シネマ日記 ミュンヘン ― 2006/02/05 13:16:27
エンターテイメントとしての映画ではなく、報道としての映画。 ドキュメンタリーではないが、真実を見つめる。そんな感想を抱きました。
国家と民族、そして家族と個人。正義の名の下に行われる殺戮(テロ)は、報復の応酬という無限の連鎖となる。
民族の目に見えない’大義’が、自分の命、家族の命を守る’カタチ’となって、個人を殺人マシーンと変えていく。そして、そこに残るものは・・・
イスラエルの諜報機関の主人公が、ミュンヘンオリンピックでのテロの報復として、実行犯のパレスチナ人を次々に暗殺していく。爆発音に続く、凄惨な殺戮シーン。これが繰り返されて行きます。
お勧め度 ★★★★- 爆弾テロの大音響が、平和な生活にどっぷり浸かっている日本人に警鐘を鳴らしています。(何回も本当にドキッとします)
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