シネマ日記 バルトの楽園2006/07/20 21:43:40

子供から大人まで安心して観られる、ヒューマンドラマ。出演者たちの顔ぶれやストーリーの展開に、安定感があります。まさに、文部科学省選定作品です。

第1次世界大戦中、徳島の俘虜収容所での、敵味方を超えて分かり合う兵士や地元民。かたや、同じ日本人同士でも、分かり合えない薩長と会津の遺恨。

人は、人間として生まれ日本人やドイツ人になるのか。日本人やドイツ人として生まれ、人間となるのか。

ドイツ人、日本人、、薩摩人、会津人、すべて、等しい人間なはず。そのことを、第九の音楽が心に運んでくれます。

お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★

大後寿々花ちゃん、「SAYURI」の時より、ちょっと大人になりました。

シネプレックス水戸にて

公式HP バルトの楽園