シネマ日記 日本沈没2006/07/17 18:59:22

洋画のパニック映画は、身近な所じゃないので「安心して」見ていられるのですが、邦画となると現実感が増し、不安を掻き立てられます。言うまでもなく、日本各地の被災シーンは、館内静まり返り。

SF物語にラブロマンスをプラス。日本の危機を救うのは、愛の力。結論的には、重要な問題をすりかえてしまった感があるのですが、それがエンタテイメントなのでしょうか。

豊悦の田所博士が、眉間に皺を寄せ、にらむ顔で受けてしまったのは、私だけ?

お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★

この映画1.5回観てしまいました。 上演開始30分ぐらいから落雷による停電が三度、ついに上映中止、入場料払い戻しとなりました。おまけに「非常用入場券」がもらえました。「本日はご鑑賞中やむを得ない事情にて上映を中止いたしました事をおわび申し上げます。」の印刷された入場券です。なんか、使うのもったいない入場券です。

TOHOシネマズひたちなかにて

公式HP 日本沈没

コメント

_ てれすどん2号 ― 2006/07/19 00:22:37

わお!まさに災害のときの映画チケット、日本沈没にはもってこいですね!(笑)ゼヒ永久保存を(笑)

_ skywave ― 2006/07/19 22:17:18

ちゃんとこんな時のための入場券が用意されているのですね。TOHOシネマズさん、感心しました。「非常用」というネーミングが、気に入りました。とりあえず有効期限ぎりぎりまでは、持っています。(笑)

_ laerl38 ― 2006/07/27 02:09:03

初めまして。(^^)
落雷の中の鑑賞とは、しかもこの映画、
随分怖かったのでは?(笑)

私もトヨエツで笑わせて貰いました。
思わず書き込みしてしまいました。f(^^;)

_ skywave ― 2006/07/28 08:39:27

laerl38さん、こんにちは。
館内真っ暗、雷鳴の響き、まさに’日本沈没’にぴったりでした。

>私もトヨエツで笑わせて貰いました。
・・・ですよね!
「ここは受けるシーンではない」と思いながら、笑いをこらえるのが大変でした。

_ でんでん ― 2006/07/28 20:36:53

こんにちは。
トラバありがとうございました。

ボクは「黄泉がえり」を停電で1.5回観ました。東宝の作品はそういう憂き目に会う運命なのでしょうか(苦笑)(^^ゞ

_ skywave ― 2006/07/29 20:35:25

でんでんさん、コメントありがとうございます。
結構、活躍しているのですね、非常用入場券。

>ボクは「黄泉がえり」を停電で1.5回観ました。
これまた、草なぎクン主演、不思議な一致ですね。

トラックバック

_ カノンな日々 - 2006/07/18 21:37:54

現代の最新のCG技術を駆使してのリメイクなので娯楽大作としてのパニック映画と勝手に思い込んでいたんだけど、フタを開けてみればヒューマンドラマとしてとても見応えのある作品でした。そもそもこの物語にラブストーリーを加えるのってどうよ?と懐疑的だったんだけど、そ....

_ ネタバレ映画館 - 2006/07/18 22:02:04

 今のうちに海外移住計画を!会津でも大丈夫かも・・・

_ ラムの大通り - 2006/07/18 23:24:30

※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。

----これって小松左京のベストセラーだよね。
日本列島が沈没・消滅すると言う
タイトルそのままの物語。
確か1973年にも映画化されている。
「うん。でも時代が変わるとこうも違ってくるのかって、
少し複雑な気になったね」
----それはそ仕方ないでしょ。
いまの特撮技術はあの頃と段違い。
しかも監督が平成『ガメラ』シリーズの
特技監督樋口真嗣とくれば、
全然違うのはあらかじめ想像ついてしまう。
「確かに、古都の名所旧跡や
都心のランドマークが次々と崩壊する映像や、
大津波が小樽の街を襲う映像は大迫力。
でも、ぼくが言いたいのはそんなことじゃないんだ。
同じ原作からの映画化でありながら
テーマとして打ち出されているものが
新旧でまったく変わってきているんだ」
----今回のキャッチコピーは
「いのちよりも大切なひとがいる。
1億2000万人、すべての日本人に捧ぐ---」だっけ。
「うん。
ところが原作は元々、
日本人が放浪の民族となったら----と言うところから発想されている。
この映画でも、最初の方で描かれるのは国民と資産の海外脱出。
しかし途中からは、
この『大切なひとを守る』話になってくるんだ。
ヒロイン玲子(柴咲コウ)の設定が
ハイパーレスキュー隊となっているのが象徴的。
彼女は幼い頃に阪神・淡路大震災で両親を失っている。
一方、主人王の潜水艇パイロット・小野寺(草弓剪剛)は
イギリスのチームから誘われ、日本を離れることを決意する。
一緒に行こうと玲子を誘う小野寺。
しかし玲子は自分だけが幸せになるわけにはいかないと、
日本に踏みとどまろうとする」
----へぇ〜っ。確か前作での玲子は
自由奔放に生きる伊豆の令嬢という設定だったよね。
「そう。しかも日本の黒幕までも出てきたりしていた。
ところが今回は、この小野寺、玲子の生きざま、
そして田所博士(豊川悦司)と
その元妻・鷹森危機管理担当大臣(大地真央)の
エピソードが軸となっていく」
----前作では、地下鉄のシーンが怖かったよね。
「そこなんだよね。
今回の映画は、火山の噴火やビルの崩壊など
巨視的な部分での特撮は目を見張るものがあるんだけど、
そこに住む個人の視点からの恐怖が意外と少ない。
避難する人

_ 長江将史〜てれすどん2号 まだ見ぬ未来へ  - 2006/07/19 00:25:50

この記事は日本沈没試写会感想記事ですが、基本的にネタバレはしません。とくに、「話題やのは知ってるけど詳しくは、、、」って人に対して、是非映画館に行きたくなるような記事を書きたいと思います。では早速、過去関連記事とともにどうぞ♪
※てれすどん2号の日本沈没紹介記事:http://blog.goo.ne.jp/masashisandesuka/e/8626bb7a31714375721d566c2c0b31b1
※日本沈没チラシ詳細:http://blog.goo.ne.jp/masashisandesuka/e/6909ca3262f3456e252c2fb862404c87
※日本沈没最新予告編: http://blog.goo.ne.jp/masashisandesuka/e/2a54b608953c5af0ed808b56d09717eb
入学後初めて授業をサボり、肥後橋リサイタルホールへ。父が好きな高橋真梨子さんが、上のフェスティバルホールでやってて、あやうく間違えそうになった(笑) 館内に入ると、早速主題歌がいい(*^_^*)歌だけでもやばいのに、これに映像の感動がきたら死ぬで俺(笑)スポニチから応募しただけあって、おっさんが多いf^_^; それだけ大人にとっても興味そそる題材、サスガである。タイヨウのうた試写会・バルトの楽園試写会に引き続きミキマリコさんが前説、ほんとよくお世話になっていますm(_ _)m(笑)樋口監督の日本沈没エピも話してくれて、ファンにとってはうれしい限り。「ゴジラ・ガメラでも好評価」と言ったときの観客の反応がまたうれしいo(^-^)oあ、もうこんなんいいから本編いこか☆
 いつかこの大阪の街も、、、と思ってしまいます。小泉総理(または安部総理!?)が少し感極まることが多くなれば要注意です(笑)
 
まずはじめに、、、僕はあと三回は観ます!(断言(笑))三回観れるといっても、ハリウッドに負けないくらいボリューム満点、映像的な刺激を楽しむ映画なので、一回みたら一週間は余韻にひたれますね。。。とにかく、みなさんに観に行ってほしい気持ちが先走りすぎて、具体的に良さが伝わってませんねf^_^;少し冷静に、、、。
 




Keep Holding USunMin thanX

_ Saturday In The Park - 2006/07/19 10:00:31

 日本 
 SF&パニック&ドラマ
 監督:樋口真嗣
 出演:草磲剛
     柴咲コウ
     豊川悦司
     大地真央

ある深海調査に参加した潜水艇・わだつみ6500のパイロット・小野寺俊夫はそこ
で驚愕の事実を知る。海底プレートの急速な沈降で、日本...

_ ON THE ROAD - 2006/07/19 10:03:01

なるほどね
映画を観終わってから一人うなずいた。

この映画の原作は1970年代初めの小松左京の同名SF小説。
そして一昨日書いたように1973年に映画化(主演は藤岡弘・石田あゆみ)
さらに1974年にはTVドラマ化された。(主演村野武・由美かおる)

たしか1973年の映画は前半はほとんど日本海溝に沈む太平洋プレートと
いった地学的な説明が大半を占めた。
要は『日本沈没』ってことが「本当に可能性があるんですよ」と
映画にリアリティを与えるのに必死だった印象がある。

TV版の方は毎週日本各地の名所が地震や津波、火山噴火などで
崩壊していくのを特撮で表現するというのがウリだったようだ。

あれから33年
オレたちは現実に宮城県沖地震、阪神大震災、上越大地震など
いくつもの大地震やスマトラ沖地震の大津波、雲仙普賢岳や
三宅島の大噴火など多くの天変地異を実際に現実に見てきた。
何年か後には関東や東海、宮城県沖で確実に大きな地震が起きると
オカルト的な予言ではなく、きちんと科学的にも予知されている。

さらにはバブル経済前夜だった1970年代、「ジャパンアズNO1」といわれた
時代から構造不況、少子高齢化と日本の社会・経済情勢も大きく変わった。

1973年の旧作では国土がなくなっても難民や流民になった日本人が
世界各地でたくましく生きていくのを暗示したような終わり方だった。

今回の映画は最近の東アジア状況をはじめ日本に風当たりが強い国際状況、
さらには生まれた土地を追われた者が世界各地でテロリスト化している現実。
日本人はこの国土と風土を失っては日本人のアイデンティを失う。
だから「この国を失ってはいけない」といったスタンスに変わっている。

これはたぶんに神戸や上越、三宅島などで被災され故郷を追われた人たちが
仮設住宅などの生活で心の障害をもったり深い悲しみを持つことになった現実を見て、机上の空論的な理想論から現実的な見方に変わったのかもしれない。

それが完全に日本が沈没した前作とは違う結末に結びついていったのかな…。
どちらが良い悪いじゃなく時代の流れ、経験値の違いだと思う。

そんな時代の流れが
この原作の日本沈没という地学的な現象をとおして一番描きたかった
「日本人にとっての日本とは」という本質に迫れる状況を
作ってくれたのではないかと思うのだ。



_ Akira's VOICE - 2006/07/19 11:02:03

好きなシーンはある。映像も圧巻。
心に残るドラマもあるし,正直,嫌いではない。
ただ,全体のあちこちが中途半端で物足りなさが沢山・・

_ ナマケモノの穴 - 2006/07/20 07:53:49

≪ストーリー≫
日本各地で大規模な地震が頻発する中、潜水艇《わだつみ6500》のパイロットの小野寺は、同僚の結城と共に地球科学博士・田所の指揮の下、深海調査に参加。その結果、大地震と噴火活動によって日本が1年以内に沈没するという驚愕の事実を知る。総理大臣・山本は諸外国に日本国民の受け入れを要請し、危機管理担当大臣の鷹森は日本を救う方法を求めて田所を訪ねる。そんな中、小野寺は被災現場でハイパーレスキュー隊員の玲子と出会い、お互いに心引かれるのだった…。(goo映画より)

残念ながら旧作は記憶に無いので、先入観無くこの映画を見れました。
…しかしこの映画を見てると、どうも思い出され...

_ UkiUkiれいんぼーデイ - 2006/07/20 15:58:05



いやぁ〜、良かったねぇ d(^O^*≡*^O^)b

SunMin thanX Kubotaの歌う
♪Keep Holding U♪ 
これ聴きたかったんです・・・て
ヽ(ー ー")エイガトチガウノカ

実はね、33年前の『日本沈没』をリアルタイムで劇場に観に行った者の一人です・・・私。
これで「25歳です」とはもう言えなくなりましたけど、まだ子供だったので観たんですけど、ストーリーが難しくて理解はできませんでした。

あの当時、製作費5億円をかけ、興収40億の大ヒットとなった作品。
小松左京氏が9年間かかって執筆した同名の著書を、73年に東宝が映画化。
その年のお正月映画として封切られました。

33年前は「にっぽんちんぼつ」だったんですけど、リメイクされたこちらは「にほんちんぼつ」ですから、チケット購入の際はそのように発音しましょ。

最新の科学テーマを元に、陸、海、空の自衛隊の協力を得て、他にも東京消防庁、防衛庁、東大地震研究所、海洋研究開発機構、などという漢字ばっかりの名称をバックに、蘇った本作。
ある程度、ちゃんとした裏付けのもとで映像化されているんだろうけど。。。(―""―i)

それにしても

な〜んか緊迫感ない(A^Д^;)

みんな落ち着いてる(* ̄m ̄)

普通の会話してる(# ̄x ̄)

そもそも、草?剛扮する主人公小野寺俊夫の行動がおかしい!
日本列島が沈みかけてるっちゅ〜に、会津の実家へ帰ったり、レスキュー隊の玲子(柴崎コウ)に会いに行ったり、美咲(福田麻由子)たちの非難場所へ出向いたり・・・て

交通網もマヒしてるって時に、あっちこっち行きすぎです ε=(´。`;)フゥ

ひょっとして、どこでもドア持っとるな(i¬_¬)

だけどね、草?クンって基本的に落ち着いたキャラでしょ。
危機が迫ってる時には不向きです。
この役、旧作では藤岡弘だったんですよ。
この方は、フツーにしてても顔面に“危機感”漂ってますから。

危機管理担当大臣の大地真央(as鷹森)なんて、最後までメイクばっちりだった。
こんな危機の時に・・・

総理大臣として特別出演してた、“へーちゃん”こと石坂浩二は、どことなく髪型が小泉ヘアーだったね。

柴咲コウねぇ〜
私、正直なとこ、この人どうなんだか分かりません┐(´〜`)┌
邦画で彼女の出演作品が多いけど、どうなんでしょ?
目が少し吊ってるのがキツく見えるのか、笑っても怒ってるように見えるんだ〜、私には。
それに時々、中谷美紀とかぶる。
國村隼はいつ観ても腹黒そ〜。

トヨエツは地球生命学博士という役どころなんだけど、これね旧作では小林桂樹さんだったんですよねぇ。
トヨエツでは、どこかスマートすぎる感じがした。
もっと“モッサリ”したような、“こ汚い”おっさんのほうが説得力が出ると思った。

“テーブルクロス引き”の説明はよく解りました。

“ダメ出し”ばっかりのようですが、そんな中

私が「あれ〜、意外と良いんでな〜い」と思ったのが

“ミッチー”こと、及川光博

歌ってる時より役者の方が良いねこの人。
今、TBSの昼ドラでも斉藤由貴のダンナ役してるよね。
ナルシスト路線で売ってたけど、実際は気さくな兄ちゃんって感じ。

ところで、エンドロールには丹波哲朗とあったけど、どこで出てました?
旧作では総理大臣だったんですよね。
・・・MANGAさん、ジュンさん、soratukiさんが、ここに出てたよと教えてくださいました〜。
答えは、柴崎コウ扮する阿部玲子の祖父として写真のみの、ご出演だったんですよ。
あれ〜?あの男性がそうでしたかぁ〜 (A^Д^i)あたしったら何を観てたんだろ。
教えてくださってありがとうございました(゜゜)((_ _))ペコリ

2000年のお正月映画として、松竹が製作発表したことがありましたね。
結局、業績不振で製作費12億円を調達できず中止になってしまいました。

この作品について調べていると、こんな作品を発見 Σ(@□@)゛
それは、小松左京氏の許可を得て、筒井康隆氏が執筆したという

「日本以外全部沈没」(・Д・)アゼン

なんでも、地球上の陸地が沈没して、唯一、日本だけが残った。
日本へ世界の著名人が移住してくる・・・というものらしい。

それより何より、日本が沈没する前に、財政難で我家が沈没しそうです.゚。(´Д⊂゚・。

最後に
阪神淡路大震災を経験した者として
あの“揺れの衝撃”は
口では言い表されないものでありました。

参加しています↓清き □_ρ(。。)クリック!お願いしま〜す♪


こちらも参加しています↓
清き □_ρ(。。)クリック!お願いしま〜す♪



皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、スパム防止のためコメントは、管理者の承認後にUPさせていただきますことをご了承ください。
m(_ _)m




_ しんのすけの イッツマイライフ - 2006/07/20 17:52:57

映像はすごいです!!
 
このごろの邦画もVFX(CG)は、
素晴らしい進歩ですね~(^^)
 
…でも、、、
なんだか物足りないんです。

_ enjoy! MOVIE☆LIFE - 2006/07/21 01:14:13

小松 左京
日本沈没 上 小学館文庫 こ 11-1
 「日本沈没」PHOTO BOOK featuring 草なぎ剛
 日本沈没OFFICIAL BOOK―沈没へのカウントダウン


出演■草薙剛、柴崎コウ、及川光博、大地真央、豊川悦司、榎本明、國村隼、石坂浩二 他・・・
監督■樋口

_ 水曜日のシネマ日記 - 2006/07/21 12:48:18

地殻変動による大地震で、沈没していく日本の様子を描いた作品です。

_ 映画と秋葉原とネット小遣いと日記 - 2006/07/22 16:14:14

『日本沈没』  
公式HPはこちら

●あらすじ
深海調査に参加した潜水艇《わだつみ6500》のパイロット・小野寺(草なぎ剛)、田所博士(豊川悦司)は、そこで驚愕の事実を知る。海底プレートの急速な沈降で、日本列島が1年後に沈没するという悪夢の初まりに・・・・

_ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! - 2006/07/22 18:38:23



「日本は一気呵成に沈んでいくんだ!!」


「守りたい人がいるんです。
奇跡は起きます。起してみせます!」



国土だけではなく、心まで失ってしまうのか?
1億2000万人、すべての日本人に捧ぐ――


_ しんのすけの イッツマイライフ - 2006/07/22 23:34:41

映像はすごいです!!
 
このごろの邦画もVFX(CG)は、
素晴らしい進歩ですね~(^^)
 
…でも、、、
なんだか物足りないんです。

_ ば○こう○ちの納得いかないコーナー - 2006/07/23 02:38:28

日本SF界の巨匠・小松左京氏が、33年前に書き下ろしたSF小説「日本沈没。巨大な地殻変動によって日本列島の殆どが海面下に沈んでしまうという奇抜なストーリーが話題となり、上下巻合わせて385万部という大ベストセラーとなった。同年にこの作品は映画化されたが、こちらも約880万人の観客動員を記録する大ヒットとなり、日本沈没ブームが巻き起こった。

1973年に公開された映画「日本沈没」を自分が実際に見たのは、確かTV放送の時だったと思う。主役を演じていたのは仮面ライダー1号・本郷猛こと藤岡弘、氏。当時は幼く、科学的な裏付け等も判り様が無い自分だったが、日本が沈没してしまうというストーリーはとてもセンセーショナルに感じられ、食い入る様にこの作品を見た。今回、草磲剛氏を主演に据え、「日本沈没」がリメイクされたという事で、”藤岡版”との比較も兼ね早速映画館に足を運んだ。

*****************************
日本各地で大規模な地震が頻発する中、潜水艇「わだつみ6500」のパイロットの小野寺俊夫(草磲剛)は、同僚の結城慎司(及川光博)と共に地球科学博士・田所雄介(豊川悦司)の指揮の下、深海調査に参加する。その結果、大地震と噴火活動によって日本が1年以内に沈没するという驚愕の事実を知る事となる。

総理大臣・山本尚之(石坂浩二)は諸外国に日本国民の受け入れを要請し、文部科学兼危機管理担当大臣の鷹森沙織(大地真央)は日本を救う方法を求めて、嘗ての夫でも在る田所の元を訪ねる。

そんな中、小野寺は被災現場でハイパーレスキュー隊員の阿部玲子(柴咲コウ)と出遭う。御互いに心惹かれ合いながらも、心から小野寺に感情を表せない玲子。阪神・淡路大震災で肉親を全て失い孤児となった彼女は、愛する者を失った辛さがトラウマとなっており、もうあの辛さを味わいたくないという思いが人を愛せなくさせていたのだった。

そして、刻一刻と沈没して行く日本列島。未曾有の危機を救う手立ては・・・。
*****************************

この映画製作にはTBSも関わっている。それ故なのか、出演している俳優がTBSのドラマに縁の深い人物がチラホラ見受けられる。ニュースを伝えるアナウンサー2人が、共にTBS所属というのは未だしも、居酒屋の端っこで映っているTV放送がベイスターズ(

_ ひるめし。 - 2006/07/24 14:15:35

いのちよりも、大切なひとがいる。
CAST:草なぎ剛/柴咲コウ/豊川悦司/大地真央/及川光博 他
■日本産 135分

良く出来た大作だと思うけど、観ててなんか気分が暗くなって凹んだ・・・。

やっぱり映画とはいっても日本列島がめちゃくちゃになったり、地割れに人が落ちたりするのを観たら良い気分にゃ〜ならないわ。

草なぎ剛と柴咲コウの関係がいまひとつだった。
くっつくのが唐突すぎた気がした。

主演のふたりよりトヨエツの方が魅力的だったわ。

ミッチーも出番が少ないながら妻子のためがんばってたわ。
妻役にサトエリなのがウケたけど(笑)

丹波哲郎は柴咲コウのじいちゃんだし。

和久井映見は草なぎ剛のお姉ちゃんで酒蔵で働いてたし。
夏子の酒!?かよ。

首相の石坂浩二の髪型のモデルは絶対小泉さんだ!!
って思った人はワタシ以外にもきっといるはず・・・。


そしてこの映画のパロディの「日本以外全部沈没」がとっても気になる〜!!

川崎チネチッタにて観賞。
お気に入り度:★★★
*************************************************************
応援お願いします。→人気blogランキングへ

_ ブログ:映画ネット☆ログシアター - 2006/07/24 17:53:16

映画、日本沈没を見てきました。話題の作品だけあって出演者が豪華です。
この映画をみて感じたことは、言葉を丁寧に選んでいるようで、発される言葉一つ一つに重みがありました。
あまり現実味のない話ですが、実際に日本が沈没することになったときに、自分だったらどうするだろうと
考えさせられる映画でした。ちょっとだけ残念なところは、被害状況とかイマイチ分かりにくかったように感じました。
表現するのは、難しいと思いますが、もうちょっと分かりやすくしてほしかった。

_ ちょっとだけ勝手に言わせてもらいます(Blog版) - 2006/07/24 19:44:06

 今年、夏の大作というと洋画では「MI:3」が思い浮かぶが、邦画も負けていない。

_ オレメデア - 2006/07/25 13:15:52

先週,「日本沈没」を見て来た

「日本沈没」は,半年前から見たかった映画だから,すごく楽しみだった


潜水艇「わだつみ6500」のパイロットである小野寺俊夫(草なぎ剛)は,

災害の中で,倉木美咲(福田麻由子)を救出した阿部玲子(柴咲コウ)と知り合った.

もともと小....

_ 映画、言いたい放題! - 2006/07/27 02:39:33

公開早々、あまり良い評判を聞かないこの映画。( ^ _ ^;
ともかく観てみないとね。

地球科学博士・田所は海底プレートの急速な沈降により
日本列島が1年経たない内に沈没することを知る。
田所は懸命に日本の危機を訴えるが、政府の要人たちは聴く耳を持たない。
やがて各

_ カリスマ映画論 - 2006/07/27 21:17:53



【映画的カリスマ指数】★★★☆☆

 日本が消える・・そのとき人の心は・・・

 

_ soramove - 2006/07/28 22:52:58

「日本沈没」★★★
草なぎ剛、柴咲コウ、豊川悦司 主演
樋口真嗣 監督、2006年


広島旅行中、せっかくなので映画でもと、
繁華街で見つけた「日本沈没」の看板。

広島宝塚588席と規模はまあまあ。
席も座りやすい。

映画はどうだろう、話題の大作だ。
地...

_ Aのムビりまっ!!!(映画って最高☆) - 2006/07/31 20:32:16


 
 
 
 

 
評価:★7点(満点10点)
監督:樋口真嗣
主演:草磲剛 柴咲コウ 豊川悦司 大地真央 及川光博
2006年 135min

潜水艇(わだつみ6500)のパイロット、小野寺俊夫(草磲剛)は
地球科学博士田所雄介....

_ 猫姫じゃ - 2006/08/02 14:51:27

日本沈没          1973年版こちら
2006年  樋口真嗣 監督草磲剛 、柴咲コウ 、及川光博 、豊川悦司 、福田麻由子 、吉田日出子 、大地真央
泣かせます、、、かなり良かったです。
これはまぁ、壮大なSFなんだケド、...

_ よしなしごと - 2006/08/04 00:23:42

 ホント最近邦画ががんばっています。この映画はどうでしょうか?日本沈没を見てきました。

_ ひらりん的映画ブログ - 2006/08/05 04:00:14

2006/07/15公開の作品。
むかーーし、テレビ版はかすかに記憶にぃーーー。
(年がばれるぅ)
結末とか覚えてないし・・パニックものだし・・
新たな気持ちで見る事に・・・。

_ 勝弘ブログ - 2006/08/13 01:53:20

http://www.nc06.jp/すごい迫力有っておもしろかった・・・・のですが・・・あちこちで地震、火山の噴火などが起きて渋谷109が崩壊した映像で結構びびりました。よくできた特撮だなぁと。全体を通してみると単なるパニック映

_ FREQUENCE. - 2006/08/15 19:48:29

出演者 【主演】草なぎ剛、柴咲コウ 【出演者】及川光博・福田麻由子 吉田日出子 柄本明 ・ 國村隼 石坂浩二(特別出演) / 豊川悦司 大地真央 スタッフ 【原作】小松左京(小学館刊) 【脚本】加藤正人 【監督】樋口真嗣 【特技統括/監督補】尾上克郎 【特技監督】神..

_ 八ちゃんの日常空間 - 2006/08/17 08:14:29

日本は島国・単民族国家である。その日本に住む日本人にとって、考えたくもない究極の恐怖とは、おそらくこれ以外にないだろう。『国土がなくなる』
難民となっても、帰ることができるふるさとがないのだ。

_ アロハ坊主の日がな一日 - 2006/08/17 21:58:57

[ 日本沈没 ]@新宿で鑑賞

本作は小松左京のベストセラーに目をつけ
1973年、東宝が日本映画史上最高の5億円という巨額の投
資を投じて映画化を実現した[ 日本沈没 ]のリメイク作
品。監督は、2005年[ ローレライ ]で長編監督デビューを
果たした樋口真嗣。日本全土が崩壊する話だけに、CGや特
撮映像がハンパじゃない迫力。さすがである。今やメジャ
ー映画には、欠かせない監督といえるだろう。

パンフレットの最後のページに、キャストやスタッフ並び
に協賛、協力会社が紹介されているが、あまりの文字の小
ささに主人公の名前すら読めない状態である。これだけ見
ても、本作の規模の大きさがわかるというものである。




_ Tokyo Bay Side - 2006/08/19 19:30:04

『日本沈没』
これほど分かりやすい題材でありながら、この映画は何を描きたいのかよく分りませんでした。草?剛演じる主人公、小野寺は終盤に差しかかるまで無駄にウロウロしているだけだし、柴咲コウ演じる玲子はハイパーレスキュー隊でありながら肝心な時に何の役にも立ちません。命からがら避難する国民をよそに、空気の読めない主人公の言動や行動は全く感情移入出来ませんでした。
[:URL:] 『日本沈没』

_ Tokyo Sea Side - 2006/08/23 01:22:56

もともとあまり興味のない系統の映画でしたが、それなりに話題になってるので観てみましたが…正直微妙です。まず長い。実際長いんですが、長く感じるし要らないシーンも多い。そして感情移入ができない。いまいち状況にリアリティが湧かないからか、主人公の行動に共感できないからか…。それに中盤あたりからだいたい終わり方の予想がついてしまう。ホントにストーリーに引き込まれるコトなく終わってしまいました。
[:URL:] 『日本沈没』

_ シネクリシェ - 2006/08/23 06:24:37

 『日本沈没』を見に行ったつもりが、上映されていたのは『アルマゲドン』もどきの作品……。  これもまた、今夏悪名高い作品の一つですが、まずい

_ HAPPYMANIA - 2006/08/24 01:15:36

こんなに突っ込みどころ満載の映画も久しぶりやなぁと思いつつあかん、あかん、あくまでも映画なんやから。。。それよりもっと他に観るところが。う〜〜 o(>

_ CHEAP THRILL - 2006/09/02 10:53:50

(1から)
16時50分に映画館を出る。
TSUTAYA渋谷店でとある監督の短編作品を借りる。26日と27日で半額デーをやっているので210円で借りられた。

銀座に出て18時50分までDELLのパソコンレンタルで時間を潰す。

19時から喫茶店「ルノアール」の会議室で行われている「シネマイッキ塾」というイベントに参加。13人参加。
『マッチポイント』について登場人物の階級に着目しみんなでつっこんでいく。
『スーパーマン・リターンズ』はみんなでボロクソに叩いた。

そんなことを21時までやる。
その後、有楽町駅近くの中華料理屋で打ち上げ。
22時半に店を出て解散。
そこから一人で六本木へ。
六本木ヒルズのヴァージン・シネマでオールナイト。
当初の予定では『日本沈没』→『ユナイテッド93』でいくはずだったが、うまく時間があわず『日本沈没』→『UDON』にすることに。

まずは0時半から『日本沈没』。
せめて『海猿』くらいはドラマがあるかと思ったがこれがほとんどドラマがないんだな。

草なぎ(漢字変換できん)と柴咲コウの恋愛と
トヨエツ演じる地球科学博士による日本海溝の調査と
その他大勢の避難劇あたりがストーリーの中心なんだけど、
本当の主役は日本各地の崩壊模様を作りだしたVFX技術なんだは。
それは凄いんだけど、
『インディペンデンス・デイ』や『デイ・アフター・トゥモロー』、
『大地震』や『炎のメモリアル』のように特撮にドラマを絡めることが出来てない。
そうすると目立つのが草なぎ、柴咲、トヨエツの演技・セリフまわしのしょっぱさだ。
トヨエツなんか地球科学博士なのに巻き舌なんだから。

点数は2点。
怪獣映画に関わっていた監督の作品だけあってVFXは凄いんだけど……

(3へ)

_ もっきぃの映画館でみよう - 2006/09/18 22:12:35

タイトル:日本沈没/東宝
ジャンル:切ないラブストーリー+パニック/2006年/135分
映画館:三番街シネマ1(614席)
鑑賞日時:2005年8月XX日 満席・売り切れ
私の満足度:65% 
オススメ度:65%


今年の1月、京都東宝・スカラ座のさよなら上映でみた
オリジナルの「日本沈没」。少しは記憶のがある33年前の日本を
なつかしく感じるとともに、リメイクに対する期待をつのらせました。
印象に残ったのは、NHK教育番組のように長々と続く
東京大学・竹内均教授のマントルがどうのこうのという説明。
長すぎてなんだか笑っちゃいました。
もうひとつは、いしだあゆみの黒いビキニ。
歌手かとおもったら、既に女優活動もしてたんですね。
刺激的!!


T『近い将来それは明日かもしれない』
まっくろなスクリーン、ところどころで火があがる。
ニュースレポータの声『マンションが倒壊しています。』
T『本震後2時間 静岡県沼津市』
ヘリコプターが、下を照らしながら旋回。
雨の中、夜。幼い少女があるいている。
倒れて横になっている男のアップ(草磲剛)『うーっ』と
肩をおさえながら瓦礫をはねのけて、車の上に這い上がる。
倒れている信号機が点滅。1階がつぶれたマンション。
車から漏れたガソリンが路面に広がる。
そのなかを少女が歩く。『オーイ』男が声をかけ走りだす。
はげしいい余震。倒れる電柱。火の海がひろがり、少女を
飲み込みそうになる。そのとき。。。
ヘリコプターからたらされたロープからのびる手が
アクション映画のように少女をつかみ、男のそばへと運ぶ。
男が少女に服をかける。
(女性の声)『怪我はありませんか?』ヘリコプターから
舞い降りたのは、ほほにキズのある女性(柴崎コウ)。
一瞬見つめる草磲。
と、ドカーン。大音響とともに山から炎があがり、
まっかな溶岩がながれる。眺める3人の後姿。

メインタイトル『日本沈没』

富士山を背景に、新幹線が右から左へと横切る。
五重塔、お寺、川(京都の高瀬川?)、桜、田植え、
駅のホームにあふれる人、自動改札、新宿高層ビル、高速道路、
ゲートボール、住宅街、藁葺き屋根の家々、秋葉原、
ティッシュを配る人、丸の内イルミネーション、東京タワー、海辺

宇宙。人口衛星越しに地球。少し回転して日本列島。
その日本列島がみるみる沈んでゆく。カメラが引

_ 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - 2007/05/09 02:55:07

田中角栄の"日本列島改造論"刊行が1972年6月、7月には総裁選に勝利するが、ピーナッツ一粒1億円など金脈問題で1974年12月首相の座を追われる・・



小松左京の"日本沈没"が刊行されたのは1973年のこと、執筆開始は東京オリンピックが開催された1964年と

_ シネマ通知表 - 2007/06/01 11:27:07

2006年製作の日本映画。
73年に公開された小松左京原作『日本沈没』を『ローレライ』の樋口真嗣監督が草なぎ剛、柴咲コウ主演でリメイク。最新のVFXと特撮技術を駆使し“日本沈没”という未曾有の災害と、祖国の危機に直面する人々の姿を描く。

世間的にはトンデモ映画ということになっているらしい「アルマゲドン」で号泣してしまったワタシにとっては、この映画も何度か涙腺を刺激してくれた存在です。それでも全編を通してこの映画の世界観に浸れたかというとそうでもなく、むしろ冷めた目で見てしまう展開も多かっ...

_ 取手物語~取手より愛をこめて - 2007/09/25 20:55:55

「てめえは馬鹿か、・・・・・・
 いいか、よく聞け!・・・・・・
  富士山の大噴火と共に、日本は一気呵成に沈んでいくんだ!」

_ ☆彡映画鑑賞日記☆彡 - 2008/03/23 17:45:09


 『いのちよりも大切なひとがいる。1億2000万人、すべての日本人に捧ぐ――』
 コチラの「日本沈没」は、今週末7/15公開になる小松左京の同名小説の映画化なんですが、試写会で観てきましたぁ〜♪実を言うとあんまり期待してなかったのですが、予想に反してかなり楽しめ...