シネマ日記 グッドナイト&グッドラック2006/05/19 22:12:47

モノクロの画面、スタンダードナンバーのジャズボーカル。50年代を見事にかもし出し、まるで当時製作された、ドキュメンタリー映画を観ている錯覚に陥るでしょう。

50年代アメリカで起こった「赤狩り」立ち向かったニュースキャスターとプロデューサー、記者たちの実話に基づいた物語。 「Changing the world one story at a time」映画を社会変革のきっかけにとの’PARTICIPANT PRODUCTIONS’ が「スタンド・アップ」「シリアナ」に続き放つ、問題提起を素直に受け止めたい。

楽しいとか、面白いとかを排したストイックな映画でもありますが、主人公エド・マローのデヴィット・ストラーザンが、渋くていい。今はやりの「チョイ悪オヤジ」なんて、足元にも及ばないカッコよさ、彼のテレビに対する考察のスピーチが、ずしりと重い。

お勧め度 ★★★  私の満足度 ★★★★

ジョージ・クルーニー、監督・脚本・出演。最近、映画の鬼と化してますね。

TOHOシネマズひたちなか マイル獲得再スタート 161マイル

公式HP グッドナイト&グッドラック