暗いところで待ち合わせ2006/12/23 23:02:17

光を失った女(ミチル)と闇を抱える男(アキヒロ)の殺人事件からはじまった奇妙な共同生活。ファンタジーなラブストーリーとして観ていたのですが、原作はライトノベルのベストセラー、最後に奇妙さの辻褄があうミステリーだったのですね。

「目の見えない女の家に他人が忍び込んで一緒に暮らす」という設定を、田中麗奈(ミチル)とチェン・ボーリン(アキヒロ)が演じていますが、このあり得ない設定を、淡く優しく表現し、ほのぼのとした雰囲気で楽しませてくれました。ミチルが侵入者のために食事を作り、二人一言も交わさないで食べるシーンなんて、なかなか素敵でした。

お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★

ミステリー部分は、その人の好みによると思います。私はあんまり要らないほうです。

シネプレックス水戸(12/14)にて 公式HP 暗いところで待ち合わせ