父親たちの星条旗2006/10/29 20:27:25

61年前に本当にあったなんて信じられないほどの、壮絶な戦闘シーン、次々に人間が殺されていく。

現在の硫黄島は、海上自衛隊の基地があるだけの、一般の人間が住めない島。死者アメリカ兵7千人、日本兵1万9千9百人、アメリカ兵重傷者2万人。たった20平方キロの島で、これだけの犠牲があったとは。

日米の双方の視点からの、第一作目。しかし、あくまでも、アメリカ人兵士の視点であって、アメリカ国家の視点ではありません。

戦争遂行ために、英雄に祭り上げられた3人。戦争は、だれのために行われるのか。国家とは、だれのためにあるのか。国家とは、こんなばかげた茶番劇を演出するためにあるのでしょうか。

お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★

スタッフロールのあとに、二作目の「硫黄島からの手紙」の予告編。しっかり、スクリーンに釘付けになりました。

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