愛の流刑地 ― 2007/03/02 22:24:45

主人公の豊川悦二が、恋人の寺島しのぶに携帯メールを送るシーンがあるのですが、親指パカパカ、メールを打つ姿は、美しくない。まして、中年男が流暢に打っている姿は、特に。
論理的思考の結果が、入力されとは思えない、あの携帯メール。 動物の鳴き声と同じであり、一瞬の感情を一方的に表す手段。 片手でメール打てない私の’ヒガミ’ばかりだとは、思わないのですが・・・
日経新聞の連載を読んでいましたので、設定が息子が娘に変わっていたりと、原作との違いを楽しめました。
お勧め度 ★ 私の満足度 ★★★
まるで人造人間の皮膚のような長谷川京子のツルツルお肌、私には「きれい」というより、「不気味」だった。
TOHOシネマズひたちなか(3/1)にて 公式HP
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_ ラムの大通り - 2007/03/03 00:22:39
「こういう映画はフォーンの前では
話しにくいなあ。
ちょっとどこかに行っててくれる」
----えっ、どうして?
そう言われるとよけいに聞きたくなるよ。
「あとでカリカリあげるから……」
----えっ、ほんと?
だったらいいよ。
「いやあ。まったく、お子ちゃまなんだから。
さて、フォーンがいなくなったところで…
と言っても、なんだか喋りにくいなこの映画。
セックスの最中に『殺してください』と乞う女性。
そのまま首を絞めて殺してしまった男。
果たして彼女の真意は?
男と女がすべての虚飾を捨てて愛し合う……。
その先には<死>をも恐れないふたりだけの世界が
横たわっている。
いや死ぬことでそれを永遠のものにできる……
いつも話題となる激しいセックス描写も、
それだけを取り上げれば、
センセーショナルだけれど、
ぶつぶつ…………」
----ニャに言ってんのよ。
結局は、<純愛>という言葉のイメージを根底から覆そうとする、
渡辺淳一のいつもの世界でしょ。
「あれっ、聞いてたの?
いやあ、助かった(汗)。
ほんと苦手なんだ、こういう映画。
何のかんの言っても、結局は不倫殺人映画だからね。
そのあまりにも過激な描写に
最後まで主役が決まらなかったと言うんだから…」
----実際に観てみてどうだったの?
「性描写としては『失楽園』の方が過激だね。
まあ、セリフに関しては、
こっちもかなりのものだっけど…。
それにしても一昔前の日活ロマンポルノだったら、
この程度、たいしたことなかったはずだけど、
いまじゃ、CMのスポンサーがらみもあって、
なかなか脱いでくれる女優が少なくなったんじゃないかな。
そういう意味では冬香を演じた寺島しのぶは
さすが映画女優だ」
----母親が、あの富司純子だしね。
「うん。この映画では
母と娘役で共演しているのも話題だ」
----監督が鶴橋康夫?
確か映画は初めての人だよね。
「うん。テレビでは長年やっていたようだけどね。
映画の演出はどうかなあ?
雨降る中での逢瀬のシーンがあるんだけど、
周囲は太陽の光が燦々。
明らかに特機による雨降らしと分かってしまう。
後半の法廷シーンでも、
冬香が死ぬ前の日の言動を母目線で捉えた母親の証言が
意外にさらりと流れてしまっている。
その中身からして、本来ならば、
心打ち震えるような感動を呼ぶはずなんだけどね」
---
話しにくいなあ。
ちょっとどこかに行っててくれる」
----えっ、どうして?
そう言われるとよけいに聞きたくなるよ。
「あとでカリカリあげるから……」
----えっ、ほんと?
だったらいいよ。
「いやあ。まったく、お子ちゃまなんだから。
さて、フォーンがいなくなったところで…
と言っても、なんだか喋りにくいなこの映画。
セックスの最中に『殺してください』と乞う女性。
そのまま首を絞めて殺してしまった男。
果たして彼女の真意は?
男と女がすべての虚飾を捨てて愛し合う……。
その先には<死>をも恐れないふたりだけの世界が
横たわっている。
いや死ぬことでそれを永遠のものにできる……
いつも話題となる激しいセックス描写も、
それだけを取り上げれば、
センセーショナルだけれど、
ぶつぶつ…………」
----ニャに言ってんのよ。
結局は、<純愛>という言葉のイメージを根底から覆そうとする、
渡辺淳一のいつもの世界でしょ。
「あれっ、聞いてたの?
いやあ、助かった(汗)。
ほんと苦手なんだ、こういう映画。
何のかんの言っても、結局は不倫殺人映画だからね。
そのあまりにも過激な描写に
最後まで主役が決まらなかったと言うんだから…」
----実際に観てみてどうだったの?
「性描写としては『失楽園』の方が過激だね。
まあ、セリフに関しては、
こっちもかなりのものだっけど…。
それにしても一昔前の日活ロマンポルノだったら、
この程度、たいしたことなかったはずだけど、
いまじゃ、CMのスポンサーがらみもあって、
なかなか脱いでくれる女優が少なくなったんじゃないかな。
そういう意味では冬香を演じた寺島しのぶは
さすが映画女優だ」
----母親が、あの富司純子だしね。
「うん。この映画では
母と娘役で共演しているのも話題だ」
----監督が鶴橋康夫?
確か映画は初めての人だよね。
「うん。テレビでは長年やっていたようだけどね。
映画の演出はどうかなあ?
雨降る中での逢瀬のシーンがあるんだけど、
周囲は太陽の光が燦々。
明らかに特機による雨降らしと分かってしまう。
後半の法廷シーンでも、
冬香が死ぬ前の日の言動を母目線で捉えた母親の証言が
意外にさらりと流れてしまっている。
その中身からして、本来ならば、
心打ち震えるような感動を呼ぶはずなんだけどね」
---
_ 八ちゃんの日常空間 - 2007/03/03 00:33:52
評価の分かれる映画でしょうか。失楽園を越えるのは難しいかも知れませんが、富司母娘の演技が二人の親子の縮図のように濃縮されていて、それだけでも見ごたえは十分です。狙っているとはいえ、見事なまでに花開いているといった感じです。
_ 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - 2007/03/03 00:59:43
冬香と菊治、オープニングでいきなり一糸まとわずのくんずほぐれつ、夫婦仲は既に壊れているとはいえ、お互いに子供もいる身なのに愛欲の炎に身を焦がす
男は村岡菊治(豊川悦司)、ベストセラー作家ながらもう何年も新作に手がつかない、女は入江冬香(寺島しのぶ)、菊治の
男は村岡菊治(豊川悦司)、ベストセラー作家ながらもう何年も新作に手がつかない、女は入江冬香(寺島しのぶ)、菊治の
_ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! - 2007/03/04 23:44:33
私は選ばれた殺人者なのです・・・
もう、だれにもさわらせない
もう、だれにもさわらせない
_ 長谷川京子 - 2007/03/05 10:41:35
伊藤英明 長谷川京子 テレビドラマ 主演決定
_ ☆彡映画鑑賞日記☆彡 - 2007/11/25 21:57:16
『もう、だれにもさわらせない』
コチラの「愛の流刑地」は、「失楽園」の渡辺淳一の原作が日本経済新聞で連載され「愛ルケ」現象を巻き起こした来年1/13公開になる映画化なのですが、試写会で観てきちゃいましたぁ〜♪
今回の試写会は、公開を1ヶ月後に控えたちょ...
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