の大野島という街に生まれた,川尻家の長女・松子.

幸せな....

_ My Favorite Game. - 2006/06/17 01:13:29

を梅田HEPで鑑賞しました。

当初この作品、見るつもりはなかったのですが、
コミックを購読してから『下妻物語』中島監督がこのストーリーをいかなる具合で映像化するのかと、
たいへんな期待を寄せてしまったのです。


観てみて、期待どおり良かったですね....

_ ひらりん的映画ブログ - 2006/06/17 03:00:43

たまには邦画でも・・・(なんでーーー)
たまにはTOHOシネマズ川崎に・・・(なんでーーー)
下妻物語の監督の最新作だから・・・(なんでーーー)
見てみることにしてみました。
そう、この映画の主人公は「何でーーーー」ばかりの人生。

_ よしなしごと - 2006/06/17 12:52:54

 正直最初は見なくても良いかなと思っていたのですが、他の方のブログを読むとかなり評判がよいので嫌われ松子の一生見てきました。

_ 文学な?ブログ - 2006/06/17 22:18:28

やるせない思いで最終頁を閉じました。些細なことに何度も自分を見失い、流され、それでも死より生きることを選んできた松子。その人生の終わりがこれではあまりに辛すぎます。

体の弱い妹に父の愛情を奪われ、父の希望をかなえようとなった教師の職を追われ、失踪してあちこちを彷徨いながらも、必死に生きてゆく松子。感情に流され、積み重ねてきたものを根底から壊して、また一から、というよりむしろマイナスから人生を何度も繰り返します。

偶然のように起こる事件に翻弄される松子を見ていると、なんでもっと機用に生きられないんだろうともどかしくなります。しかし、読み終えて気づいたことは、誰もが松子になる可能性があるのだということでした。私が松子の立場だったら、もっと酷いことになっているかもしれません。これほど強く生きてゆけないかもしれません。

そう思うと、「嫌われ松子」がとても愛おしい存在に感じられました。不完全さこそ愛すべき人間臭さなのかもしれません。

小説「嫌われ松子の一生」は久しぶりに胸が締め付けられた作品でした。映画の方も観に行こうと思います。

_ ひるめし。 - 2006/06/18 22:11:55

不幸って何?
CAST:中谷美紀/瑛太/伊勢谷友介/香川照之/市川実日子/黒沢あすか/柄本明 他
■日本産 130分

中谷美紀があのおちょぼ口をするたんびに濱田マリに似てるな〜って思ってたら、濱田マリ本人がカメオ出演してたのが自分の中でも一番のツボだった。

この監督の前作「下妻物語」は主演の深田恭子が嫌いなため未見。そしてこれからも絶対観ないでしょう。

だからあの独特な映像はとっても新鮮だった。小鳥とかキラキラとかかわいかったね。

前半はコミカルな演出でミュージカルもありおもしろかった。刑務所の歌がかっこよかったわ。
後半はちょっぴり切なくなってしまった。
だって松子の最期があまりにもかわいそすぎて、プチショックだった・・・。

光GENJIにハマってたのがウケた。うちの妹も好きだったな〜。

嬉しかったのが松子の妹役に市川実日子ちゃん、甥役に瑛太くんが出演してたこと。
ふたり共好きな俳優さんだから同時に観れてお得な気分になった。それぞれキーパーソン的な役目だったし。

他にも個性派俳優さんからお笑い芸人さんまでたくさんの人がカメオ出演してたから、それらを探すのもおもしろいかも。

それと「ダンサー・イン・ザ・ダーク」をコメディっぽくした感じって印象もあった。どっちも不幸のオンパレードだもんね・・・。

TOHOシネマズ 川崎にて観賞。
お気に入り度:★★★★
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_ めざせイイ女! - 2006/06/22 15:40:02





♪ま〜げて 伸ばしてお星様をつかもぉ♪ラスト 松子は天国への階段を登っていきました。まるで ハッピーエンドのように・・・父親に愛してもらいたかったのに

_ soramove - 2006/06/23 19:12:02

「嫌われ松子の一生」★★★★オススメ
中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介主演
中島哲也監督、2006年

リアルを排除し、劇画タッチで夢のような作品。

悪趣味に近い表現が随所に散りばめられて、
「これは映画じゃない」と
正統派の心の声が叫ぶが、
「一人になるより...

_ Ч BLOG - 2006/07/06 15:24:33

(06年6月鑑賞) 「近年稀に見る傑作。極めて悲惨な一生の物語を見せられて何故こんなに清々しい気持ちになれるのか。それはきっと人間讃歌になってるから。単なるカタルシス以上の物がそこにある。」監督:中島哲也。出演:中谷美紀、ほか。 先日、4回目を観に行っちゃいました(^_^;)。情報量が極端に多い映画なんで何度観ても新たな発見があります。 各所で絶賛されてるから改めてわしが書く必要もないよーなものだけど、それでも尚褒めたいし人にススメたくなる作品です。ただし、あらかじめ言っておくべきはアクも強いし決して万人ウケするタイプの作品じゃないって事。ものすごくレベルの高い監督の手腕でどのシーンもキャッチーでストレートで非常に分かりやすく出来ています。だから難解だと感じる人は少ないと思います。しかし、その物語自体が性に合うか?とか面白いと感じるか?はまた別の話し。人間好き嫌いって物がありますからね。とりあえずわしにとっては物凄くツボだったわけです。そこのところは誤解なきようお願いしますm(__)m さてさて、「あたいのマシンが火を吹くぜ〜いっ」のセリフと共にPVのような映像で幕を開けた監督の前作「下妻物語」。あれから2年。果たしてあの名作を越える作品は出来たのか?。あれ以上インパクトのあるオープニングなんてあるのか?。と、期待に胸を膨らませドキドキしながら上映開始を待ちました。そしたら今度はいきなり木村カエラ嬢のPVかっ?というような出だし。そして松子の甥の笙のナレーションと共に様々な映像の嵐。街で蒼井そら(※AV女優)がスカウトにあってたり。いきなり「さっさと人生を終わらせた人」の映像も出るし。「もうどこへも逃げられないわよ」の片平なぎさの火サス風シーンも最高。もう最初からとてつもない情報量です。ほんの数十秒でグイグイと引き込まれていきました。CMと言う短時間の世界で勝負をしてきた監督の面目躍如と言ったところでしょうか。そして次のシーンでは引き絞った弓矢のツルを一気に解き放つが如くパァァァ〜っと「MEMORY OF MATSUKO」のタイトルへ。あ、このフォント・・・。これってもしかして風と共に去りぬへのリスペクト?。曲もハイスピードなものから一気にスローな「ま〜げて〜、伸〜ば〜し〜て〜♪」というテーマソングに。これはもはやタラのテーマだな(笑)。いやはや。始まって5分も経ってないこの時点でわしは速攻でこの作品合格っ!と合格印を捺しちゃいました(^_^;)。実は下妻物語もオープニングの桃子がスローではね飛ばされるシーンがツボでツボで・・・。あの時点でこれは名作!と断じてしまったんですよ。もちろん最後まで観て「やっぱり名作だった」と最初の確信が間違いで無かった事はすぐに証明されたワケですが。この中島哲也という人はそういう実力を持ってる監督さんなんでしょうね。尊敬します。 と、オープニングだけで半ばメロメロ状態なのに本編が始まったら、そらもう! 大筋は松子の存在すら知らなかった甥「笙」が松子の死後にその足跡を辿るが如く松子の一生を知っていく物語。ま、笙はいわゆる狂言回しです。中学のお堅い音楽教師だった松子はちょっとした事をきっかけに凄まじい勢いで転落人生を始めていきます。その転落に次ぐ転落っぷりはまさに見事です。ヒモを養ったり、2号さんになったり、風俗嬢になったり、人を殺して逃亡したり、服役したり、極道の彼女になったり・・・、イチイチ全部書いていたらキリがありません。揚げ句の果てには殺されるわけだし・・・。それらがスクリーン上に次々と展開していって、ある意味ジェットコースタームービーみたいでした。各センテンスは短くまとめられているのだけどそれぞれの内容が濃い。そりゃあもうスゴイです。そして悲惨なのです。 悲惨・・・。そう、悲惨なんですよ。目も当てられないほど。 でももし悲惨なだけなら何の変哲もない単なる悲劇の物語です。しかしこの作品は決してそれだけでは終わっていないのです。そこが素晴らしい。松子って冷静に見たらかなりダメダメな人間です。例えば最初の修学旅行中の事件にしたって人間がしっかりしていたら絶対あんな結末にはならなかったはずです。人間が弱いんです。すぐ流されるし、人のせいにするし、依存体質だし、変なところで意固地だし・・・もうダメダメ。そこでハタと気付くわけです。それって結局多かれ少なかれ我々観客のほとんどに共通する事なんじゃないのだろうか?と。だって、そうそう高潔で強くて完璧な人間なんていないでしょ?。観客の多くはあまりに突拍子のない展開に「まさか」と思いつつも、恐らくどこかで松子のダメさ加減にシンパシーを感じるのです。そのダメダメ松子は何度も何度も「人生終わった」と思いながらも尚も生きていってしまいます。どんな状況になりながらも常に幸せになりたいと言う願望を持って。それはさしずめKO目前のボクサーが打たれても打たれても本能だけで立ち上がっていく様に似ています。そんなボクサーの姿は自然と人の心を打ち感動を呼び起こします。この映画の松子の姿はまさにそれなのです。だから一見悲劇の物語なのに観客は感動し涙を流し拍手の喝采を送るのです。 と、感動したポイントはきっとそんなところなんだろうな、と分析しました。 あと観賞後に清々しい気持ちになれたポイントのほうですが・・・それは物語の締めくくり方です。ひとつひとつの出来事が悲惨なのは言うまでもないのですが本当に悲惨な点は松子が「受け入れられたい願望(=愛されたい願望、ね。)」を終始強く持っていたのにも関わらず「ことごとく受け入れられなかった」ということ。自分から拒否した事もあるし(妹や沢村めぐみ)、本人が気付いて無かった事もあるし(父や龍洋一)、その点まさに不幸の女です。しかし!「ネタバレ物語は最後に素敵なシーンを用意してくれていました。途中松子は何度もひとりつぶやくように「ただいま」と言います。でもその言葉に応える者は誰もいません。だけど最後の最後のシーン。階段を登りきった場所で待っているのは妹の久美。そして久美は「おかえり」と言って出迎えるのです。そして松子が「ただいま」と素直に応えるんですよ!」もう涙だぁぁぁぁーーーーーーっですよ!。ああ、今思い出しても泣けてくる。「ネタバレ確かに死後の話しだし、生きてる内はずっと誰にも受け入れられなかったわけです。しかし最後の最後にこの救いを作ってくれたおかげでわしは清々しい気持ちで劇場を後にする事が出来たのでした。」。ん・・・。まてよ。「ネタバレそうか。考えてみたらひと足遅かったけど結局龍も会いにきたわけだし、甥っ子も「もし松子おばさんみたいな神様なら信じてもいい」と公言してるし、遅くはあったけどちゃんと受け入れられたんですよね。ラストのシーンはそれを知らずに旅立った松子へのご褒美だったのかな。結局一観客であるわしへのご褒美にもなったわけだけど(笑)。」 そんなワケでわしはある意味この物語を何度も立ち上がる「スポ根モノ」であると捉えると同時に「戻る場所、受け入れられる場所を見つけるために旅立った女のロードムービー」でもあったと捉えます。「ネタバレつまり「おかえり」を探す物語ですね」。一見毒々しかったり、けれん味たっぷりだったり、人によっては拒否感を感じるであろう描写が多々あります。しかしそれでも傑作だ、と言い切れるのはそう言う意味において極上の物語だったからだと思います。 あと余談ですがわしは「青いうた 〜のど自慢 青春編〜」の感想で次なような事も書いています。 ・・・そう思うと故郷って本当にありがたい物なんですねえ。故郷とは土地や場所の事だけじゃなく人もその一部なんです。肉親、親兄弟、そして友人、恋人。帰るべき場所、両手を広げて迎え入れてくれる人々。故郷があるってなんて素敵な事なんでしょう。 同時期にたまたま「嫌われ松子の一生」も観たのですがこっちはある意味故郷を求め続けてもついに死ぬまで受け入れられなかった人の話し。「青いうた」と同じく人生の転落模様も描いていました。でもリアルさでは絶対「青いうた」のほうです。また、全然違う内容の映画なのにラストのオチが非常に似ていたのにはびっくりしました。どっちも最高に面白いので今年の邦画の必見の2本です。※全文→http://hassei.net/blog/archives/001516.html お友達のえれさんも両作品を鑑賞されたのですが「そう言われるとこの両作品は色んなところがネガとポジみたい」と名言を下さいました。松子と違ってあんまり観客動員数は上がってないみたいですけど良い作品なんで機会があったらこちらも是非どうぞ。 ▼「amazon」でチェックしてみる。 →ヴォーカル曲集■■■ →サントラ■■■ →オフィシャル・ブック →原作本(上巻)■■■ →原作本(下巻)■■■ →ゴールデンタイム(続編小説) (※画像クリックで画像拡大。文字をクリックでamazonへ。) あと全然関係ないんだけどカエラちゃんのリルラリルハのジャケットってどことなく雰囲気が被りますね。 もしかして松子はコレを意識したんだろーか?(^_^;) →リルラリルハ/木村カエラ(amazon) ■映画「嫌われ松子の一生」公式サイト→「こちら」 ▼よかったらクリックしてやって下さいm(__)m ブログランキング。くつろぐ。 ■2004年に観た映画→PC/携帯 ■2005年に観た映画→PC/携帯...

_ 猫姫じゃ - 2006/07/07 12:07:47

嫌われ松子の一生
中谷美紀 ≒ 濱田マリ ≒ 柴咲コウ ≒ あたし > 山田花子
2006年  中島哲也 監督  山田宗樹 原作中谷美紀 、瑛太 、伊勢谷友介 、香川照之 、市川実日子
原作って、感動ミステリー巨編 (Official HP)?なの??

_ シネクリシェ - 2006/07/16 12:26:03

 前評判は高かったものの、大ホームラン『下妻物語』の後だけに、そうたやすく傑作をたてつづけに発表できるものかと疑問視していました。  しかし

_ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! - 2006/07/17 19:16:36



『私、川尻松子。大きくなったら素敵な王子様と結婚するんだぁ♪』



だけど、現実は・・・

教師をクビ
家出
同棲相手の暴力
不倫相手に捨てられ
ソープ嬢になり
ヒモを殺害
自殺未遂
刑務所行き
ヤクザの女に


松子。人生を100%生きた女。


_ Tokyo Bay Side - 2006/07/18 21:37:58

『嫌われ松子の一生』
“嫌われ松子”と聞くと、最初は誰しも性格ブスな女性をイメージするのではないでしょうか?しかし川尻松子(中谷美紀)は決して人から嫌われていた訳ではなく、本当はむしろ愛されていた気がしました。ただ過剰なまでに愛する事、愛される事に一生懸命になり過ぎてその表現方法が少し間違ってしまったように思います。この映画は観る度に違った印象を受けそうな奥深い作品でした。
[:URL:] 『嫌われ松子の一生』

_ とんとん・にっき - 2006/07/26 20:54:09

中島哲也監督は「松子に会いたいから映画にする」と言ってくれた、主演の中谷美紀さんは「松子を演じるために女優を続けてきたのかも知れない」と言ってくれたと、原作者の山田宗樹は、コメントしています。それにしても観る前からこの映画、主演の中谷美紀が中島哲也監督

_ シナリオ3人娘プラス1のシナリオ・センター大阪校日記 - 2006/08/12 14:56:23

 映画「嫌われ松子の一生」を観てきました。
 観にいくまえに何人かの人に感想を聞いたら、「すっごく楽しいよ」「かなり辛い…へこむよ」と、両極端な感想。
 でも、どちらも本当だったのです。


 昭和22年生まれの川尻松子。彼女の7歳から53歳を描いているのですが、

_ 映画大好き☆ - 2006/10/20 20:22:08


雨が降る中、御堂会館に
嫌われ松子の一生の試写会に行って来ました。

監督は、あの前にも笑わせてもらった
下妻物語の中島哲也監督

そりゃぁ〜笑わせてくれるっしょ

【STORY】
女の子なら誰だって、お姫様みたいな人生に憧れる。
昭和22年・福岡県大野島生ま...

_ オレメデア - 2006/11/15 11:17:16

2006年の春に話題となった映画「嫌われ松子の一生」がDVDになって登場することになったので,再び記事としてピックアップ


昭和22年に福岡で生まれた川尻松子(中谷美紀)は,教師として赴任した中学校で事件に巻き込まれ,退職.

作家の八女川徹也(宮藤官九郎)やその友....

_ デコ親父はいつも減量中 - 2006/11/18 14:59:15









監督:中島哲也
出演:中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子、黒沢あすか、柄本明、木村カエラ、柴崎コウ、片平なぎさ、ゴリ、竹山隆範、谷原章介、宮藤官九郎、劇団ひとり、谷中敦、 BONNIE PINK、武田真治、荒川良々、土屋アンナ、AI、山田....

_ 映画、言いたい放題! - 2006/12/29 16:05:52

誰に聞いても絶賛のこの作品。
2006年が終わる前にDVDでやっと観ました。
ふぅ。

平成13年の夏、。荒川の河川敷に何者かに撲殺された女性の死体。
その姿は醜く肥え太り、身なりはホームレスのようだった。
彼女の名は川尻松子。
彼女は何故殺されなければならなかったの

_ 八ちゃんの日常空間 - 2007/02/03 07:49:41

ついに実現!スクリーン内一人独占観賞!映写技師さん、八ちゃんの為にご苦労様でした。と、いうか噂どおり凄まじい映画・映像です。邦画の新しいエンタメ時代の到来でしょうなぁ。2007年劇場観賞20本目です。

_ ふかや・インディーズ・フィルム・フェスティバル - 2007/03/08 11:51:39


『嫌われ松子の一生』を観た。
『下妻物語』中島哲也監督。
街中のゴミ屋敷に、思いを馳せる。
 
いろいろあったが、中谷美紀しか考えられない演技。
個人的には、ニコール・キッドマンでリメイクが観たい。
監督は『ドッグヴィル』ラース・フォン・トリアーで...

_ 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ - 2007/06/22 23:31:14

あらすじ昭和22年・福岡県大野島生まれの川尻松子(中谷美紀)は、お姫様みたいに幸せな人生に憧れていた。しかし、20代で教師をクビになりエリート街道から転落、家を飛び出して風俗嬢になってしまう・・・。感想『下妻物語』の中島哲也監督が山田宗樹の小説を映画化...

_ 別館ヒガシ日記 - 2007/06/26 19:29:38

嫌われ松子は内山が主演したドラマの方は興味が無くて見なかったけども
映画の方は興味があり見たがチョイ役で色んな人が出演していて悪く無いし
劇中の歌は良かったし内容も大満足とは言えないけども不満は無いけども
不幸な人生を送り過ぎと言うか実際に松子の様な人は居るの