シネマ日記 カミュなんて知らない2006/07/03 21:30:17

映画の楽しみ方の一つに、解釈する楽しみがある。この作品は,観客に映画というものをどう解釈するか、問いかけてくる映画です。

映画の中で、映画づくりに打ち込こむ学生たち。不条理な殺人事件、犯人の心情を解き明かそうとする。それを見守る元映画監督の教授。ほとんどが立教大学でのロケ。私の遠い昔の学生時代、大学の雰囲気(立教ほど趣はありませんでしたが)を思い出しました。楽器の練習音、体育会系の練習の声・・・

映画を語る上で欠かせない名画中の名画たち。結構、みんな観ていない作品とも言えますが、6月に行われた映画検定の問題を思い出せる、セリフの連発!(ちなみに私は、4級・3級受験しました)

お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★★

7/8に茨城大学の公開講座で、柳町監督の講義が聴けます。TOHOシネマズ水戸内原で7/7まで公開。

公式HP カミュなんて知らない