シネマ日記 不撓不屈 ― 2006/06/27 20:52:21
国家と個人が対峙する。圧倒的な力の差に屈せず、意志を貫いた主人公の飯塚税理士(滝田栄)。そして、なによりすばらしいのは、そんな彼を支えた人たちが、いたことである。
いつの世も同じであるが、「泣くこと地頭には勝てない、長いものには巻かれろ」ということで、国税庁の言うとおりするのが、飯塚税理士にとっても、一番楽な選択であっただろう。
しかし、彼は言いなりにならなかった。
法律とは何のためにあるのか。国家とは誰のためにあるのか。この問いの答えは明らかであるが、明らかな事実が現実には無かった。
強くないのが人間。そして、強くなるのも人間です。
お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★
社会派ドラマということで、観客は中高年サラリーマンが目立ちました。お勤めは、会計事務所か税務署か?
シネプレックス水戸にて 公式HP 不撓不屈
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