シネマ日記 ナイロビの蜂2006/05/16 21:20:03

妻の死の謎を追う夫を描く、社会派サスペンス。

アフリカにおける製薬会社の新薬の人体実験を暴こうとし、そして殺された妻。そんなことなど知らず、幸せな夫婦と思っていた英国外交官の夫。妻の死の謎を追って、その事を教えなかった妻の自分への愛の深さを知る。

映画を観ている時、この設定に違和感を覚えていました。守られていたのは夫であり、男と女の役割が逆になっていたからです。 夫が仕事のことを妻に教えないのは理解でき、妻が夫に教えないのを理解できない、固定観念にとらわれている自分に気づきました。

アフリカの子供たちの映像が、心に残ります。ひとりの子を助けても、解決しない。しかし、ひとりでも助けないと何も解決しない。

お勧め度 ★★  私の満足度 ★★

アカデミー賞助演女優賞のレイチェル・ワイズ、素敵ですね!

フリーパスポート最終日2作目   通算14作目

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