シネマ日記 単騎、千里を走る。2006/02/11 09:06:00

荒涼とした風景のなかに1人たつ’高倉健’。彼の’たたずまい’を味わう映画です。

息子の余命わずかなこと知った父が、断ち切られていた親子の絆を息子がやり残した仕事を引き継ぐことで、取り戻そうとする姿に、人それぞれの’何か’を感じ取る。そんな映画です。

チャン・イーモウ監督は、我々の’高倉健’のイメージを壊すことなく、中国の風景の中に彼を描いてくれました。

観客は圧倒的に中高年男性、’高倉健’をとおして、過ぎ去った過去と、残り少ない将来の時間に‘何か‘を感じていたと思います。

お勧め度 ★★★ - 健さんが、携帯電話・デジカメを駆使している姿は必見です。さすが富士通のPCのCMに出ていただけは、ある?

108マイル獲得合計4543 6000マイルまで1457

公式HP単騎、千里を走る。

コメント

_ でんでん ― 2006/02/11 19:43:15

こんにちは。
トラックバックありがとうございます。

>さすが富士通のPCのCMに出ていただけは、ある?

そうだ、ボクも健さんのCM覚えています。なら難なく使えるのは当然ですよね。さすが健さん!(^^ゞ

_ マダムクニコ ― 2006/02/11 23:24:40

>荒涼とした風景のなかに1人たつ’高倉健’。彼の’たたずまい’を味わう映画

健さん初体験でしたが、彼以外には考えられないほどぴったりでしたね。
日中の関係をも暗示させる、味わい深い作品だと思います。

トラックバック

_ 映画と秋葉原とネット小遣いと日記 - 2006/02/11 10:16:42

『単騎、千里を走る。』 
公式HPはこちら


●あらすじ
長年絶縁状態であった息子の健一(中井貴一《声のみ》)が、病で余命も危ぶまれる状態と知った高田(高倉健)。 彼は息子が中国で遣り残して居た仕事の存在を知り、それを完成させる事が息子ともう一度向き合

_ travelyuu とらべるゆう MOVIE - 2006/02/11 12:00:53

高倉健主演 チャン・イーモウ監督・製作・脚本



漁師 高田剛一は義理の娘より 息子健一が癌であることを告げられる
父と息子は十年以上 疎遠になっており健一は父との面会を拒否する
剛一は一本のビデオテープを渡された
その中に健一の想いが込められていました

健一は雲南省で民族的芸能を研究するために
多くの舞踊をビデオに収めていましたが
唯一 舞踊家の第一人者李加民の仮面劇「千里走単騎」
の撮影していなかった 健一は今度来た時に撮ると言い残していました

剛一は息子の意思を汲み 今では撮影に行く事が出来ない息子に代わり
言葉も解らない雲南省に出かけ 撮影をしようとするのです

高倉健さんの為の映画で チャン・イーモウ監督もそれをいかに見せるか
興味のある作品でした「HERO」「LOVERS」で華麗な映像を見せた監督が
地味な題材をどう取っていくのか? 健さんの役どころはどうなのか?

全く思いとは違った作品になっていました チャン・イーモウ監督は
独特な映像、脚色する事が得意なのでこの映画もそう思ってましたが
実にドキュメンタリー映画であるかの様に足しても引いてもいませんでした
それが実に不器用だけど誠実な健さんの役にあっています

石頭村の李加民の子揚揚を通じ 自分の息子との関係を振り返る
服役中の李加民に揚揚の写真を見せる 父と息子の繋がりを確認する

遠く離れていて 息子を思う親 親を思う息子 この旅を通し
確執のあった親子の関係が和らぎ 穏やかな安らぎを覚えます

雲南省の荒涼とした風景と民族慣習 心の旅に出かけたくなります

_ ☆ 163の映画の感想 ☆ - 2006/02/11 13:51:04

チャン・イーモウ監督、高倉健主演の作品。
まず、観に行く前に「単騎」ってなんのことかもわからなかったのでチョット不安がありましたが、そんな心配は無用の作品でした。

あることがきっかけで10年間も会うことも無くなってしまった父と息子。しかし、息子は病に...

_ ちょっとだけ勝手に言わせてもらいます(Blog版) - 2006/02/11 19:40:22

 昨日、綾戸智絵コンサートを観た後、盟友N氏と焼肉を食べに行った。生ビールに牛ホ

_ マダム・クニコの映画解体新書 - 2006/02/11 23:54:19


母の喪失を巡る、父と息子の確執〜修復の物語。日中それぞれ1組の父と息子のドラマをダブらせて、人とのコミュニケーションという普遍的なテーマを描いている 。
単騎千里を走る
(ネタバレ注意!!)タイトルの「単騎、千里を走る」は、「三国志」の仮面劇の演目。後に蜀帝となる劉備の義弟・関羽が、劉備の妻子とともに敵の曹操に捕まるが、劉備への仁義を守り、ただ一人で劉備の妻子を助けて脱出、劉備のもとへ帰ってくるという”家族の再生”の話だ。
 たった1人で中国に渡り、心の中で”家族の再生”を果たす本作の主人公と重ね合わせている。

キーワードが3つある。
 1つ目は” 仮面”。
 母を死に至らしめた父を許せない息子たちと、息子との関係を修復したいと願う父たち。日本人の父・剛一は 、中国人の父・ジャーミンが息子に会えないことを嘆き、仮面を取り外して大泣きするのを見て、「中国人は自分の感情を人前でもさらけ出せる。自分も素直に感情を出せれば息子とここまでこじれなかったのに・・」と後悔する。
仮面は、深層の感情を見せない剛一の隠喩であり、その下の素顔は、感情を豊かに表現することによりコミュニケーションが開けていくジャーミンを表している。
 また、仮面は、父の権力と同一化した記号でもある。その内側には削除された母の痕跡があり、それを覆い隠すツールとなっている。この記号化は、「仮面劇の演者は、素顔が見えないので誰でもいい。いくらでも代わりがいる」という村人のセリフと同通し、演者の個性は無視される。
 さらに、仮面は、他者と自分との境界にも位置している。

 2つ目は”翻訳”。
この役目を果たすために、健一の妻、日本語の達者な女性ガイド、日本語の下手な男性通訳の3人が登場する。彼らが伝える言葉 は、内容が少しずつズレていく。
「健一が会いたいと言っている」と、剛一に伝えた健一の妻の言葉は、事実とは違っていた。剛一は「中国に来たことは健一には内緒に」と言ったのに、彼女は健一に告げてしまう。以前、健一がジャーミンに約束した「単騎、千里を走る」のビデオ撮影も、言葉の上の付き合いだったことが分ってくる。
 剛一は言葉のすべてが真実ではないことを知る 。

女性ガイドは契約が終わると上司の命令で引き上げてしまう。後を引き受けた男性通訳は日本語がおぼつかない。時々女性ガイドに

_ きょうのあしあと - 2006/02/12 00:34:58

「まごころが、世界を変える。」
監督:チャン・イーモウ
出演:高倉健、リー・ジャーミン、ジャン・ウェン、チュー・リン
劇場:TOHO CINEMAS 川崎
公式HP:http://www.tanki-senri.com

■ストーリー
高田剛一(高倉健)は、過去のいきさつから息子・健一との間に確執があり、10年もの間断絶が続いていた。息子の妻・理恵(寺島しのぶ)からの連絡で、健一の余命が短いことを知る剛一。いま、自分がしてやれることは、健一が1年前に中国で撮影することができなかった、李加民という俳優が踊る「単騎、千里を走る」を撮影すること・・・と剛一は一人中国へ旅立つ。

_ ひらりん的映画ブログ - 2006/02/12 02:46:26

ひらりん的には「高倉健の初・劇場鑑賞」です。
すっごい数の映画に出演してたんですね。
おん年○○才の健さんは凄かったっ。

_ 空想俳人日記 - 2006/02/12 06:18:16

単騎では 百里も走れぬ 孤独感 


 「ヒーロー」はまだしも「ラバーズ」でエンタに走りすぎたチャン・イーモウ監督、「ヒーロー」で彼を好きになった人はまだしも「ラバーズ」で彼を好きになった人の期待を裏切る(やもしれない)、素晴らしい無言劇の誕生です。無言劇って

_ xina-shinのぷちシネマレビュー? - 2006/02/13 21:12:16

昨日ファボーレ東宝で『レジェンド・オブ・ゾロ』の後、昼食をはさんで見たのが『単騎、千里を走る』です。この作品も試写会に当選していましたが、風邪でいけなかった作品です。

_ toe@cinematiclife - 2006/02/14 02:15:25

このところ、仕事に追われ、出張に行ったりしていたので、映画を観に行く時間もなく、ブログの更新もせず、コメントやトラバの返しも遅れてしまいました。 コメント、トラックバックを送っていただいた皆さま、必ずお返事致しますので、もう少しお待ち下さい。 ご迷惑をお掛けしておりますm(_ _)m そんな忙しい日々の中で、思うことはただ一つ。 「映画館に行きたい~!!」 そして、昨日、念願叶って時間ができたので

_ soramove - 2006/02/17 07:55:21

「単騎、千里を走る。」★★★☆
高倉健主演、チャン・イーモウ監督作品

★昨年10月に東京国際映画祭に主演の高倉健さんを
迎えての上映で見てから、3ヶ月ぶりに再度見ました。
感想はほぼ同様なので、再掲載します。
年齢層が高い客層ですが、健さんの映画だが、 ...

_ ば○こう○ちの納得いかないコーナー - 2006/02/23 05:13:43

映画「単騎、千里を走る」*1を先週末見て来た。土曜日というのに余りにも観客が少なく、心配になって数を数えた所、自分等を含めて僅か15人しか居なかった。こんなに観客数の少ない映画を観たのは、勝新太郎氏主演の「迷走地図」以来かもしれない。若干の心細さを抱える内に映画は始まった。

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或る日、漁師の高田(高倉健)*2は、長期に亘って絶縁状態だった息子・健一(中井貴一)が病に倒れたとの連絡を息子の嫁で在る理恵(寺島しのぶ)から受ける。見舞いの為に急遽上京した高田に対し、息子は面会を頑に拒絶する。遣り切れない思いを抱えて病院を後にする高田に、理恵は1本のビデオテープを渡す。民俗学を研究している健一が、中国の奥地・李村の民俗舞踊を紹介している内容だった。舞踊家・李加民(リー・ジャーミン)に「来年、李さんの舞う『単騎、千里を走る』を必ず撮りに来ます。」と語る健一の声が其処には在った。

その後、健一の余命が長くは無い事を知った高田は、息子が果たせない(で在ろう)”約束”を自らが果たそうと、健一や理恵に内緒で単身中国に旅立つ。李村に住む李加民という名前しか手掛かりの無い高田は、半端では無い程日本語の下手な通訳・邱林(チュー・リン)を伴い李村に向かう。

意思疎通が全くと言って良い程図れない異国の地で、息子の為にという一途な思いから、李加民の舞う「単騎、千里を走る」を撮ろうと奔走する高田。悪戦苦闘する彼の姿に、通訳の青年・邱林を始めとする現地の人々の心は動かされて行く・・・。
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知っている役者は高倉健氏と寺島しのぶさんだけという、申し訳無いが豪華さには欠けるキャスティング。(声だけの出演だった健一役が中井貴一氏だったというのは、観終ってから知った程。)ストーリーもハッキリ言って、起伏の無い平坦なもの。息子の為に奔走する高田に、現地の人々の心が動かされて行くという展開も、やや安直な感じも受けた。

全体的に地味で、ストーリーとしては星2つという感じの内容。唯、中国奥地の雄大な景色が堪能出来るし、李加民の息子ヤン・ヤン(ヤン・ジェンポー)のあどけない表情が何とも愛苦しい。日本では見掛けなくなった、昭和30年代の子供の顔とでも言おうか。

_ じゃんす的北京好日子 - 2006/02/23 19:31:49

最近、中国では高倉健主演の「千里走単騎」と真田広之、チャン・ドンゴン主演の「無極」が話題になっており、メディアでもよく報道されています。新京報も見開き2ページで、真田広之の顔をアップを使って大々的に報道していましたし、先ほどのエントリーで紹介しました北...

_ 俺の話を聴け〜! - 2006/02/28 02:12:57

関羽が走って劉備の元へ帰るという、走れメロスみたいな演劇をめぐる一種のロードムービー。チャン・イーモウにはホンモノの三国志を撮って欲しい気もするが、まあ高倉健をどうしても撮りたいってんだからしかたない。どうも気がすすまなくて鑑賞が遅くなってしまい、ほとん....

_ 万歳!映画パラダイス〜京都ほろ酔い日記 - 2006/07/27 17:59:22

 昼すぎのNHKの「スタジオパーク」に、女優の寺島しのぶ(33)が出ていた。よく喋るなあ、と思った。何を喋ったか覚えてないが。でも、この人には残念ながら、華がなく、色香にも乏しい。で、愛ルケ=「愛の流刑地」(渡辺淳一原作)の映画化の話がどうしても思い出さ....