シネマ日記 迷い婚 ― 2006/06/02 23:59:51
ダスティ・ホフマンの「卒業」をネタにして、結婚目前の揺れるオンナゴコロを描いたロマンテック・コメディ。「卒業」の後日談的な展開で、珍しい設定の映画です。
人生の岐路に立った時、自分探しをしてしまう。しかし、自分を探してみても、そんなのどこにも見つかりません。自分はすでにそこにあり、見つけるものではなく、受け入れるものなのですから。最後には、そんなことを感じさせる、笑えて、ちょっとしんみりさせる’いつもの’のロブ・ライナー監督の作品。
ひさびさのケビン・コスナーが、ダスティ・ホフマンのモデルになった人物を演じています。親子3代を恋のお相手にする役で 普通考えられない設定ですが、さすが2枚目の貫禄、あまり不自然とは思わせません。
主演のジェニファー・アニストンが、フレンズのレイチェルのまんまの雰囲気です。安心して楽しめるのですが、そこが逆に物足りない点でもあります。
お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★
シネプレックス水戸にて、観客は私一人。1500円で貸切ってしまいました。
公式HP 迷い婚
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