シネマ日記 寝ずの番 ― 2006/05/03 22:05:41
古典的下ネタ炸裂、おかしくも、物悲しい人間の一面を暖かみのある笑いで、包んでくれます。
お通夜の夜の「寝ずの番」、故人を偲んで、回顧談に花が咲く。咲いただけでなく、歌いだすやら、踊りだすやら。また、この踊りがすばらしい。なにか一つ’突き抜けた’感情を憶えました。
「テレビではマネのできない映画らしい映画を撮る!」とのマキノ雅彦監督の言葉どおり、テレビでは放送できそうにもない面白い映画です。 この手の笑いについていけるのは、中高年だけかもしれません。私の前の席の中年夫婦の奥さん、かなり受けており、笑い声も一段と大きかったです。
お勧め度 ★★ 私の満足度 ★★★★★
若い方には、ちょっと引いてしまう笑いの要素あり。そんな方は、昭和の歴史を勉強しましょう。
シネプレックス水戸にて
公式HP 寝ずの番
最近のコメント