硫黄島からの手紙 ― 2006/12/12 21:05:06

戦争とは、「国と国との白黒」の決着をつけるものであり、その唯一のルールは、生身の人間の「命のやりとり」、相手を一人でも多く殺すこと。
戦争の恐ろしさを十分に思い知らされます。これでもかと続く、戦闘シーン。人間が、虫けらのように殺され、そして、生きて虜囚の辱めをけることがないように、自ら命を絶つ。
一番の悪は、戦争を始めること。始めてしまえば、兵士は、自分の命を守るため、愛する人の命を守るため、殺される前に、敵を殺すという、まっとうな論理で行動するだけ。
お勧め度 ★★★★★ 私の満足度 ★★★★
イーストウッド監督の日米の視点からの2部作。しかし、日本側、アメリカ側というより、敵も見方もない、同じ人間の視点からの作品といったほうが、正確ですね。
TOHOシネマズひたちなかにて 公式HP 硫黄島からの手紙
コメント
_ でんでん ― 2006/12/16 22:01:50
_ skywave ― 2006/12/17 21:57:20
日本人では描けなかった、しかし、外国人だから描けたというのではない。イーストウッドだから、描けた映画でしたね。
_ kayamariyon ― 2006/12/28 23:20:34
TBありがとうございました。
ほんとうに、この事実をアメリカ映画で知る。。。
ハリウッド映画も変わりましたよね。
でも、日本的な感覚で作ったら、ここまで話題にならなかったでしょうし良かったと思います。(すみません。。なんだか、えらそーー)
ほんとうに、この事実をアメリカ映画で知る。。。
ハリウッド映画も変わりましたよね。
でも、日本的な感覚で作ったら、ここまで話題にならなかったでしょうし良かったと思います。(すみません。。なんだか、えらそーー)
_ skywave ― 2006/12/29 22:08:29
kayamarinさん、コメントありがとうございます。
日本とアメリカ、善と悪といった、単純な二元論として描けない現実を、しっかり捉えている点が、この映画の良さ。さすが、クリント・イーストウッドですね。
日本とアメリカ、善と悪といった、単純な二元論として描けない現実を、しっかり捉えている点が、この映画の良さ。さすが、クリント・イーストウッドですね。
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_ カノンな日々 - 2006/12/12 22:27:16
劇場スタッフの方いわく「こんなに混むのは久しぶり」という賑わいです。どうもこの作品と「NANA2」「デジモン」そして先週末から公開されてる「武士の一分 」「007 カジノ・ロワイヤル」あたりの観客動員が好調みたいですね。この映画に関してはTVで関連ドラマややイース...
_ 悠雅的生活 - 2006/12/12 22:28:48
余は常に諸氏の先頭にある。
_ 我想一個人映画美的女人blog - 2006/12/12 22:53:43
米国人であるクリントイーストウッド監督が
『父親たちの星条旗』と対にして、硫黄島の戦いを日米双方から描いた第二弾。
世界に先がけての日本公開。
先に観た『父親たちの星条旗』の方は良かったながらもピン"と来ない部分もあったものの、
日本側から観たこの戦いを描いた今作、こころに深く刺さるものがあった、、、。
予告篇で観ていた限りでもかなり興味深かったけど
感動させようとしていたり、戦争を美化し綺麗に描きすぎてるんじゃないか?
なんていう心配も実はあった。
でもそんなわざとらしさは前作同様、感じられなくて、、、、。
アメリカ人だろうが、日本人だろうが、
家族を想う気持ち、愛するひとを想う気持ちは一緒
そんなこと、観る前からもちろんわかってる。
わかってた事だけど目の前につきつけられた。。。。
アメリカ側が、5日で終わると思っていたこの戦いを、
36日間という期間守り通した日本の兵士。
それは、1日でも長く祖国を守りたいという思い。
製作、スピルバーグ 製作総指揮、ポールハギス 脚本、アイリスヤマシタ
原案、ポールハギス&アイリスヤマシタ
どちらに肩入れするわけでもなく、公平な目線で戦う兵士の姿を捉えたイーストウッドの手腕も
素晴らしいかったけど
自然で素晴らしかったのは"嵐"の、と付けちゃうのもはばかられるような二宮和也くん。
上手いという噂を聞いてはいたものの、初めて演技を観たんだけど本当良かった。
へんな力が入っていないというか、肩の力を抜いたような演技には脱帽{/hakushu/}{/hikari_blue/}
完全にこの西郷に感情移入して観てました。
渡辺謙も、もちろん期待を裏切らない確かな演技を見せつけてくれる。
アメリカ留学の経験を持ち、親しくしていたアメリカとも、いざとなれば祖国第一、
指揮官としての任務を全うする気高さ、
そして残してきた家のお勝手のすきま風までも気にする優しさに、ジンときてしまう。。。{/namida/}
戦前には1932年のロサンゼルスオリンピックで馬術競技で優勝した西竹一を演じるのは
伊原剛志。
栗林の奇策を拒み、最後まで自らの意志を全うする厳格な兵士、伊藤大尉に中村獅童。
お国の為に、命を犠牲にしなければならなかった戦い、
仲間同士でも場合によっては撃ちあわなけ
『父親たちの星条旗』と対にして、硫黄島の戦いを日米双方から描いた第二弾。
世界に先がけての日本公開。
先に観た『父親たちの星条旗』の方は良かったながらもピン"と来ない部分もあったものの、
日本側から観たこの戦いを描いた今作、こころに深く刺さるものがあった、、、。
予告篇で観ていた限りでもかなり興味深かったけど
感動させようとしていたり、戦争を美化し綺麗に描きすぎてるんじゃないか?
なんていう心配も実はあった。
でもそんなわざとらしさは前作同様、感じられなくて、、、、。
アメリカ人だろうが、日本人だろうが、
家族を想う気持ち、愛するひとを想う気持ちは一緒
そんなこと、観る前からもちろんわかってる。
わかってた事だけど目の前につきつけられた。。。。
アメリカ側が、5日で終わると思っていたこの戦いを、
36日間という期間守り通した日本の兵士。
それは、1日でも長く祖国を守りたいという思い。
製作、スピルバーグ 製作総指揮、ポールハギス 脚本、アイリスヤマシタ
原案、ポールハギス&アイリスヤマシタ
どちらに肩入れするわけでもなく、公平な目線で戦う兵士の姿を捉えたイーストウッドの手腕も
素晴らしいかったけど
自然で素晴らしかったのは"嵐"の、と付けちゃうのもはばかられるような二宮和也くん。
上手いという噂を聞いてはいたものの、初めて演技を観たんだけど本当良かった。
へんな力が入っていないというか、肩の力を抜いたような演技には脱帽{/hakushu/}{/hikari_blue/}
完全にこの西郷に感情移入して観てました。
渡辺謙も、もちろん期待を裏切らない確かな演技を見せつけてくれる。
アメリカ留学の経験を持ち、親しくしていたアメリカとも、いざとなれば祖国第一、
指揮官としての任務を全うする気高さ、
そして残してきた家のお勝手のすきま風までも気にする優しさに、ジンときてしまう。。。{/namida/}
戦前には1932年のロサンゼルスオリンピックで馬術競技で優勝した西竹一を演じるのは
伊原剛志。
栗林の奇策を拒み、最後まで自らの意志を全うする厳格な兵士、伊藤大尉に中村獅童。
お国の為に、命を犠牲にしなければならなかった戦い、
仲間同士でも場合によっては撃ちあわなけ
_ ラムの大通り - 2006/12/12 23:10:16
(原題:Letters from Iwo Jima)
※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
----「硫黄島」2部作「第2弾」。
クリント・イーストウッドが日本人俳優を使って描く戦争映画。
敵国の軍隊を描くなんて、
まるでサム・ペキンパーの『戦争のはらわた』みたい。
これは観たくなるよね
「いやあ、スゴい行列だったね。
昨日の完成披露試写会は丸の内ピカデリーの1&2、
両館をあけたわけだけど、もう超満員。
この映画への関心の深さが読み取れたね」
---じゃあ、終わってから大拍手。
「いや、それがシーンとしていて…」
---それはまたなぜ?
「ぼくは完成披露試写の後は、
いつも周囲の声に耳を傾けるんだけど、
そこでは『暗い気持ちになっちゃった』
『もう、ごめんなさい。戦争はしませんって感じ』
という会話が四方から聞こえてきた」
----そんなに激烈なんだ?
「そうだね。
ある意味、これは戦争版『2001年宇宙の旅』」
----どういうこと?
「つまり、
この映画が作られたことで
これからしばらくは、誰も戦争映画を作れなくなるだろうって意味。
それほどまでにこれは戦争映画として徹底している。
そこにはこれまでの戦争映画の
ありとあらゆる記憶が詰め込まれ、
そしてそれを全くの妥協なしに描いていく。
あまりにも数多くのエピソードが描かれているため、
ここで詳しく紹介するのは止めるけど、
真っ先に脳裏に甦ったのはロバート・アルドリッチ監督の『攻撃』だね」
----えっ、あれって無能な上官に対して
部下が銃の引き金を引くという話じゃなかったっけ?
この映画って、戦略的手腕に優れた栗林中将(渡辺謙)を
主人公にした映画じゃなかったの?
「うん。
ただ、そこにもうひとりの主人公とも言うべき男がいる。
それがいま、アメリカで注目を浴びている二宮和也が演じた西郷。
彼は大宮で営んでいたパン屋が
戦争の犠牲となって潰されたあげく
自分に召集令状がきたことから、
軍への怨みは、より深い。
硫黄島でも始終ぼやいているため、
周囲から睨まれ、上官からは厳しい体罰を日々受けている。
映画では中盤、この西郷たちが
硫黄島に張りめぐらされたトンネルを抜けて
後方へと退却する姿が、
<地獄めぐり>として描かれる」
----まるで『
※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
----「硫黄島」2部作「第2弾」。
クリント・イーストウッドが日本人俳優を使って描く戦争映画。
敵国の軍隊を描くなんて、
まるでサム・ペキンパーの『戦争のはらわた』みたい。
これは観たくなるよね
「いやあ、スゴい行列だったね。
昨日の完成披露試写会は丸の内ピカデリーの1&2、
両館をあけたわけだけど、もう超満員。
この映画への関心の深さが読み取れたね」
---じゃあ、終わってから大拍手。
「いや、それがシーンとしていて…」
---それはまたなぜ?
「ぼくは完成披露試写の後は、
いつも周囲の声に耳を傾けるんだけど、
そこでは『暗い気持ちになっちゃった』
『もう、ごめんなさい。戦争はしませんって感じ』
という会話が四方から聞こえてきた」
----そんなに激烈なんだ?
「そうだね。
ある意味、これは戦争版『2001年宇宙の旅』」
----どういうこと?
「つまり、
この映画が作られたことで
これからしばらくは、誰も戦争映画を作れなくなるだろうって意味。
それほどまでにこれは戦争映画として徹底している。
そこにはこれまでの戦争映画の
ありとあらゆる記憶が詰め込まれ、
そしてそれを全くの妥協なしに描いていく。
あまりにも数多くのエピソードが描かれているため、
ここで詳しく紹介するのは止めるけど、
真っ先に脳裏に甦ったのはロバート・アルドリッチ監督の『攻撃』だね」
----えっ、あれって無能な上官に対して
部下が銃の引き金を引くという話じゃなかったっけ?
この映画って、戦略的手腕に優れた栗林中将(渡辺謙)を
主人公にした映画じゃなかったの?
「うん。
ただ、そこにもうひとりの主人公とも言うべき男がいる。
それがいま、アメリカで注目を浴びている二宮和也が演じた西郷。
彼は大宮で営んでいたパン屋が
戦争の犠牲となって潰されたあげく
自分に召集令状がきたことから、
軍への怨みは、より深い。
硫黄島でも始終ぼやいているため、
周囲から睨まれ、上官からは厳しい体罰を日々受けている。
映画では中盤、この西郷たちが
硫黄島に張りめぐらされたトンネルを抜けて
後方へと退却する姿が、
<地獄めぐり>として描かれる」
----まるで『
_ 日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~ - 2006/12/12 23:25:48
十分な兵力も武器も弾薬も食料も水も持たず、過酷な戦いを強いられる日本兵から見た硫黄島の戦いが描かれています。先に公開されている「父親たちの星条旗」
と合わせて「硫黄島二部作」となっています。
日本の兵隊たちが、過酷な状況の中で、いかに死力を尽くして戦ったか
と合わせて「硫黄島二部作」となっています。
日本の兵隊たちが、過酷な状況の中で、いかに死力を尽くして戦ったか
_ ば○こう○ちの納得いかないコーナー - 2006/12/12 23:27:18
クリント・イーストウッド監督が手掛けた”硫黄島2部作”。先に公開された「父親たちの星条旗」*1の出来が素晴らしかった為、9日から公開となった「硫黄島からの手紙」を早速観て来た。
1945年2月16日から3月26日にかけて硫黄島で繰り広げられた激烈な戦いに付いては、約1ヶ月前の記事「父親たちの星条旗」内で詳しく記したのでそちらを読んで戴きたいが、兎に角、日米双方に多大な犠牲者を生み出した悲惨な戦闘で在った事は間違い無い。「父親たちの星条旗」はアメリカ人兵士の視点から描かれていたが、今回の作品は日本人兵士の視点から描かれている。勿論アメリカ兵も登場するし、それは外国人俳優が演じているのだが、あくまでも脇役としての存在としてであって、全編を通して登場するのは日本人の俳優だけと言っても良い。だから会話シーンも、アメリカ兵と会話する1シーンを除いては全て日本語。何も知らないで観た人は、これがハリウッドで、尚且つアメリカ人監督が製作したものとは想像し得ないのではなかろうか。
圧倒的な戦力を誇るアメリカ軍に対し、無謀な戦いを挑まなければならなかった硫黄島の日本軍兵士達。その指揮を執る栗林忠道中将がこの作品の主役で在る。アメリカ及びカナダへの駐在経験が在り、国際事情にも明るかった彼は、アメリカの底力を嫌という程知っていたが故に、対米開戦には批判的な人物で在ったとされている。無謀で勝ち目の薄い戦いなのは判っていても、軍人として祖国を守る為に戦わなければならないという心の葛藤が彼の姿からは垣間見えて来る。演じている渡辺謙氏の上手さを再認識させられた。
司令官としての苦悩を滲ませている彼に対して、虫けらの如く殺されて行く哀しみ&恐怖に直面する下級兵を演じているのは嵐の二宮和也氏。彼は「ジャニーズ事務所のタレントの中でもダントツの演技力。」という声を良く見聞する。でもファンの方には非常に申し訳無いのだが{/dogeza/}、「俺はあの蜷川幸雄氏に認められた凄い演技者なんだぞ!」といった雰囲気がその演技から漂っている様に感じられて、個人的には余り好きな役者では無い。今回の演技も他の”ジャニタレ”に比べれば遥かに上手いのは認めるが、だからと言って巷間喧伝されている様な演技力の高さという程のものは、残念ながら自分には感じられなかった。
「御国の為」というフレーズを口にして、市井の人々から
1945年2月16日から3月26日にかけて硫黄島で繰り広げられた激烈な戦いに付いては、約1ヶ月前の記事「父親たちの星条旗」内で詳しく記したのでそちらを読んで戴きたいが、兎に角、日米双方に多大な犠牲者を生み出した悲惨な戦闘で在った事は間違い無い。「父親たちの星条旗」はアメリカ人兵士の視点から描かれていたが、今回の作品は日本人兵士の視点から描かれている。勿論アメリカ兵も登場するし、それは外国人俳優が演じているのだが、あくまでも脇役としての存在としてであって、全編を通して登場するのは日本人の俳優だけと言っても良い。だから会話シーンも、アメリカ兵と会話する1シーンを除いては全て日本語。何も知らないで観た人は、これがハリウッドで、尚且つアメリカ人監督が製作したものとは想像し得ないのではなかろうか。
圧倒的な戦力を誇るアメリカ軍に対し、無謀な戦いを挑まなければならなかった硫黄島の日本軍兵士達。その指揮を執る栗林忠道中将がこの作品の主役で在る。アメリカ及びカナダへの駐在経験が在り、国際事情にも明るかった彼は、アメリカの底力を嫌という程知っていたが故に、対米開戦には批判的な人物で在ったとされている。無謀で勝ち目の薄い戦いなのは判っていても、軍人として祖国を守る為に戦わなければならないという心の葛藤が彼の姿からは垣間見えて来る。演じている渡辺謙氏の上手さを再認識させられた。
司令官としての苦悩を滲ませている彼に対して、虫けらの如く殺されて行く哀しみ&恐怖に直面する下級兵を演じているのは嵐の二宮和也氏。彼は「ジャニーズ事務所のタレントの中でもダントツの演技力。」という声を良く見聞する。でもファンの方には非常に申し訳無いのだが{/dogeza/}、「俺はあの蜷川幸雄氏に認められた凄い演技者なんだぞ!」といった雰囲気がその演技から漂っている様に感じられて、個人的には余り好きな役者では無い。今回の演技も他の”ジャニタレ”に比べれば遥かに上手いのは認めるが、だからと言って巷間喧伝されている様な演技力の高さという程のものは、残念ながら自分には感じられなかった。
「御国の為」というフレーズを口にして、市井の人々から
_ ネタバレ映画館 - 2006/12/12 23:44:35
最後に出てくる負傷した米兵はライアン・フィリップではありません。
_ Sweet* Days - 2006/12/13 09:09:17
監督:クリント・イーストウッド 製作スティーブン・スピルバーグ CAST:渡辺謙、二宮和也 他
STORY:1944年6月。アメリカ留学経験のある栗林中将(渡辺謙)が硫黄島に着任する。既に壊滅的だった日本軍。各軍から見放された硫黄島での戦いの為、栗林は島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を作るよう命じる・・・
硫黄島2部作第二段。日本側から見た硫黄島での戦いを描いた作品。
第一段『父親達の星条旗』よりずっと辛いものになるだろうとは予想していました。
予想通り、硫黄島での日本軍の悲惨な状況は想像を絶するもの。
戦いの場面は前者より遙かに凄惨で、目を覆いたくなる場面もし...
STORY:1944年6月。アメリカ留学経験のある栗林中将(渡辺謙)が硫黄島に着任する。既に壊滅的だった日本軍。各軍から見放された硫黄島での戦いの為、栗林は島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を作るよう命じる・・・
硫黄島2部作第二段。日本側から見た硫黄島での戦いを描いた作品。
第一段『父親達の星条旗』よりずっと辛いものになるだろうとは予想していました。
予想通り、硫黄島での日本軍の悲惨な状況は想像を絶するもの。
戦いの場面は前者より遙かに凄惨で、目を覆いたくなる場面もし...
_ ミチの雑記帳 - 2006/12/13 11:46:39
映画館にて「硫黄島からの手紙」
クリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」に続く硫黄島二部作第二弾は日本側の視点から描いた作品。
1944年6月硫黄島に着任した栗林忠道陸軍中将(渡辺謙)は、早速硫黄島を自分の足で一周する。地形を観察し、体罰を振るう上官を戒めながら、とにかく自分の足で歩き、自分の目で見て、作戦を立てる。苦しい食糧事情から、自らも一兵卒と同じだけの食事しか取らないという態度を通す。定石通りの水際作戦ではなく、島全体を地下要塞化して徹底抗戦するという現実的な作戦を展開する。それは今までの指揮者のイメージとは全く異なる。一兵卒・西郷(二宮和也)が栗林中将のひととなりを知っていくように私たちも彼を知っていく。「この人のためだったら・・・」と思える人が上官にいるということは戦場では幸せなことなのかもしれない。
軍国主義を振りかざしながら最後はもろく愚かだった伊東中尉(中村獅童)、死を目の当たりにして理想主義を呆気なく放棄し生への執着を見せる元・憲兵清水(加瀬亮)彼らのような精神的変化は追いつめられた状況においては決してありえないことではないし、むしろその愚かさがあまりにも人間くさい。
一方、“玉砕”の美学に殉じる兵士たちもいた。自決を半ば強要された兵士の顔は恐怖にゆがんでいて、その死はあまりにむごたらしい。
「父親たちの星条旗」に出てきたシーンがいくつも重なっているので、途中何度も第一弾がフラッシュバックしてきた。日本兵が狙いを定める銃口の向こうにはドクやアイラがいるんだなと思いながら見ていた。米軍が衛生兵を大切にしているというエピソードは第一弾のドクを強く思い出させた。
日本で待つ家族の姿はほとんど描かれていない。唯一描かれたのは西郷の妻のエピソードだけ。栗林中将が「太郎・・・」「たか子ちゃん・・」と呼びかける手紙は家族を思う気持ちにあふれていて、映像として出てこないだけに太郎君やたか子ちゃんの姿を豊かに想像させる効果がある。「愛するもののために死ぬ」という描かれ方が多い日本の戦争物とはちょっとスタンスが違うのは外国人の手になるものだからだろうか。相変わらず映画にマッチした物悲しい音楽とともにただ淡々と描く。主役の栗林中将をことさら祭り上げることもなく淡々と描く。それだけにこちらの心に静かに重く染み入ってくる。
バロン西が助けた米兵の手紙
クリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」に続く硫黄島二部作第二弾は日本側の視点から描いた作品。
1944年6月硫黄島に着任した栗林忠道陸軍中将(渡辺謙)は、早速硫黄島を自分の足で一周する。地形を観察し、体罰を振るう上官を戒めながら、とにかく自分の足で歩き、自分の目で見て、作戦を立てる。苦しい食糧事情から、自らも一兵卒と同じだけの食事しか取らないという態度を通す。定石通りの水際作戦ではなく、島全体を地下要塞化して徹底抗戦するという現実的な作戦を展開する。それは今までの指揮者のイメージとは全く異なる。一兵卒・西郷(二宮和也)が栗林中将のひととなりを知っていくように私たちも彼を知っていく。「この人のためだったら・・・」と思える人が上官にいるということは戦場では幸せなことなのかもしれない。
軍国主義を振りかざしながら最後はもろく愚かだった伊東中尉(中村獅童)、死を目の当たりにして理想主義を呆気なく放棄し生への執着を見せる元・憲兵清水(加瀬亮)彼らのような精神的変化は追いつめられた状況においては決してありえないことではないし、むしろその愚かさがあまりにも人間くさい。
一方、“玉砕”の美学に殉じる兵士たちもいた。自決を半ば強要された兵士の顔は恐怖にゆがんでいて、その死はあまりにむごたらしい。
「父親たちの星条旗」に出てきたシーンがいくつも重なっているので、途中何度も第一弾がフラッシュバックしてきた。日本兵が狙いを定める銃口の向こうにはドクやアイラがいるんだなと思いながら見ていた。米軍が衛生兵を大切にしているというエピソードは第一弾のドクを強く思い出させた。
日本で待つ家族の姿はほとんど描かれていない。唯一描かれたのは西郷の妻のエピソードだけ。栗林中将が「太郎・・・」「たか子ちゃん・・」と呼びかける手紙は家族を思う気持ちにあふれていて、映像として出てこないだけに太郎君やたか子ちゃんの姿を豊かに想像させる効果がある。「愛するもののために死ぬ」という描かれ方が多い日本の戦争物とはちょっとスタンスが違うのは外国人の手になるものだからだろうか。相変わらず映画にマッチした物悲しい音楽とともにただ淡々と描く。主役の栗林中将をことさら祭り上げることもなく淡々と描く。それだけにこちらの心に静かに重く染み入ってくる。
バロン西が助けた米兵の手紙
_ Akira's VOICE - 2006/12/13 17:05:03
観賞後に胸を満たすのは,反戦の強い思い,ただひとつ。
_ 【映画がはねたら、都バスに乗って】 - 2006/12/13 21:57:52
{/kaeru_en4/}麻布台にあるアメリカンクラブって何の施設だ?
{/hiyo_en2/}Welcome to Tokyo American Club. Learn about Japanese culture, make new friends, get fit and spend time with your family all at one place.
{/kaeru_en4/}おいおい、日本語でやってくれよ。「硫黄島からの手紙」だって、アメリカ映画なのに、全篇日本語なんだから。
{/hiyo_en2/}アメリカンクラブのホームページを読んだだけよ。アメリカ人と日本人が交流する施設みたいね。
{/kaeru_en4/} へえ、こんな施設ができるなんて、戦争中は考えられなかったろうな。
{/hiyo_en2/}その日米戦争を描いた「硫黄島からの手紙」観てどうだった?
{/kaeru_en4/}俺はよかった。ファーストシーンが現在の硫黄島から始まったんで、ああ、またしても戦争映画の悪しき慣習の回想形式映画かと、最初は不安だったけどな。
{/hiyo_en2/}回想形式映画?
{/kaeru_en4/}戦争映画の話をするときはいつも言ってるだろ。「男たちの大和」にしろ、「出口のない海」にしろ、最近の日本の戦争映画はお約束のように年老いた生き残り兵が出てきて昔を回顧するという形をとっている。そういえば「プライベート・ライアン」もそうだったな。
{/hiyo_en2/}そういう形式が嫌いなんでしょ、あなたは。
{/kaeru_en4/}回想形式というかっこでくくって、「昔々こんなことがありました」って言われても、「ああ、そうですか、大変でしたね、おじいちゃん」としか言いようがないだろ。
{/hiyo_en2/}まあ、しかたがないんじゃないの、過去のできごとは60年経ったら「歴史」になってしまうって言うし。
{/kaeru_en4/}どういう意味だ?
{/hiyo_en2/}60年経てば実際に体験した人はいなくなってしまって、教科書で学ぶだけの歴史上のできごとになってしまうってことじゃないの?
{/kaeru_en4/}そうそう。すべての戦争映画は、歴史上のできごとにしてはいけない、という志でつくっているはずなのに、回想形式にすると、逆に歴史上のできごとになっ
_ シャーロットの涙 - 2006/12/14 00:42:44
2006年、今年の映画初めは「男たちの大和」を見たのだった。その時に書いた私の言葉を思い出した。
「今年始めに男たちの哀しき美学に泣いた」
ここで登場する人物達は、兵士としての美学を全うするか、当時としてはそうではなく生き延びて戦い続けるかの選択を迫られる。
生き続ける事は死んじゃうよりも辛いということが、その映像を通してひしひしと伝わってくる。「潔い」という言葉は、この場において果たして本当に美学なんだろうか。
国の為、家族の為に職務を全うしたいのに、家族がいるからこそ生きたいとも思う、栗林中将や西郷のしたためる手紙がとても印象的だった。
潔く散っていった男達が言う言葉・・・「靖国で会おう」
これも、非常に重たい言葉だ。私達にとって靖国問題はやはり国民的にとても重要であり、将来にわたっても決着しがたい事なのかもしれない。…でもこういう台詞を言わせるっていうのは、どうなの?これってやはりアメリカ的な視点?
どんな戦争映画にも敵わない、何か日本人を誇り高きものとして描いてくれてるところには好感が持てたし、物語自体もとてもリサーチを念入りにしたと思われ、真実味に満ちて誰しもが引き込まれそうな展開だったと思う。
これだけリアリティある日本語を使いながらも私にはどうしても邦画という感じは見えなかったかな。これはやはりハリウッドの映画で、アメリカだから出来た作品だと。そこがちょっと悔しいところでもあるけれど、これはどこの国が作ったとかそういう事を気にするまでもなく、その時代に生きた人間のドラマであり、戦争というむなしさ、愚かさ、そして事実を伝えるメッセージとして受け止めたい。
英語脚本を良くぞここまで、日本のわびさびある端正な言葉達に変換したのかと感心してしまう。だから逆に全世界に発信するなら同じようなニュアンスであって欲しいとも思うけど、それは難しいんでしょうね・・・この日本語という微妙な輪郭を持つ言葉というものがきちんと伝わるのかどうか。
言葉、手紙、今の時代におろそかにされがちなアイテムがとても生きて使われ、だからこそ私の心を掴んで離さない。そこにしたためる想いは後世に語りづがれ、どんな時も家族という繋がりがあるという自信をどこかに持ち合わせていたいと思わせてくれる。
アメリカと日本の間に立ち、それでも故郷日本の為に散った栗林中将とロサンゼルスオリンピッ
「今年始めに男たちの哀しき美学に泣いた」
ここで登場する人物達は、兵士としての美学を全うするか、当時としてはそうではなく生き延びて戦い続けるかの選択を迫られる。
生き続ける事は死んじゃうよりも辛いということが、その映像を通してひしひしと伝わってくる。「潔い」という言葉は、この場において果たして本当に美学なんだろうか。
国の為、家族の為に職務を全うしたいのに、家族がいるからこそ生きたいとも思う、栗林中将や西郷のしたためる手紙がとても印象的だった。
潔く散っていった男達が言う言葉・・・「靖国で会おう」
これも、非常に重たい言葉だ。私達にとって靖国問題はやはり国民的にとても重要であり、将来にわたっても決着しがたい事なのかもしれない。…でもこういう台詞を言わせるっていうのは、どうなの?これってやはりアメリカ的な視点?
どんな戦争映画にも敵わない、何か日本人を誇り高きものとして描いてくれてるところには好感が持てたし、物語自体もとてもリサーチを念入りにしたと思われ、真実味に満ちて誰しもが引き込まれそうな展開だったと思う。
これだけリアリティある日本語を使いながらも私にはどうしても邦画という感じは見えなかったかな。これはやはりハリウッドの映画で、アメリカだから出来た作品だと。そこがちょっと悔しいところでもあるけれど、これはどこの国が作ったとかそういう事を気にするまでもなく、その時代に生きた人間のドラマであり、戦争というむなしさ、愚かさ、そして事実を伝えるメッセージとして受け止めたい。
英語脚本を良くぞここまで、日本のわびさびある端正な言葉達に変換したのかと感心してしまう。だから逆に全世界に発信するなら同じようなニュアンスであって欲しいとも思うけど、それは難しいんでしょうね・・・この日本語という微妙な輪郭を持つ言葉というものがきちんと伝わるのかどうか。
言葉、手紙、今の時代におろそかにされがちなアイテムがとても生きて使われ、だからこそ私の心を掴んで離さない。そこにしたためる想いは後世に語りづがれ、どんな時も家族という繋がりがあるという自信をどこかに持ち合わせていたいと思わせてくれる。
アメリカと日本の間に立ち、それでも故郷日本の為に散った栗林中将とロサンゼルスオリンピッ
_ 茶和茶和ぶろぐ - 2006/12/14 01:14:20
やはり日本人として、辛い2時間半でした。「・・・星条旗」を観るまでは、硫黄島の事をよく知らなかったので、Wikipediaを読んでみました。 硫黄島を死守する重要性、栗林中将が指揮する日本軍がとてつもなく長い地下通路を掘った事、海軍・空軍は壊滅に近く、陸軍の援軍もない、物資もない状況だった事、にもかかわらず、米軍の死傷者が日本軍の死傷者を越えるほどの壮絶な粘りを見せた戦いだったことなどが書かれていました。しかしこの映画では、戦争の詳しい史実を極力そぎ落とし日本人の精神的な部分をメインにして描いていました。それは、当時の日本人の天皇主義・軍国主義的な精神性を探ると言うのではなく、秩序を逸脱すれば”非国民”と言われ、自由な言動を制限されていた環境の中で、日本国民が本当はどんな事を感じ、どうしたかったのかということです。そのためか、物語はとても坦々と進みます。シンプルすぎて、重厚さにかけるような印象もありますが、無理ににドラマティックにせず、誠実に描かれていて今までの日本の戦争映画にはない作品になっています。全ての描写に納得がいくというわけではありませんが、 何よりも、日本人でない監督が、ここまで日本人を理解しようとしたことを評価すべきではないかと思います。国のため、家族のためとはいうものの、無念の最期を余儀なくされた人々を思うと、言葉がありません。自分の体の中で命を育んだことのある母親として、あんなふうに命が奪われていく事は、あまりにも哀しすぎます。戦争は勝っても負けても虚しい・・・若い人たちにこそ、観てほしい映画です。私の行ったシネコンでは、英語字幕の「硫黄島・・・」も上映されていました。 日本人でない人たちは、この映画をどんなふうに受け止めたのでしょう。「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」のHPは こちらから↑Please click ! Thank you !
_ 江戸っ子風情♪の蹴球二日制に映画道楽 - 2006/12/14 10:00:08
アメリカ
ドラマ&戦争
監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙
二宮和也
伊原剛志
加瀬亮
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島
に新たな指揮官、栗林忠道中将が降り立つ。アメリカ...
ドラマ&戦争
監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙
二宮和也
伊原剛志
加瀬亮
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島
に新たな指揮官、栗林忠道中将が降り立つ。アメリカ...
_ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! - 2006/12/14 23:05:11
1945年 硫黄島
アメリカが5日で終わると思っていた戦争を
36日間守り抜いた日本人たちがいた
これは彼らの話である
アメリカが5日で終わると思っていた戦争を
36日間守り抜いた日本人たちがいた
これは彼らの話である
_ soramove - 2006/12/15 19:49:11
「硫黄島からの手紙」★★★★★必見!
渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮出演
クリント・イーストウッド監督、2006年、アメリカ
硫黄島が制圧されたら
米軍の戦闘機がいよいよ日本の本土に向かうことになる
日本の最後の生命線を舞台に
イーストウッド監督が...
渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮出演
クリント・イーストウッド監督、2006年、アメリカ
硫黄島が制圧されたら
米軍の戦闘機がいよいよ日本の本土に向かうことになる
日本の最後の生命線を舞台に
イーストウッド監督が...
_ CINEMANIAX! - 2006/12/16 00:58:10
【新宿ミラノ座】
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官、栗林忠道中将(渡辺謙)が降り立つ。アメリカ留学の経験を持つ栗林は、無意味な精神論が幅を利かせていた軍の体質を改め、合理的な体制を整えていく。上官の理不尽な体罰に苦しめられ絶望を感じていた西郷(二宮和也)も、栗林の登場にかすかな希望を抱き始める。栗林の進歩的な言動に古参将校たちが反発を強める一方、ロサンゼルス・オリンピック馬術競技金メダリストの“バロン西”こと西竹一中佐(伊原剛志)のような理解...
_ ひらりん的映画ブログ - 2006/12/16 02:44:34
クリント・イーストウッド監督の硫黄島二部作の二本目。
日本側から見た戦争のお話。
戦争映画苦手なひらりんとしては、
覚悟してみなくちゃいけません・・・。
日本側から見た戦争のお話。
戦争映画苦手なひらりんとしては、
覚悟してみなくちゃいけません・・・。
_ ☆えみたんの日記帳☆ - 2006/12/16 03:59:33
昨日は本当久しぶりに映画観て来たぁぁ~~鍊 涙そうそう以来観てないから・・・相当間があいてるぅ~~嶺 本当ならもっと映画観に行きたいんだけど、なぁ~んかなかなか時間がなくて行けてなぃんだぁ~(涙) んで、今回はあの『硫黄島からの手紙』を観て..
_ 銅版画制作の日々 - 2006/12/16 10:31:49
クリント・イーストウッド監督、硫黄島2部作『硫黄島からの手紙』を観てきました。平日の夕方にも関わらず、多くのお客さんでした。1作目『父親たちの星条旗』はアメリカから見た硫黄島、今回は日本から見た硫黄島。5日間で硫黄島戦は終結するはずだった。しかしその日数をはるかに越えて36日間に及ぶ長期戦と変貌戦史に残る戦いへと変えた男たちがいるのである。
指揮官の名前は栗林忠道・・・・・太平洋戦争において最もアメリカを苦しめた男として、、アメリカの地で畏敬の念をもって語り継がれている陸軍中尉だ。そしてその栗林のもとで、一日でも長く祖国を守り抜こうと、死ぬより辛い“36日間”を戦い抜いた男たち。彼らこそ、クリント・イーストウッドがどうしても描かなければならないと思った日本の男たちにほかならない「私は日本だけでなく、世界中の人々に彼らがどんな人間だったかをぜひ知ってほしいのです」と・・・・・。
栗林中尉(渡辺謙)はアメリカ留学経験を持ち、当時の軍人像思いもよらない進歩的な発想とおおらかな人柄自ら陣頭に立って二万余の兵を率いたそんな指揮官は戦地に赴任しながらも、家族のことを思いやり、娘にを書き送る、愛情豊かな家庭人であった。負傷したアメリカ青年を、ひっそり看取ったオリンピックのメダリスト(伊原剛志)、生まれてくる我が子を見ぬままに島へ送られた若い父(二宮和也)の嘆き現在の私たちと同じような気持ちを抱きながら、戦地という極限の場所で、相手を苦しめなお畏敬の念を抱かせた日本の男たち。そんな男たちの素顔を知ると、硫黄島の日々の辛さがやるせない
ストーリー2006年、硫黄島の地中から発見された数百通の、それは61年前にこの地で戦った男たちが家族に宛てて、書き残したもの。届く事の無かったに彼らは何を託したのか
戦況が悪化した1944年6月、一人の指揮官が硫黄島に降り立った。陸軍中尉栗林忠道(渡辺謙)アメリカ留学の経験を持ち、それゆえにアメリカとの戦いが誰よりも厳しいと知り尽くしていた。本土防衛のため、最後の砦ともいうべき硫黄島の命運は、栗林に託されたのだ着任早々、今までのような作戦ではいけないと変更、部下への理不尽な体罰をも戒めるそんな栗林に、兵士はの目を向ける。そんな栗林との出会いに・・・・西郷(二宮和也)は硫黄島でのの日々だっただけに希望を抱く従来のやり方をくつがえされた古参将校た
指揮官の名前は栗林忠道・・・・・太平洋戦争において最もアメリカを苦しめた男として、、アメリカの地で畏敬の念をもって語り継がれている陸軍中尉だ。そしてその栗林のもとで、一日でも長く祖国を守り抜こうと、死ぬより辛い“36日間”を戦い抜いた男たち。彼らこそ、クリント・イーストウッドがどうしても描かなければならないと思った日本の男たちにほかならない「私は日本だけでなく、世界中の人々に彼らがどんな人間だったかをぜひ知ってほしいのです」と・・・・・。
栗林中尉(渡辺謙)はアメリカ留学経験を持ち、当時の軍人像思いもよらない進歩的な発想とおおらかな人柄自ら陣頭に立って二万余の兵を率いたそんな指揮官は戦地に赴任しながらも、家族のことを思いやり、娘にを書き送る、愛情豊かな家庭人であった。負傷したアメリカ青年を、ひっそり看取ったオリンピックのメダリスト(伊原剛志)、生まれてくる我が子を見ぬままに島へ送られた若い父(二宮和也)の嘆き現在の私たちと同じような気持ちを抱きながら、戦地という極限の場所で、相手を苦しめなお畏敬の念を抱かせた日本の男たち。そんな男たちの素顔を知ると、硫黄島の日々の辛さがやるせない
ストーリー2006年、硫黄島の地中から発見された数百通の、それは61年前にこの地で戦った男たちが家族に宛てて、書き残したもの。届く事の無かったに彼らは何を託したのか
戦況が悪化した1944年6月、一人の指揮官が硫黄島に降り立った。陸軍中尉栗林忠道(渡辺謙)アメリカ留学の経験を持ち、それゆえにアメリカとの戦いが誰よりも厳しいと知り尽くしていた。本土防衛のため、最後の砦ともいうべき硫黄島の命運は、栗林に託されたのだ着任早々、今までのような作戦ではいけないと変更、部下への理不尽な体罰をも戒めるそんな栗林に、兵士はの目を向ける。そんな栗林との出会いに・・・・西郷(二宮和也)は硫黄島でのの日々だっただけに希望を抱く従来のやり方をくつがえされた古参将校た
_ 水曜日のシネマ日記 - 2006/12/16 11:57:15
第二次世界大戦時の硫黄島での戦いを日本側の目線で描いた作品です。
_ ちょっとだけ勝手に言わせてもらいます(Blog版) - 2006/12/16 15:48:57
今日は「硫黄島からの手紙」を観てきた。死闘といわれる硫黄島の戦いを双方の視点で
_ よしなしごと - 2006/12/17 15:16:20
この映画のおかげで「硫黄島に行くにはどうすればよいのか?」という問い合わせが今までは月に1回くらだったのが、今では1日に何回も問い合わせがあるようになってしまったと新聞に載っていました。と言うわけで硫黄島からの手紙見てきました。
_ 週末映画! - 2006/12/17 23:57:42
期待値:93% クリント・イーストウッド監督 硫黄島の戦い第2弾。 前回の父親たちの星条旗と同様、
_ 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - 2006/12/20 02:04:49
原題:Red Sun, Black Sand (Letters From Iwo Jima)
硫黄島に眠っていた、その手紙は61年ぶりに発見された、地中にあった硫黄島からの手紙、それは輸送爆撃機「一式陸攻」によって配達されるはずだった・・
時は1944年6月、指揮官として陸軍中将の栗林忠道(渡辺謙
硫黄島に眠っていた、その手紙は61年ぶりに発見された、地中にあった硫黄島からの手紙、それは輸送爆撃機「一式陸攻」によって配達されるはずだった・・
時は1944年6月、指揮官として陸軍中将の栗林忠道(渡辺謙
_ Subterranean サブタレイニアン - 2006/12/20 21:06:12
監督 クリント・イーストウッド 主演 渡辺謙 2006年 アメリカ映画 141分 戦争 採点★★★ 仕事や日常生活を送る中で常に感じることなのだが、ほんの少し立ち位置を変えるだけでも、物事が大きく違って見えるもの。しかし、そのちょっとだけ違う見方、考え方、取り組み方とい..
_ 観たよ〜ん〜 - 2006/12/21 22:06:50
「硫黄島からの手紙」を観てきました〜♪
太平洋戦争末期、栗林中将(渡辺謙)は、本土防衛の最後の砦、硫黄島に降り立つ。栗林中将は、着任早々それまで進められていた作戦を大幅に変え、兵隊たちへの待遇も変更する・・・
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押せば、壮絶な攻防戦が・・・
太平洋戦争末期、栗林中将(渡辺謙)は、本土防衛の最後の砦、硫黄島に降り立つ。栗林中将は、着任早々それまで進められていた作戦を大幅に変え、兵隊たちへの待遇も変更する・・・
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_ はらやんの映画徒然草 - 2006/12/23 14:20:14
イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」に続く硫黄島二部作の二作目です。 「父親
_ ひるめし。 - 2006/12/24 13:39:32
アメリカのきもち、日本のきもち、同じきもち―――。
_ シネクリシェ - 2006/12/26 03:28:11
この作品を観てつくづく感じさせられたことは、自分はクリント・イーストウッドのよき観客にはとうてい成り得ないことでした。 この名優にして老
_ 長江将史〜てれすどん2号 まだ見ぬ未来へ - 2006/12/27 10:18:42
クリント・イーストウッド監督が撮る戦争映画はこれで完結された。僕は、彼の「父親たちの星条旗」に続く圧倒的なパワーを感じ、自分は日本人だということを感じたのだ。
_ 雨ニモマケズ 風ニモマケズ - 2006/12/27 13:12:49
太平洋戦争末期、
硫黄島を舞台に、
激しい戦闘が繰り広げられた。
クリント・イーストウッド監督による「硫黄島二部作」の二作目。
硫黄島を舞台に、
激しい戦闘が繰り広げられた。
クリント・イーストウッド監督による「硫黄島二部作」の二作目。
_ しょうちゃんの映画ブログ - 2006/12/28 10:49:00
2006年70本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。「ミリオンダラー・ベイビー」のクリント・イーストウッド監督作品。硫黄島での戦いを日米双方の視点から描く2部作の「父親たちの星条旗」に続く第2弾。アメリカ留学の経験を持ち、親米派でありながらアメリカを最も苦しめ...
_ 着物アロハ・茅kaya日記 - 2006/12/28 22:56:25
「父親たちの星条旗」と2本で一つの映画。
勝手にそう思っていましたが、
そう、言うわけでもなかったんですね。
映画としては、「父親たち〜」のほうが
優れていたと思いますが、
アメリカ映画で、これだけ日本を
リアルに描いた作品が作られたことに感激!
_ ケントのたそがれ劇場 - 2006/12/29 18:35:25
★★★★ 米軍側から描いた『父親たちの星条旗』を観たときは、暗い画面で、戦闘服を着た同じような顔付きの米国人を覚えられるはずがなく、最後迄観るのがかなりしんどかった。 だが日本側からの描写である本作には、やはり心の琴線に触れるシーンが多く、熱
_ とにかく、映画好きなもので。 - 2006/12/30 16:02:49
そこにいた兵士達は、必ず生きて祖国の地を踏む事は無いという覚悟を持って戦場に赴いた。
日本本土から約1250Kmの地にある硫黄島。上陸したアメリカ兵たちは異様な臭いと焦土、暑さに苦しめられながら日本軍の砲撃を受けた。
5日で陥落する....
_ ナマケモノの穴 - 2007/01/03 08:55:22
≪ストーリー≫
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月。アメリカ留学の経験を持ち、米軍との戦いの厳しさを誰よりも覚悟していた陸軍中将・栗林が硫黄島に降り立った。着任早々、栗林は本土防衛の最期の砦である硫黄島を死守すべく、島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を築き上げる。そんな栗林の登場に、硫黄島での日々に絶望していた西郷ら兵士たちは希望を見出す。だが、一方で古参の将校たちの間で反発が高まり…。(goo映画より)
イーストウッド監督の「硫黄島2部作」のうちの残りの一篇「硫黄島からの手紙」を鑑賞しました。
「父親たちの星条旗」の時には殆ど見えなかった、敵側の日本の戦闘の様子が、イー...
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月。アメリカ留学の経験を持ち、米軍との戦いの厳しさを誰よりも覚悟していた陸軍中将・栗林が硫黄島に降り立った。着任早々、栗林は本土防衛の最期の砦である硫黄島を死守すべく、島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を築き上げる。そんな栗林の登場に、硫黄島での日々に絶望していた西郷ら兵士たちは希望を見出す。だが、一方で古参の将校たちの間で反発が高まり…。(goo映画より)
イーストウッド監督の「硫黄島2部作」のうちの残りの一篇「硫黄島からの手紙」を鑑賞しました。
「父親たちの星条旗」の時には殆ど見えなかった、敵側の日本の戦闘の様子が、イー...
_ apple of the nariyuk's eye - 2007/01/03 20:04:59
明けましておめでとうございます。この新しい年がさらによい年でありますように心から
_ soramove - 2007/01/05 19:50:02
「硫黄島からの手紙」★★★★★必見!
渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮出演
クリント・イーストウッド監督、2006年、アメリカ
硫黄島が制圧されたら
米軍の戦闘機がいよいよ日本の本土に向かうことになる
日本の最後の生命線を舞台に
イーストウッド監督が...
渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮出演
クリント・イーストウッド監督、2006年、アメリカ
硫黄島が制圧されたら
米軍の戦闘機がいよいよ日本の本土に向かうことになる
日本の最後の生命線を舞台に
イーストウッド監督が...
_ いろいろと - 2007/01/08 22:51:44
硫黄島2部作の第2弾 アメリカ側の視点から描かれた「父親たちの星条旗」に 対し、
_ オレメデア - 2007/01/12 15:17:11
アメリカで公開された「父親たちの星条旗」に対して,日本で公開されたのが,この「硫黄島からの手紙」
日本とアメリカ,それぞれから見た,第二次世界大戦での硫黄島の戦いを描いている.
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オレメデアに,あなたのブログ(ホー...
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_ デコ親父はいつも減量中 - 2007/01/20 01:14:04
監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、松崎悠希、中村獅童
評価:72点
公式サイト
(ネタバレあります)
何が凄いって、これだけ日本人がワラワラと出てくる映画が洋画であって、監督がクリント・イースト....
_ やまたくの音吐朗々Diary - 2007/01/21 02:20:10
公開中の映画「硫黄島からの手紙」を観賞。監督・製作:クリント・イーストウッド。製作:スティーヴン・スピルバーグ、ロバート・ロレンツ、製作総指揮・共同原案:ポール・ハギス。脚本:アイリス・ヤマシタ。出演:渡辺謙 、二宮和也 、伊原剛志 、加瀬亮 、中村獅童ほか戦況が
_ Cold in Summer - 2007/01/26 14:25:38
『硫黄島からの手紙』※舞台挨拶付試写会
監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙 伊原剛志 二宮和也 加瀬亮
公式サイト
◇渡辺謙さん・伊原剛志さん 舞台挨拶
「戦争物」と「ホラー」は映画館で観ないようにしてるん....
_ 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ - 2007/02/12 00:07:19
あらすじ戦況が悪化の一途をたどる1944年6月アメリカ留学の経験を持ち、西洋の軍事力も知り尽くしている陸軍中将の栗林忠道(渡辺謙)が本土防衛の最後の砦ともいうべき硫黄島へ。指揮官に着任した彼は、長年の場当たり的な作戦を変更し西郷(二宮和也)ら部下に対す...
_ 京の昼寝〜♪ - 2007/02/23 12:31:52
世界が忘れてはいけない島がある
■監督 クリント・イーストウッド■脚本 アイリス・ヤマシタ ■キャスト 渡辺 謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬 亮、中村獅童
□オフィシャルサイト 『硫黄島からの手紙』
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月。 アメリカ留学の経験を持ち、米軍との戦いの厳しさを誰よりも覚悟していた陸軍中将・栗林(渡辺 謙)が硫黄島に降り立った。 着任早々、栗原は本土防衛の最期の砦である硫黄島を死守すべく、島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を築き上げる。 そんな栗原の登場に、硫黄島での日々に絶望していた西郷(二宮和也)ら兵士たちは希望を見出す。だが、一方で古参の将校たちの間で反発が高まり…。 おススメ度 ⇒★★★☆ (5★満点、☆は0.5) cyazの満足度⇒★★★★ 硫黄島、それは日本にとってもアメリカにとっても是が非でも抑えておかなければならないポイントだった。 イーストウッド監督は、その日本とアメリカの両サイドの視点から、先に公開された『父親たちの星条旗』に続き、この映画を撮った。 できるならば同じ日に両方の映画を観たかったため、少し観る時期を遅らせて2本の映画を続けて観ることにした。 実際に映画を観るまで、なんら予備知識を持たずに観ることにした。“東京都小笠原村硫黄島”、恥ずかしいことにどこにあるのか知らなかった。 地図を見ると日本の最南端にほど近い太平洋に浮かび、沖縄よりもまだ南で東京都に属するとは想像もしていなかった位置だった。 山手線一周ほどもないこの小さな硫黄島。 日本にとってはアメリカ軍の本土攻撃を食い止める最期の砦だった。 当初アメリカ軍は、子供の手をひねるが如く、その圧倒的な戦力の違いから、たった5日で陥落できると踏んでいた。 しかし、予想以上の日本軍の抵抗によって激戦は36日間に及んだ。 僕がこの映画を観て最も強く感じたのは、イーストウッド監督が日本人以上に大和魂をこの映画に注入し、表現できたかと言う事だ。 そしてもし日本人が監督していたとしたら、この映画は脚本の良さを無視して、日章旗を振りかざす映画になっていたのではないだろうか。 もちろんそれは日本国を肯定するしか描けない世界がそこに存在していただろう。 しかしイーストウッドは違った。 これほどに日本人の心情を日本人よりよく研究し、
■監督 クリント・イーストウッド■脚本 アイリス・ヤマシタ ■キャスト 渡辺 謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬 亮、中村獅童
□オフィシャルサイト 『硫黄島からの手紙』
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月。 アメリカ留学の経験を持ち、米軍との戦いの厳しさを誰よりも覚悟していた陸軍中将・栗林(渡辺 謙)が硫黄島に降り立った。 着任早々、栗原は本土防衛の最期の砦である硫黄島を死守すべく、島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を築き上げる。 そんな栗原の登場に、硫黄島での日々に絶望していた西郷(二宮和也)ら兵士たちは希望を見出す。だが、一方で古参の将校たちの間で反発が高まり…。 おススメ度 ⇒★★★☆ (5★満点、☆は0.5) cyazの満足度⇒★★★★ 硫黄島、それは日本にとってもアメリカにとっても是が非でも抑えておかなければならないポイントだった。 イーストウッド監督は、その日本とアメリカの両サイドの視点から、先に公開された『父親たちの星条旗』に続き、この映画を撮った。 できるならば同じ日に両方の映画を観たかったため、少し観る時期を遅らせて2本の映画を続けて観ることにした。 実際に映画を観るまで、なんら予備知識を持たずに観ることにした。“東京都小笠原村硫黄島”、恥ずかしいことにどこにあるのか知らなかった。 地図を見ると日本の最南端にほど近い太平洋に浮かび、沖縄よりもまだ南で東京都に属するとは想像もしていなかった位置だった。 山手線一周ほどもないこの小さな硫黄島。 日本にとってはアメリカ軍の本土攻撃を食い止める最期の砦だった。 当初アメリカ軍は、子供の手をひねるが如く、その圧倒的な戦力の違いから、たった5日で陥落できると踏んでいた。 しかし、予想以上の日本軍の抵抗によって激戦は36日間に及んだ。 僕がこの映画を観て最も強く感じたのは、イーストウッド監督が日本人以上に大和魂をこの映画に注入し、表現できたかと言う事だ。 そしてもし日本人が監督していたとしたら、この映画は脚本の良さを無視して、日章旗を振りかざす映画になっていたのではないだろうか。 もちろんそれは日本国を肯定するしか描けない世界がそこに存在していただろう。 しかしイーストウッドは違った。 これほどに日本人の心情を日本人よりよく研究し、
_ Production Rif-Raf - 2007/04/01 03:21:55
基本情報 「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」(2006、アメリカ、日本) 監督:クリント・イーストウッド(許されざる者、ミスティック・リバー) 脚本:ポール・ハギス(ミリオンダラー・ベイビー、クラッシュ)ウィリアム・ブロイレス・JR(ジャーヘッド)、アイリ..
_ 映画、言いたい放題! - 2007/06/16 02:18:43
「父親たちの星条旗
」と同時期に作られ、同時期に公開された
クリント・イーストウッド監督の作品。
DVDで鑑賞。
2006年、硫黄島の地中から発見された数百通もの手紙。
それは61年前、この島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。
戦況が悪化の一途をたどる
」と同時期に作られ、同時期に公開された
クリント・イーストウッド監督の作品。
DVDで鑑賞。
2006年、硫黄島の地中から発見された数百通もの手紙。
それは61年前、この島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。
戦況が悪化の一途をたどる
_ ☆彡映画鑑賞日記☆彡 - 2007/12/26 21:32:01
『アメリカのきもち、日本のきもち、同じきもち―』
コチラの「硫黄島からの手紙」は、「父親たちの星条旗」に続く「硫黄島」2部作の第2弾、日本側の視点で硫黄島の戦いを描いた作品です。
決して届く事のない手紙をこの島で戦った日本兵たちが、家族に宛てて書き....
トラックバックありがとうございます。
>一番の悪は、戦争を始めること。始めてしまえば、兵士は、自分の命を守るため、愛する人の命を守るため、殺される前に、敵を殺すという、まっとうな論理で行動するだけ。
短いながら、とても的を得たコメントだと思いました。悲しいけど、これが戦争なんですよね。