大帝の剣2007/04/17 18:51:25

「どろろ」に続き時代劇のSFXものです。ジャパニーズ・エンタテイメントの時代劇、日本人なら、老いも若きも、すんなり受け入れてしまいます。

阿部寛、モデル出身ながら、役者魂に火がついたのでしょう、このところの映画出演目白押しです。やはり、人は40過ぎからが、本領発揮。ただのカッコイイおにいさんから、アジのある渋い大人の男に成長ですね。(今回の作品では、馬鹿馬鹿しい役柄ですが)

長谷川京子のお姫様が、ぴったり。演技が下手なほうが、なぜか、お姫様役ふさわしいと思いました。

お勧め度 ★★ 私の満足度 ★★★

あまり頭を使わず、楽しみたいときには、最適です。

TOHOシネマズひたちなか(4/12)にて 公式サイト:http://www.taitei.jp/index.html

コメント

トラックバック

_ カノンな日々 - 2007/04/17 22:12:48

堤幸彦監督の作品って相性がいいって感じでもなかったので暇だったら観に行こうかなぁ、くらいの気持ちでいたんだけど、なにげに見ていたTVでこの映画を紹介していて、それがかなり荒唐無稽なおバカっぽい内容だったので印象がガラリと変わってしまいました。コメンテーター....

_ ネタバレ映画館 - 2007/04/18 00:28:26

鬼が島は金沢にあったのか・・・

_ カリスマ映画論 - 2007/04/19 08:29:59

【映画的カリスマ指数】★★★☆☆ あらららら・・あららの腰砕けぶっ飛びムービー 

_ アジト - 2007/04/20 22:23:25

ぅおもしぅれーーー!!!

夢枕獏氏原作の同名SF小説を映画化。オリハルコンと呼ばれるドラクエ好きならすぐにピンと来るであろう金属から生まれた、いわゆる三種の神器を巡るSF時代活劇。江戸時代初期、大阪の陣で破れた真田の一派だとか、天草四郎とかが話に巻き込まれる。

大帝の剣と呼ばれる刀身が異様に長い剣を操る主人公・万 源九郎(よろず げんくろう)を演じる阿部寛氏が、この上なく格好良かった。衣装を含めた立ち居が素晴らしく、すらりと伸びた剣を構えるカットの収め方なんかは、ツボを押さえられていて堪らなかった。痺れる。

堤監督と阿部氏の「トリック」な組み合わせは安直かと思ったけれど、源九郎はかなりのハマリ役で、源九郎の豪放磊落な性格や、アクションシーンでの暴れ方なんかを見てると、とても阿部氏の実年齢が42歳とは思えないほど。流石は、ケンシロウまでもこなしてしまうことだけはある。失礼だけれど、まさに遅れてきたアクションスター。若手の不在を危惧してしまうぐらい、そのスター性は抜群だ。

「面白ければいい!」というのを公言しているだけに、脇役俳優陣も熱い個性的ドリームメンバー。堤監督流の料理で、相変わらず抜け目のない完成度。どの俳優が好きな人でも楽しめる。個人的なところでは、牡丹こと天草四郎を演じた黒木メイサ嬢のビジュアルが、源九郎に次いで良かったと思う。知らない人だったので興味が湧いた。機会が有れば他の作品も見てみたい。一点だけどうにも切ないのが、六平直政氏。氏も先入観通りの役所なんだけれど、正直、あの色物モンスターは見てて切ない。他に適役な役者が居ないのもさらに切ない(笑)

堤監督のドラマは好きだけれど、映画はイマイチな印象があった。でも、今回それは感じなかった。堤流なカットも健在なので、別に何が変わったっていうわけでもない。武侠っていう分かりやすいテーマだったから、すんなり入っていけたのか。それとも、原作を知らず、ドラマ→映画という形でもなかったから、純粋に楽しめたってとこがあったのか。そう言えば、武侠みたいなタイトルは、堤監督の作品では無いように思う。チャン・イーモウが「HERO」を撮った時みたいなノリか。

CG使いまくり、アクションでは飛び放題。色々と遊びを盛り込んでいるので、「面白ければいい!」の名の下に、金を使いすぎなんじゃないかと邪推。脱線しまくりだけれど、兎に角、堤印で普通に楽しめる作品には違いない。冒頭の「ぅおもしぅれーーー!!!」は、源九郎のセリフ。アララーアララララララー。

<鑑賞ポイント>
・万 源九郎
・黒木メイサ
・アララー
・幼少時代の源九郎(黒人)


大帝の剣公式サイト



大帝の剣1 (左)
大帝の剣2 (中)
大帝の剣3 (右)

_ 孤独の賭け - 2007/04/21 05:42:00

~愛しき人よ~ ドラマ主題歌 アンジェラ・アキ「孤独のカケラ」

_ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! - 2007/04/22 20:15:17

遥か昔より
三種の神器を集めた者は
世界を支配する力を得るという



三種の神器を巡る争奪戦!!

最後にすべてを手にする者は


バケモノか──
人間化──



地球じゃせまい!
目指すは宇宙!
面白ければ、それでいい!!



_ ひらりん的映画ブログ - 2007/04/23 03:50:26

今週の平日休みの映画鑑賞はシネコン2軒はしごのコメディ特集という事で。
こちらは「川崎チネチッタ」で見た1本目。
主演が阿部寛かぁ・・・とも思ったけど、
「バブルでGO」も面白かったし・・・
長谷川京子も出てるみたいだし・・・って事で見てみることに。

_ 八ちゃんの日常空間 - 2007/04/23 23:01:38

確かに面白い!だからいい! でも良くも悪くもやっぱり東映

_ 映画専用トラックバックセンター - 2007/05/12 13:40:39

映画「大帝の剣」に関するトラックバックを募集しています。

_ HAPPYMANIA - 2007/05/17 04:22:41

時代劇やけどSF。エイリアンに宇宙船に徳川幕府。はちゃめちゃでコミック本見てるみたいな感じ。阿部ちゃんの 万 源九郎 が はまり役でクォーターなんやけど 大人になったらすっかり日本人で背だけ高いという(笑)自分の後ろがすきだらけで 何度注意されても後ろ...

_ ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画 - 2008/01/13 22:40:15

三連休の真中{/hiyoko_cloud/}ですねぇ。
もちろん私は家でダラダラしてる“だけ”な訳ですが{/face_ase2/}…今日は特にダラダラしてたなぁ。
マジで継続的な運動とか始めないとこのまま老化してしまいそうです{/face_hekomu/}


さてまだ今年になってアタリ映画を見ていない私{/down/}ピロEK。
今日も映画レビュー記事です。



「大帝の剣」
(監督:堤幸彦、出演:阿部寛、長谷川京子、宮藤官九郎、2006年邦画)

TSUTAYAさんで「あるスキャンダルの覚え書き」と一緒にレンタル。
2008年1月12日(土曜日)の午後に鑑賞しました。



ストーリー
夢枕獏原作SF伝奇時代小説の映画化。
宇宙より飛来した金属“おりはるこん”で作られた“三種の神器”と呼ばれる道具。この全て手にしたものには強大な力が授けられるという言い伝えがあった。徳川三代将軍家光の時代の日本、三種の神器の一つ、古代“まけどにあ”のアレキサンダー大王が手にしていたという“大帝の剣”を持つ蓬髪の大男、万源九郎(阿部寛)は、かつて織田信長に献上された黒人奴隷であった祖父の遺言により三種の神器の残りの二つ“闘神の独杵鈷”と“ゆだのくるす”を探して旅していた。空から飛来した船の墜落を目撃した源九郎はその近くで舞=蘭(長谷川京子)という女性と出会う。やがて“三種の神器”を巡り、真田衆、伊賀衆=土蜘蛛衆、謎の美剣士牡丹(黒木メイサ)…そして宇宙から飛来した地球外生物を巻き込んだ争奪戦が始まる。
詳しくは…http://www.taitei.jp/index.html





ピロEK的感想&点数
この記事のタイトルを採用分にするか、
“【映画】大帝の剣…大抵の剣は大帝の剣ではありません”
にするかどうかで少し悩んだピロEKです{/face_ase2/}。
ツマンナイので駄洒落の方を却下しました。

この原作小説は20年ほど前に角川ノベルズ版で読みました。
個人的には夢枕獏の中では好きな作品{/fuki_osusume/}(※注…原作版のことです)。
「陰陽師」よりもこちらのほうが面白いんじゃないかなぁ{/eq_1/}。
…とはいえエンターブレインから出てる続きは未読なんですけどね。


で、この映画の方を観た感想ですが…
こんな雰囲気の作品じゃなかったと思うんだけど