バベル2007/05/01 21:45:34

1つの事件が、モロッコ・メキシコ・日本を舞台に絡み合って進行する人間模様。

近代文明とはいまだ無縁な荒涼とした風景のモロッコ、混沌と猥雑さのメキシコ、聴覚障害者の視点からの喧騒の東京。

切り取られ、描がかれる人々、モロッコの子供や老人の表情から何を読み取ればいいのか。メキシコの土埃舞う結婚披露宴とそこに集う人々のエネルギー。静謐な世界からみた都会、東京の姿。

映像と音楽で、語りかけてくる映画、一つ一つのシーンが一枚一枚の写真です。この撮り方の美しさに、心を打たれました。

お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★★

ケイト・ブランシェットのあの冷たい眼差しに、心惹かれ、2度の鑑賞。この映画で体調回復してしまう私は、やっぱり変?

TOHOシネマズひたちなか(4/29)水戸内原(4/30)にて 公式サイト:http://babel.gyao.jp/

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_ 八ちゃんの日常空間 - 2007/05/01 22:36:37

この超話題作を観ようと思った最初の動機は、ズバリ、エル・ファニングが出ているから!どれだけ成長してきたかスクリーンで確かめたいものです。

_ カノンな日々 - 2007/05/01 22:37:12

今年のGWのイチオシの超話題作といえばやっぱりこの「バベル」でしょ、でしょ。私の好きな旧約聖書の伝説をモチーフにした作品で、こんなに話題になるずっと以前に「バベル」という映画が公開されると知ったときそのタイトルだけどときめきました(笑)。

出演はその他に....

_ ミチの雑記帳 - 2007/05/01 23:02:49

試写会にて「バベル」

カンヌ映画祭最優秀監督賞受賞作。
モロッコ、日本、メキシコを舞台に進行するドラマを交互に描く群像劇。

・モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦のリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)のエピソード
・モロッコの山羊飼いの家族のエピソード
・アメリカのサンディエゴでメキシコ人のベビーシッターが二人の子供をやむをえずメキシコに連れていくことになるエピソード
・東京の妻を亡くした男(役所広司)とその娘(菊池凛子)のエピソード

この4つの話が少しずつ時間軸を変えて交互に描かれる。エピソードの繋ぎ目も絶妙。

「バベル」の物語にあるように、神の怒りに触れたせいで人間にはいろんな壁ができた。言葉の壁、人種の壁、国境の壁と、様々な壁があり、その壁は何千年経ってもなかなか越えることができない。人種が違うだけで、その中に入っていった少数の者は途端に怯えだし壁を作る。モロッコの村に入った白人しかり、メキシコ人の中に入った白人の子供しかり。それだけではない、同じ人種だって聾唖者に対して壁を作る。

モロッコの乾いた空気、メキシコの暑さと危うさ、東京の雑踏と喧騒。ちょっと見ただけでも文化も違えば、住む人々の生活レベルも大きく違う。
場所は違うのに、この映画の登場人物たちは渇いている。いろんな壁を越えようとして超えられない渇きにあふれている。何かを失ってその喪失感の大きさにあえいでいる。伝えようとしても伝わらないもどかしさに溢れている。

ちょっと異質な日本のエピソードが一番気にかかる。
聾ゆえ他とはコミュニケーションが取りにくいチエコ。同年代の男の子にナンパされた時も彼女が聾唖者だとわかった途端に嘲笑を浴びるさまは見ていて胸が痛む。
彼女のヒリヒリするほどの孤独。声にする言葉を持たない為に心に溜め込むものが多いのだとしたら・・・。もし彼女が聾でなければ、もっと心を開きやすかったのだろうか。言葉の代わりにああいう方法でしか人に対するすべを知らない彼女が愛おしい。大音響のクラブにいるシーンで音が消えたり聞こえたりするのは、彼女の世界とこちらの世界の隔たりを感じさせ、彼女の孤独を一層強調していた。

モロッコで猟をするのか、離婚話をするのにモロッコへ行くのか、ベビーシッターの甥はどうなったのか、チエコの手紙の中身は?などいろいろ思う部分はあったけれ

_ Cartouche - 2007/05/01 23:19:55

{{{   ***STORY***                  2006年  アメリカ
壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにするが…。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいら立ちを感じていた…。}}}...

_ シネマログ  映画レビュー・クチコミ 映画レビュー - 2007/05/01 23:28:40

私は悪い人じゃない おろかなことをしただけ菊池凛子がアケデミー賞助演女優賞にノミネートされたことで話題となった作品。モロッコの放牧地帯で撃たれた一発の銃弾が、国境を越えて連鎖するストーリー。BABELの名の由来は旧約聖書によるものだ。「遠い昔、言葉は一つだった。神に近づこうと人間たちは天まで届く塔を建てようとした。神は怒り、言われた。”言葉を乱し、世界をバラバラにしよう”。やがてその街は、バベルと呼ばれた。」(旧約聖書 創世記11章)本作品は、言葉が通じないことや、心が通じ合わ...

_ 京の昼寝〜♪ - 2007/05/01 23:35:30

私たちは、いまだ、つながることができずにいる。
 
 
■監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ■脚本 ギジェルモ・アリアガ ■キャスト ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子  □オフィシャルサイト  『バベル』  リチャード(ブラッド・ピット)は、妻のスーザン(ケイト・ブランシェット)とモロッコを旅していた。 ある哀しい出来事が原因で壊れかけた夫婦の絆を取り戻すため、アメリカからやって来たのだ。 まだ幼い息子と娘はメキシコ人の子守に託していた。 山道を行く観光バスの中で、事件は起こった。 どこからか放たれた一発の銃弾が窓ガラスを突き抜け、スーザンの肩を撃ち抜いたのだ。 あたりに病院はない。 リチャードはバスを移動させ、スーザンを医者がいる村へと運ぶが、溢れ出る血を止める応急処置がやっとだった。 リチャードが救助に来ないアメリカ政府に苛立つ間、徐々に事件は解明され、やがて1人の日本人男性にたどりつく。 一発の銃弾は国境を越えて、孤独な魂を抱える人々をつなぎあわせていった─。 
 おススメ度 ⇒ ★★ (5★満点、☆は0.5)  cyazの満足度 ⇒ ★★  悪戯に少年の放った銃弾が、夫婦関係の修復を願いモロッコに旅に出た夫婦の絆を意外にも取り戻す糸口となった。 しかしながらその事件は、その放たれた銃弾の猟銃に纏わる折り重なったストーリーを導き出した。 言葉の壁、人種間差別、それぞれの家族にある秘められた過去を、それぞれに浮き彫りにしていくことになる。 この映画に、答えを求めることはしない方がいい。 求めてもその答えが見つからない。 監督の言いたいこともよく理解できない。 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司等、素晴らしい役者を中心に据えているにも関わらず、この厚みのない展開は何なんだろう。  菊地凛子の評価がかなり高かったのは、確かに体を張った演技と解釈するにはちょっと違和感がある。 ストーリーの流れ上、彼女が裸で体当たりしたキャラがひつようであっただけで、別に彼女がオファーにイエスを言わなければ別の人が評価されたようなものだろう。 あのチエコが最後にケンジに渡したメモには何が書いてあったんだろう・・

_ ネタバレ映画館 - 2007/05/01 23:44:37

パンツ穿いてください。

_ シネマログ  映画レビュー・クチコミ 映画レビュー - 2007/05/01 23:54:34

私は悪い人じゃない おろかなことをしただけ菊池凛子がアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたことで話題となった作品。モロッコの放牧地帯で撃たれた一発の銃弾が、国境を越えて連鎖するストーリー。BABELの名の由来は旧約聖書によるものだ。「遠い昔、言葉は一つだった。神に近づこうと人間たちは天まで届く塔を建てようとした。神は怒り、言われた。”言葉を乱し、世界をバラバラにしよう”。やがてその街は、バベルと呼ばれた。」(旧約聖書 創世記11章)本作品は、言葉が通じないことや、心が通じ合わ...

_ 悠雅的生活 - 2007/05/02 00:41:45

繋がらない心。繋がる思い。

_ Sweet* Days - 2007/05/02 08:07:59

監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イリニャトゥ
CAST:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、菊池凛子 他

ゴールデングローブ最優秀作品賞受賞 カンヌ映画祭最優秀監督賞受賞
アカデミー助演女優賞他ノミネート

STORY:夫婦の絆を取り戻そうとモロッコを旅しているリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)。しかし観光バス乗車中に、スーザンが突然何者かに撃たれる。同じ頃、東京では聴覚障害を持ったチエコ(菊池凛子)が満たされない思いでいた・・・・アレハンドロ・ゴンザレス監督作品と言えば、『アモーレス・ペロス』や『21g』。
いずれも、ある一つの事柄...

_ 我想一個人映画美的女人blog - 2007/05/02 09:50:18


ついに日本公開☆アカデミー賞作品賞にもノミネートされ、カンヌ映画祭では監督賞を受賞。

監督は『アモーレスペロス』『21g』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。

脚本はいつものコンビ ギジェルモ・アリアガが担当。
『アモーレスペロス』はなかなか良かったけど『21g』はいまいちだったというのと、
去年トロント映画祭で観た映画オタクのカナダ人のオバちゃんが
「いまいちだったわー」などといってるのを先に聞いてたので、
え?そうなのー、、、とあまり期待はしてなかったものの、
やっぱり話題作☆楽しみにしてたので初日鑑賞〜♪



{/book/}壊れかけた夫婦の絆を取り戻す旅をしているアメリカ人夫婦、リチャードとスーザン。
バスで山道を走行中、突然放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。
リチャード(ブラピ)は英語がなかなか通じない村の住人たち、
対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにする。
その頃、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいらついていた。

  バベル公式サイト
BABEL   アメリカ  143min
4月28日より、上映中〜




{/star/}{/star/}{/star/}{/star/}{/star/}{/star/}6/10

んんー。
観てる時は引き込まれたけど、ラストまで観ると「んー。」という感じ。
プッシュはしないけどぜひ観てほしいと思える1作。

途中から失速しちゃった感じ、、、。あのラストは好きじゃないな。
でも長いと思ったわりには退屈はしなかったし興味深く観られたのでこの評価。

今回も3つのストーリーがひとつの何かによって絡まり合い、、、
というもので時間軸も動かされてる。
ふたりの兄弟が何の気なにし放った銃弾が一人の人間を撃ち抜き、
そのひとつの銃が別の国にいる人間と繋がっていて、、、、



ブラピ、目の下にクマとシワ作って頑張った{/kaminari/}




菊地凛子さんはほんとに体当たり演技
しかし全裸になる必要はあったの。。。。??
東京のシーンはなんだかいろいろ違和感あったなー。
チエコの孤独、愛されたい理解されたいという悲しみも願望もわかるけど
こんな風にパンツはかないで挑発したり、歯医者で医者にベロっとしたり
あまりにも突飛な行動。。。。
モロッコの出来事にはこじつけた感じ

_ Akira's VOICE - 2007/05/02 10:37:03

ひとつの銃弾が心の扉を開ける。

_ 空想俳人日記 - 2007/05/02 12:01:33

バベルの塔 築く狸の 皮算用 



 この映画「面白いの?」と問われれば「面白くない」と応えてしまう。「ふうん」。そうじゃないんだ、そういうことじゃないんだ、それだけのことじゃないんだ。そう心の中が焦っている、続きを言わねば、それで終わってしまう。でも

_ シャーロットの涙 - 2007/05/02 14:44:57

一発の銃弾がつなぐ、モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本、それぞれの物語

_ 観たよ〜ん〜 - 2007/05/03 05:48:49

「バベル」を観てきました〜♪

モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦、リチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)。バスで砂漠を移動中、何者かに突然狙撃される。同じ頃、東京に住む聾唖の女子高生チエコ(菊池凛子)は、満たされない日常に尖った日々を過ごしていた・・・

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押せば、言葉が通じるかも!?


_ シネクリシェ - 2007/05/03 08:31:13

 まぎれもない佳作ですし、非常に印象に残る作品でしたが、見終ったあとなんとなく煮え切らないものが残りました。  自分にとって今年最大の期待作だっただけに、どことなく物足りなさを感じたのです。  3つの

_ 江戸っ子風情♪の蹴球二日制に映画道楽 - 2007/05/03 11:53:53

 アメリカ
 ドラマ
 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
 出演:ブラッド・ピット
     ケイト・ブランシェット
     ガエル・ガルシア・ベルナル
     役所広司

モロッコ。険しい山間部を走る一台のバス。そこに乗り合わせた一組のア
...

_ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! - 2007/05/03 21:41:14

それは、一発の銃弾から始まった

事件は、モロッコから東京に─
そしてメキシコへと移っていく


言葉が通じない
心も伝わらない
想いは、どこにも届かない

かつて、神の怒りに触れ言語を分かたれた人間たち
我々バベルの末裔は、永遠に分かり合うことは出来な....

_ eclipse的な独り言 - 2007/05/04 16:41:46

 公開が少し遅すぎたような気がしました。2ヶ月ほど前に公開していれば、大ヒット

_ 「ボブ吉」デビューへの道。 - 2007/05/04 17:07:53



年に4、5本の娯楽映画しか観ない僕なので、気の効いた感想は書けませんが、
事前に情報を知らないと、どんな印象を持つ映画なのか、ありのままを
書いてみたいと思います(ネタバレ勿論あります)。
結論としては、観たくないシーンも、何箇所かありましたが、
非常に面白く観る事が出来ました。
それは、藤井隆のプロモ(※1)、小松彩夏のファンタのCM(※2)
という、ミーハーな僕の入り口が前半に見つかったから(笑)。

幼い子供2人を、メキシコ人の乳母に託し、
モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦、リチャード(ブラッド・ピット)と、
スーザン(ケイト・ブランシェット)。
2人には哀しい過去があり、リチャードは、それが原因で壊れかけている、
夫婦の絆を取り戻そうとしています。
しかし、不幸にも、モロッコ人の少年の放った、1発の銃弾が、
スーザンに命中してしまいます。帰れなくなった両親、残された子供たち。
息子の結婚式に出席する為、仕方なく、その2人の子供たちを
故郷のメキシコに連れていく乳母・アメリア。しかしその乳母の甥の暴走で、
アメリアと2人の子供の運命も、次第に狂っていきます。
そして日本では、モロッコで使われた銃の、かつての持ち主・ 安次郎
(役所広司)と、その娘、聾唖の女子高校生・チエコ(菊地凛子)の物語が
展開していくというもの。
モロッコ、メキシコ、日本と、場面は次々に展開していきますが、
時系列が違ってるのに気付けば、頭に入ってきやすいです。

予告編CMによる、「安次郎の銃が、殺人未遂事件に使われた。」
くらいしか、物語の情報を持ってなかったので、
聾唖の女子高校生・チエコ役の、菊地凛子には驚きました。
チエコそのものになり切ってる演技力は、素晴らしいの一言ですが、
下着をつけない「氷の微笑」的なシーン、そしてフルヌードと、
盛り上がってたのは、こういう要素もあったのかと(汗)
ただ、若い男を誘ったり、歯科医にモーションをかけるといった、
その不可解な行動も、チエコの輪郭がわかってくると、
次第に理解できるようになりました。
読唇や筆談なんてすっ飛ばしたい、ウソのない部分で
確かめあってみたい、そんな気持ちではなかったんでしょうか。
この映画に描かれてるのは、言語の違いも含め、伝わらない想い、
そして同じ言語を持っていても、理解しあえない辛さ。
その象徴的な存在と

_ 今日感 - 2007/05/05 00:10:35

140分近い映画ですけど、そんなに長く感じませんでした。話に引き込まれるし、考えさせられる。すべてを説明し尽くしてくれる映画じゃなくて、観客に考えることをさせてくれる名作です。

_ 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - 2007/05/05 01:55:50

原題:Babel
我々は十分賢くなったので、"塔を建て、天に届かせよう・・・"、そして主は町と塔を見て、言われた"彼らの言葉を乱し、互いに言葉が通じないようにしよう"・・・



アフリカ(モロッコ)、アメリカ(ロス、メキシコ)そしてアジア(東京)の3

_ The Final Frontier - 2007/05/05 03:03:05

ブラピや凛子よりも役所さんめあてで観てしまう私はおかしいのでしょうか? バベル モロッコ。険しい山間部を走る一台のバス。そこに乗り合わせた一組のアメリカ人夫妻、リチャード(Brad Pitt)とスーザン(Cate Blanchett)。壊れかけた絆を取り戻すため二人だけで旅行に..

_ 日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~ - 2007/05/09 23:53:24

壊れかけた夫婦の絆を取り戻すため、リチャードは、妻スーザンを誘い、モロッコを旅します。その旅の途中、バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜いてしまいます。なんとか医者のいる村までたどり着きますが、応急処置しかできません。リチャードは

_ 映画専用トラックバックセンター - 2007/05/12 13:54:46

映画「バベル」に関するトラックバックを募集しています。

_ しょうちゃんの映画ブログ - 2007/05/12 13:54:50

2007年31本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「アモーレス・ペロス」「21グラム」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品。旧約聖書の“バベルの塔”をモチーフに描き出す衝撃のヒューマン・ドラマ。モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本、そ...

_ ナマケモノの穴 - 2007/05/12 20:03:20

≪ストーリー≫
壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにするが…。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいら立ちを感じていた…。(goo映画より)

「アモーレス・ペロス」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督らしい、人生の不条理さとか人間の哀しさが描かれていたように思う。
ただ自分が日本人の...

_ ひらりん的映画ブログ - 2007/05/16 03:59:41

(2007/A83/S45)←今年劇場鑑賞45本目。
大型連休中はシネコン混むからあまり行く気がしなかったけど・・・
ナイトショウなら、そうでもないのかなっ・・って事で、
菊池凛子と、チカチカシーンで気分が悪くなった人続出ネタの「バベル」を鑑賞。

_ デコ親父はいつも減量中 - 2007/05/19 17:55:51


監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、役所広司、菊地凛子、二階堂智、ガエル・ガルシア・ベルナル、アドリアナ・バラーザ

評価:71点

公式サイト

(ネタバレあります)
ケイト・ブランシェットと菊....

_ やまたくの音吐朗々Diary - 2007/05/20 05:52:20

公開中の映画「バベル」を観賞。監督はアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。出演はブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、アドリアナ・バラッザ、菊地凛子、エル・ファニングほか。仲たがいしていたアメリカ人夫婦のリチャードと

_ 秘書OL キレイのヒ・ミ・ツ☆ - 2007/05/20 14:26:13

神よ、
これが天罰か。
言葉が通じない。
心も通じない。
想いはどこにも
届かない。
―世界は、
  バラバラになってしまった―


遠い昔、言葉は一つだった。
神に近づこうと
人間たちは天まで
届く塔を建てようとした。
神は怒り、言われた。

“言葉を

_ どうせ誰も見てませんからっ☆★ - 2007/05/20 19:37:17

モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、ブラッド・ピット、役所広司らが演じるキャラクターが、それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていく衝撃のヒューマンドラマ。『アモーレス・ペロス』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、言語、人種..

_ 銅版画制作の日々 - 2007/05/21 01:37:18

  言葉が通じない。心も伝わらない。思いはどこにも届かない。
なるほど遥昔は、言葉はひとつだったんだ人間は神に近づこうとして、天まで届く塔を建てようとしたから、神の怒りをかうことに・・・・。そのおかげで、言葉は乱され、世界はバラバラになってしまった。ーーこれは旧約聖書の創世記に記されたバベルという街の物語なのです。

21世紀の今も、地球全体がその“バベル”なのかもしれない。世界のあちらこちらで争いは絶えないたとえ、言葉が通じても、隣人や親子でさえ心を通わす事はない。本当にそうです急速な発展で、情報社会の中で暮しているのに、何処にも届く事さえない想いを抱いて彷徨う私たちは本当にこのお話は4ヶ国語が飛び交い、3大陸にわたるロケをして、製作された作品です。雄大なモロッコの自然から始まり、日本、メキシコと場面が映し出されます。バラバラのようですが、すべて繋がっていきます
舞台はモロッコ、リチャード(ブラッド・ピット)と妻のスーザン(ケイト・ブランシェッド)は旅をしていた。ある出来事がきっかけで、夫婦間の関係が壊れかけていた。幼い息子と娘をメキシコ人の乳母に託して・・・・。山道を行く観光のなかで、事件は起こった何処からか、一発の銃弾が窓ガラスを突き抜け、スーザンの肩を撃ち抜いた

リチャードはを移動させ、スーザンを医者のいる村へと運ぶ。溢れ出る血を止める応急処置がやっとだった。緊急を要するのに、救助に来ないアメリカ政府に苛立つ間、徐々に事件は解明されて行く。
 
銃弾を放ったのは、モロッコの少年だったモロッコの険しい山間の村に住むアブドゥラは、その朝、知り合いから一挺のライフルを買った。ライフルは2人の息子、アフメッド(サイード・タルカーニ)とユセフ(ブブケ・アイト・エル・カイド)に手渡される。生活の糧となるヤギを襲うジャッカルを殺すためにである。2人は争いがあった弟ユセフが姉の裸体を覗くので兄アフメッドは許せなかったさらにアフメッドは苛立つ銃を撃つのが、ユセフは上手いのである試し撃ちをしても上手く当らない兄に代わってユセフは眼下を走るを狙い、一発の銃を放つ
この2人の少年、アメフ役のサイードはオーディションで役をゲット一方のユセフ役のブブケは村で、パレスチナ人の女性に声をかけられ、決まったそうだ。
 
 撃たれたのは、見

_ Production Rif-Raf - 2007/05/24 05:54:34

基本情報 「バベル(BABEL)」(2006、アメリカ) 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(アモーレス・ペロス、21グラム) 脚本:ギジェルモ・アリアガ(アモーレス・ペロス、21グラム、メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬) 製作:スティーヴ・ゴリン(エター..

_ はらやんの映画徒然草 - 2007/05/27 06:01:58

「バベルの塔」のエピソードが出てくるのは、旧約聖書の創世記。 聖書によれば、人類

_ よしなしごと - 2007/06/10 00:02:02

 公開前はいろいろな意味で評判だったけれど、いざふたを開けると反応は微妙な映画、バベルを見てきました。

_ 「ボブ吉」デビューへの道。 - 2007/06/14 00:35:57



映画「バベル」、2回目の鑑賞を目論んでたんですが、時間が合わず、
残念ながら今週上映が終了してしまいました。
「期待外れだった。」「よくわからなかった。」という感想も、
数多く見られたんですが、僕は、時間が経てば経つほど。
確かめたい事が膨らんできてたんですよね。
映画の作り自体、ある程度観る人の想像に任せてる部分が
多かったじゃないですか?
例えば、ヤスジロー(役所広司)とチエコ(菊地凛子)の親子関係。
この映画の中では、ヤスジローが銃の悲劇の発端を作ったにも拘わらず、
親子関係は修復への兆しが見えて終わってます。
大体、家に帰ったら素っ裸の娘がベランダに居る、それは父親にとって
かなり衝撃的なシーンのはず。しかし流れるように娘を抱き寄せる。
邪推だとは思うんですが、「おいおい、普通の親子関係じゃないのか?」
という見方だって出来る。
まあそれは置いておくとしても、チエコが刑事(二階堂智)に、
母親の自殺の方法に関して、何故嘘をつく必要があったのか。
それから刑事に渡した手紙の内容など、それらを想像するのが
すごく面白かったので、その想像を補完する手がかりが、
スクリーン上にあったんじゃないかと、後を引いてたんですよね。

それから各国のエピソードの、プラス・マイナス収支も、
もう一度確認してみたかった。
この映画の中では、モロッコの家族が、1番マイナスが多かったと
思うんですが、安易に子供に銃を持たせてしまった事を考えると、
それは自業自得のようでもあり・・複雑なところ。
明確にプラス・マイナスがわからないのも、この監督の魅力なのかも
しれません。
言い換えれば、「現実そのもの」のような気もします。

ブラッド・ピットといえば、この夏「オーシャンズ13」が
公開になりますね。
僕も劇場で予告編を観て、1人で盛り上がってました。
そういえば今週、ロサンゼルスのチャイニーズシアターで、
主演のジョージ・クルーニーやブラッド・ピットが、手形押しの
セレモニーに参加したというニュースもありました。
手形と足形をとってる映像を見ましたが、今までブラピの手形が
なかったっていうのも意外でした。

_ サーカスな日々 - 2007/09/23 04:18:28




解説: モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、ブラッド・ピット、役所広司らが演じるキャラクターが、それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていく衝撃のヒューマンドラマ。『アモーレス・ペロス』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、言語、人種、国などを超え、完成度の高い物語を作り上げた。名だたる実力派俳優たちが名演を見せる中、孤独な少女を演じ、海外のさまざまな賞に名前を連ねる菊地凛子の存在感のある演技に、目がくぎ付けになる。 [ もっと詳しく ] (シネマトゥデイ)




原題
BABEL

製作
2006年

上映
143分

監督
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

出演
ブラッド・ピット 、ケイト・ブランシェット 、ガエル・ガルシア・ベルナル 、役所広司 、菊地凛子 、二階堂智
誰のせいにもできないような悲劇の連鎖の中で。
古代メソポタミアの中心都市であったバビロンに建てられようとしたジッグラド(階段状の建造物)。
この天に届く塔の物語を、僕も小さい頃から、いろんなお話で、目にしてきた。
神に並ぼうとするような人間の傲慢さに対して、神からの天罰であったというように思いなしてきた。
「バベルの塔」を描いたもっとも有名な絵画は、16世紀の画家ブリューゲルの作品である。ある意味で、観るものの視線を凍らせるような作品である。

旧約聖書の「創世記」によれば、神はノアの息子たちに世界の各地を与えた。
しかるに、人間は、石を煉瓦に変え、漆喰をアスファルトに変え、つまり「技術」を手に入れ、都市に集中し、自分たちの権勢と欲望をみせつけるかのように、天に届こうともする塔の建設を始めたのだった。
神は、人間の傲慢は、「ひとつの言葉」であることを因とした。
そこで、人間をバラバラにするために、言語をいくつもに、分かたれたのだと。
バベルの語源は、バラル=混乱から来ている。



幼心に、僕には、人間の傲慢さというよりは、神の尊大さのようなもののほうに、畏怖の感情を覚えたように記憶している。
言語や文化や宗教や人種が、分かたれたことによって、意思疎通が困難になり、やがて、それぞれのナショナルが内向きに凝り固まり、排外的な思想をもたらし、争いが頻繁に起こるようになったのではないか。
バベルの塔につきものの果てしない権力的象徴という側面を除いて考え

_ ☆彡映画鑑賞日記☆彡 - 2007/10/28 22:23:31


 『私たちは、いまだ、つながることができずにいる―。 届け、心。』
 コチラの「バベル」は、旧約聖書の"バベルの塔"をモチーフに、モロッコで放たれた一発の銃弾が世界中に影響を及ぼす様を描いている4/28公開になったPG-12指定のヒューマン・ドラマなのですが、早速...