シネマ日記 燃ゆるとき ― 2006/02/18 21:41:52
国内向け中高年サラリーマン応援歌です。
日本企業の赤字のカップ麺アメリカ工場。再建を図る日本人社員がアメリカ社会の現実(セクシャル・ハラスメント、企業買収、訴訟社会、多民族国家)と戦う。市場資本主義アメリカ、「お金がすべて」に、日本人のプライドを懸けて。 (しかし、鏡として現在の日本を映しているのでしょう。)
複雑な背景を日本とアメリカという’シンプルな対立軸’して、純日本的な価値観を当てはめ、’熱血的解決’をして行く姿に,好感を持つか、陳腐さを感じるか?
お勧め度 ★★ 私の満足度 ★★★
この映画であなたの中高年係数が計れます。感動が高ければ、立派な純日本的中高年サラリーマン!私は楽しめました。タマには、ベタな映画もいいですね。
114マイル獲得合計4657 6000マイルまであと1343
公式HP 燃ゆるとき
コメント
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_ 平気の平左 - 2006/02/18 22:53:01
評価:35点
燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY
日本的な、社員を家族と思う経営で、アメリカに進出するカップ麺会社を立て直すと言うお話。
主人公の中井貴一が所属する会社は、いかにも古き良き時代の日本の会社と言った感じでしょうか。
それがアメリカ市場で戦っていくのですから、テンションはあがります。
ところが、作りがあまりにも雑なうえ、チープ。
舞台は20世紀終盤と言うことですが、製作されたのが20世紀終盤ではないかと思ってしまう出来です。
ベースはベタなサクセスストーリーなので、丁寧に作ってほしかったところです。
以下、ネタバレあり
まず、何がダメかと言うと、対立軸がしっかりしていないところが問題です。
この映画では、何かと言えば、「社員は家族だ」とか、「アメリカの合理主義とは違う」ということを言って、アメリカの会社との差異を強調します。
が、その会社がやっていることと言えば、再雇用はするものの、社員の解雇を行ったり、コストカットを行ったり・・・
それほど、アメリカの会社との違いがあるとは思えないのですが・・・
その上、終盤で社長の津川雅彦が、
日本は戦争で負けたから今度は勝つ。
みたいなことを言う始末。
え?結局、復讐ですか?
ダメですよ、そういう場合の監督はパク・チャヌクではないと。
そもそも、この映画は、旧来の日本的な企業が、アメリカの合理主義的な企業よりいいということが念頭にあると思うのですが、どこが優れているのかがもっと強調されるべきではないかと思います。
セクハラをしたことになってしまった中井貴一を助けるくらいで、あとはなんか優れているところありました?
別に旧来の日本の企業がダメだとは思いませんが、現在の日本もアメリカ的になってきてしまっているので、そのどこが悪いのか、はっきりと描かないと説得的ではありません。
旧来の日本的企業が正しい、というのが当然の前提になっている感じがするのには多少の違和感を覚えました。
また、ストーリー展開が雑すぎます。
中井貴一が、イチオシの現地社員・キャサリンを管理職にしようとしたんですが、社長の許可が下りなかった。
という場面から、急展開で
いきなり中井貴一がキャサリンにしてもいないセクハラしたことになるという罠にはめられて、会社が賠償金を取
燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY
日本的な、社員を家族と思う経営で、アメリカに進出するカップ麺会社を立て直すと言うお話。
主人公の中井貴一が所属する会社は、いかにも古き良き時代の日本の会社と言った感じでしょうか。
それがアメリカ市場で戦っていくのですから、テンションはあがります。
ところが、作りがあまりにも雑なうえ、チープ。
舞台は20世紀終盤と言うことですが、製作されたのが20世紀終盤ではないかと思ってしまう出来です。
ベースはベタなサクセスストーリーなので、丁寧に作ってほしかったところです。
以下、ネタバレあり
まず、何がダメかと言うと、対立軸がしっかりしていないところが問題です。
この映画では、何かと言えば、「社員は家族だ」とか、「アメリカの合理主義とは違う」ということを言って、アメリカの会社との差異を強調します。
が、その会社がやっていることと言えば、再雇用はするものの、社員の解雇を行ったり、コストカットを行ったり・・・
それほど、アメリカの会社との違いがあるとは思えないのですが・・・
その上、終盤で社長の津川雅彦が、
日本は戦争で負けたから今度は勝つ。
みたいなことを言う始末。
え?結局、復讐ですか?
ダメですよ、そういう場合の監督はパク・チャヌクではないと。
そもそも、この映画は、旧来の日本的な企業が、アメリカの合理主義的な企業よりいいということが念頭にあると思うのですが、どこが優れているのかがもっと強調されるべきではないかと思います。
セクハラをしたことになってしまった中井貴一を助けるくらいで、あとはなんか優れているところありました?
別に旧来の日本の企業がダメだとは思いませんが、現在の日本もアメリカ的になってきてしまっているので、そのどこが悪いのか、はっきりと描かないと説得的ではありません。
旧来の日本的企業が正しい、というのが当然の前提になっている感じがするのには多少の違和感を覚えました。
また、ストーリー展開が雑すぎます。
中井貴一が、イチオシの現地社員・キャサリンを管理職にしようとしたんですが、社長の許可が下りなかった。
という場面から、急展開で
いきなり中井貴一がキャサリンにしてもいないセクハラしたことになるという罠にはめられて、会社が賠償金を取
_ ☆ 163の映画の感想 ☆ - 2006/02/18 23:15:11
インスタントラーメン、カップラーメン大好きな私としては、外せない作品!予告を見たときから「プロジェクトX」っぽいと思っていました。
アメリカなどでは、日本や韓国などのアジアに比べるとラーメンってそんなに食べないんだろうなぁ。きっと、それならファースト...
アメリカなどでは、日本や韓国などのアジアに比べるとラーメンってそんなに食べないんだろうなぁ。きっと、それならファースト...
_ ネタバレ映画館 - 2006/02/18 23:33:27
団塊の世代向け社内幹部養成用教育ビデオといったところでしょうか。
_ やっぱり邦画好き… - 2006/02/20 09:39:00
公式サイト
映画 『 燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY 』
2006年:日本 【2006年2月11日ロードショー 】 [上映劇場]
監 督:細野辰興
脚 本:鈴木智
原 作:高杉良
燃ゆるとき
ザ エクセレント カンパニー 新・燃ゆるとき
映画 『 燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY 』
2006年:日本 【2006年2月11日ロードショー 】 [上映劇場]
監 督:細野辰興
脚 本:鈴木智
原 作:高杉良
燃ゆるとき
ザ エクセレント カンパニー 新・燃ゆるとき
_ bobbys☆hiro☆goo☆シネプラザ - 2006/02/20 21:30:38
東映映画「燃ゆるとき」を初日に鑑賞しました。
東京・築地市場で産声をあげた
小さな食品会社《東輝水産》は、
即席麺を主力商品として、
今や日本全国をマーケットにする
大企業に成長し、
アメリカ大陸にも進出していた。
しかし、アメリカでのカップ麺の売り上げは、
安価なアジア企業に押され頭打ち、
工場の再生が不可欠となっていた。
で、始まる物語。
モデルは「マルちゃん」でおなじみの
東洋水産だよね。
中井貴一を主演に繰り広げられる
人間ドラマ。
一種のサクセスストーリーですが
単純に安心して鑑賞できます。
「プロジェクトX」ばりのの
苦労は表現されていませんが。
納得の秀作でした。
塚口さんさん劇場他で公開中!
※劇中にでる「緑のもりそば」
「赤い太陽うどん」を見つけられるか?
東京・築地市場で産声をあげた
小さな食品会社《東輝水産》は、
即席麺を主力商品として、
今や日本全国をマーケットにする
大企業に成長し、
アメリカ大陸にも進出していた。
しかし、アメリカでのカップ麺の売り上げは、
安価なアジア企業に押され頭打ち、
工場の再生が不可欠となっていた。
で、始まる物語。
モデルは「マルちゃん」でおなじみの
東洋水産だよね。
中井貴一を主演に繰り広げられる
人間ドラマ。
一種のサクセスストーリーですが
単純に安心して鑑賞できます。
「プロジェクトX」ばりのの
苦労は表現されていませんが。
納得の秀作でした。
塚口さんさん劇場他で公開中!
※劇中にでる「緑のもりそば」
「赤い太陽うどん」を見つけられるか?
_ 欧風 - 2006/02/21 19:56:22
「INDYの一番長い日~舞台挨拶同じ日にやりすぎなんだよ!の巻~」、第1話、第2話とトラブル続き。
当初はこの日は観る予定は3作品だったんですが、次の舞台挨拶の作品の開始が午後7時で、間にもう1本観ても充分間に合う事に気づき、丁度2本目を観た「池袋シネマサンシャイン」で前から観たかった「燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY」をやってたので、じゃあ、続けて観ちゃえ、となった訳です。本当はちょっと地味そうな作品だし、「マイ映画館」の映画6本で無料が貯まってたんで、それで観ようと思ってた
当初はこの日は観る予定は3作品だったんですが、次の舞台挨拶の作品の開始が午後7時で、間にもう1本観ても充分間に合う事に気づき、丁度2本目を観た「池袋シネマサンシャイン」で前から観たかった「燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY」をやってたので、じゃあ、続けて観ちゃえ、となった訳です。本当はちょっと地味そうな作品だし、「マイ映画館」の映画6本で無料が貯まってたんで、それで観ようと思ってた
_ よしなしごと - 2006/02/25 04:14:11
今日は燃ゆるときです。なんと、労組で前売り券が1,000円で売ってました。まじっすか?レイトショーよりも、普通の前売り券よりも安いではないですか!労組の人曰く「社員の人みんなに見てもらいたい映画だから、頑張っちゃいました」と。でもね、1,000円で売っているのを知ったのは、僕が劇場前売り券を買ったあとなのよ。遅い!もっと早く言ってくれよ~。
_ よしなしごと - 2006/02/25 17:57:53
今日は燃ゆるときです。なんと、労組で前売り券が1,000円で売ってました。まじっすか?レイトショーよりも、普通の前売り券よりも安いではないですか!労組の人曰く「社員の人みんなに見てもらいたい映画だから、頑張っちゃいました」と。でもね、1,000円で売っているのを知ったのは、僕が劇場前売り券を買ったあとなのよ。遅い!もっと早く言ってくれよ~。
_ 映画とアートで☆ひとやすみひと休み - 2006/03/02 22:20:28
戦後日本の三大発明のうちの1つはカップラーメン囹と子どもの頃に聞いたことがある。 (残りの2つを知っている人がいたら、ぜひ教えて下さい!) 今月の映画鑑賞第1弾は、そのアメリカのカップラーメン製造現場を舞台とした『燃ゆるとき』。 都内の主要な映画館..
_ もっきぃの映画館でみよう - 2006/03/05 14:37:34
「スタンドアップ」で好スタートを切った2006年ですが、いまのところ
それに続くのが「スキージャンプ・ペア」で、それを超える作品がなく、
オリンピックの前半のようにちょっと盛上りに欠けております。でも
ここで一気に邦画5連発行ってみましょう。
作品名(満足度・映画館)、ヤフーから引用したストーリー、感想
の順に、おもしろかった順で5作品駆け抜けます。<ネタバレ少々ありです>
博士の愛した数式 (65%:道頓堀東映バラス)
(物語)元大学教授の数学者(寺尾聰)の家に派遣された
家政婦の杏子(深津絵里)は、彼が交通事故の後遺症で80分しか
記憶がもたないことを告げられる。戸惑う杏子だが、ある日、
彼女の息子(齋藤隆成)と数学者が会い……。
(感想)実に潔い映画でした。演技が心地よかったです。
特に、深津絵里の、適度な早さの包丁さばきに、ハンバーグをこねる姿、
料理をする女性の美しさが表現されていたように思いました。とても楽しそうに
手間をかけてつくる様子は、はたしてどんなものができるのかという
わくわく感がありました。博士の寺尾聡がみとれているのも納得です。
でも最初と最後がどうも。。。
最初のシーン、授業の合間の休み時間に「円周率がどうして3じゃないの」とか
そんな会話生徒がするかなあ?黒板に、マグネットでいろいろ貼り付けるのも
私がそういう授業をうけてなかったからか違和感を感じました。授業自体はとても
おもしろかったのですが。そして、教師役の吉岡秀隆がルートと呼ばれるようになったわけを話しだす回想シーンの導入部。教壇から窓越しに海をながめ、かなり大きめの波がアップになって、窓越しか直接の波になって、カメラが振って田舎の道で自転車をこぐお母さんの深津絵里の登場。なんとも、いかにもな感じ。しかも、窓越しの波の映像がかなり水平に近くって、これって海岸にある学校なんでしょうか?いつの時代かわかりませんがセキュリティもなにもあったもんじゃないなあと、教育実習で数学を教えたからか、気になってしまいました。
最後もはなんだかよくわからなくって終了。
でも、配役はバッチリですねえ。派手な浅丘ルリ子とのコントラストもいい
雰囲気だったし阪神・江夏を球場でみた世代として「28が完全数」というのも
なんだかうれしくなります。
帰りに道頓堀を歩いていると、一個200円のたこ焼きを
それに続くのが「スキージャンプ・ペア」で、それを超える作品がなく、
オリンピックの前半のようにちょっと盛上りに欠けております。でも
ここで一気に邦画5連発行ってみましょう。
作品名(満足度・映画館)、ヤフーから引用したストーリー、感想
の順に、おもしろかった順で5作品駆け抜けます。<ネタバレ少々ありです>
博士の愛した数式 (65%:道頓堀東映バラス)
(物語)元大学教授の数学者(寺尾聰)の家に派遣された
家政婦の杏子(深津絵里)は、彼が交通事故の後遺症で80分しか
記憶がもたないことを告げられる。戸惑う杏子だが、ある日、
彼女の息子(齋藤隆成)と数学者が会い……。
(感想)実に潔い映画でした。演技が心地よかったです。
特に、深津絵里の、適度な早さの包丁さばきに、ハンバーグをこねる姿、
料理をする女性の美しさが表現されていたように思いました。とても楽しそうに
手間をかけてつくる様子は、はたしてどんなものができるのかという
わくわく感がありました。博士の寺尾聡がみとれているのも納得です。
でも最初と最後がどうも。。。
最初のシーン、授業の合間の休み時間に「円周率がどうして3じゃないの」とか
そんな会話生徒がするかなあ?黒板に、マグネットでいろいろ貼り付けるのも
私がそういう授業をうけてなかったからか違和感を感じました。授業自体はとても
おもしろかったのですが。そして、教師役の吉岡秀隆がルートと呼ばれるようになったわけを話しだす回想シーンの導入部。教壇から窓越しに海をながめ、かなり大きめの波がアップになって、窓越しか直接の波になって、カメラが振って田舎の道で自転車をこぐお母さんの深津絵里の登場。なんとも、いかにもな感じ。しかも、窓越しの波の映像がかなり水平に近くって、これって海岸にある学校なんでしょうか?いつの時代かわかりませんがセキュリティもなにもあったもんじゃないなあと、教育実習で数学を教えたからか、気になってしまいました。
最後もはなんだかよくわからなくって終了。
でも、配役はバッチリですねえ。派手な浅丘ルリ子とのコントラストもいい
雰囲気だったし阪神・江夏を球場でみた世代として「28が完全数」というのも
なんだかうれしくなります。
帰りに道頓堀を歩いていると、一個200円のたこ焼きを
_ 犬も歩けばBohにあたる! - 2006/03/12 18:56:28
我ながら、どうしてこういう地味〜な映画を観てしまうか…と思わず苦笑いしてしまう
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