シネマ日記 単騎、千里を走る。 ― 2006/02/11 09:06:00
荒涼とした風景のなかに1人たつ’高倉健’。彼の’たたずまい’を味わう映画です。
息子の余命わずかなこと知った父が、断ち切られていた親子の絆を息子がやり残した仕事を引き継ぐことで、取り戻そうとする姿に、人それぞれの’何か’を感じ取る。そんな映画です。
チャン・イーモウ監督は、我々の’高倉健’のイメージを壊すことなく、中国の風景の中に彼を描いてくれました。
観客は圧倒的に中高年男性、’高倉健’をとおして、過ぎ去った過去と、残り少ない将来の時間に‘何か‘を感じていたと思います。
お勧め度 ★★★ - 健さんが、携帯電話・デジカメを駆使している姿は必見です。さすが富士通のPCのCMに出ていただけは、ある?
108マイル獲得合計4543 6000マイルまで1457
公式HP単騎、千里を走る。
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