カンバセーションズ ― 2007/03/22 21:29:54
二人劇といっていいでしょう。ほとんどが、10年ぶりに再会した元カップルの「会話」です。そして、デュアル・フレーム、スクリーンが二つに分かれた画面。
はじめは、落ち着かない感じなのですが、本音と建前の見え隠れの言葉のやり取りを楽しむうちに、男と女の立場をそれぞれが表しているように感じられてきます。
現在の二人と、出会ったばかりの若々しい二人、ちょっと似ている別々の俳優でのデュアル・フレームも、効果的でした。永遠の幸せを手に入れたような二人の姿、別れの予感の微塵もない様子が、人生なのですね。
お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★★
アメリカ映画ですか、フランス語の曲をバックにアンニュイ(死語?)な雰囲気です。35才以上じゃないとこの味は、楽しめないかもしれませんね。
水戸テアトル西友(3/21)にて 公式HP
コメント
_ MANAMI ― 2007/03/23 00:41:03
_ skywave ― 2007/03/23 20:00:46
MANAMIさん、コメントありがとうございます。
年をとることは、悪いことばかりじゃありません。ほろ苦い人生の味を楽しむのも一興ですね。
年をとることは、悪いことばかりじゃありません。ほろ苦い人生の味を楽しむのも一興ですね。
トラックバック
_ シャーロットの涙 - 2007/03/22 23:01:50
男はズルイロマンチスト、女は罪なリアリスト・・・
_ カノンな日々 - 2007/03/22 23:47:05
劇場予告編を観たときに、アレ?って思いました。「デュアル・フレーム」って言うんでしたっけ?2画面で二人の視点で同時進行で描いていく作品らしい。ストーリーは見当つかないけど、なんとも小洒落たこの演出が気に入ってしまい観ようと決めていたのでした。
出演はそ....
出演はそ....
_ 日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~ - 2007/03/23 00:42:34
とあるホテルで開かれているウエディング・パーティー。そこに招かれている女と男の間の何だかワケアリの会話。ほぼ全シーンがデュアル・フレームで編集されています。左右に二分割された画面のそれぞれに、同じ場面をそれぞれの視点から観た映像が映し出されたり、現在と過去が描
_ シネクリシェ - 2007/03/23 06:13:19
これぞまさに真のオトナの恋愛映画! ほとんどが主人公たち二人の会話だけで進行していく作品です。 ストーリーも平坦ですし、とりたてて大き
_ 八ちゃんの日常空間 - 2007/03/24 09:43:03
デュアルフレームムーピーという二つの視点を同時に見せる手法は斬新だけど、字幕を読みながらだと辛いところがあるかも知れない。それにしてもヘレナは凄く素敵。さすが女優だなぁ〜。
素敵なロマンスではなく、かなりリアルな恋愛映画です。
素敵なロマンスではなく、かなりリアルな恋愛映画です。
_ はらやんの映画徒然草 - 2007/07/31 18:30:04
男はロマンチスト、女はリアリストというのはよく言われる話ですが、この映画を観ても
_ ☆彡映画鑑賞日記☆彡 - 2007/11/18 21:20:07
『男はズルいロマンチスト、女は罪なリアリスト』
コチラの「カンバセーションズ」は、2/3公開になった元夫婦の10年ぶりの再会を全編に渡ってスクリーンを左右に分割したデュアル・フレームを採用したちょっとユニークな映画なのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪
...
そうですね。確かに、ある程度以上の年齢の人向けなのでしょうね。デュアルフレームという表現手法を含め、印象的な作品だったと思います。
間違えて、関係のないTBを送ってしまいました。申し訳ありませんでした。