X-MEN:ファイナル・ディシジョン2006/09/16 23:46:31

ミュータントのパワーに圧倒される、ノン・ストップVFXアクション。

コミックの世界が実写映画で再現。それにしても、コンピューター・グラフィックの力とは、恐ろしい。超能力をリアルに再現。マグニートが手をかざせば、車がひっくり返り、ジーンが怒れば、突風が吹き荒れる。

ミュータントは、迫害を受ける人種的・宗教的マイノリティの意味もあるのでしょうが、文句ない、エンターテイメント。制作費220億以上。104分で割ると、1分2億円以上かかっています。すごい物量作戦。さすが、ハリウッド映画ですね。

お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★

クレジット・ロールの終わるまで、絶対に席を立たないでください。最後の最後に??

TOHOシネマズひたちなかにて 公式HPX-MEN:ファイナル・ディシジョン

シネマ日記 インサイド・マン2006/06/12 23:59:16

スパイク・リー監督、しかも、豪華キャスト。期待せずには、いられないのですが・・・

犯人(クライブ・オーエン)と人質、犯人と警察(デンゼル・ワシントン)、弁護士(ジョディ・フォスター)と被害を受けた銀行の会長(クリストファー・プラマー)、弁護士と警察と、絡み合い事件が進んでいきます。

しかし、私には犯人と会長の接点が、最後まで見えてこなくて、ストーリに入り込めませんでした。この接点を、もう少し説明して欲しかったのですが、そこを読みきれなかった私が悪いのでしょう。陳腐な説明的エピソードを入れるなんて、リー監督は許さないのでしょうし。

どなたかこの接点を意味するシーンをお気づきの方、教えていただけませんか?

お勧め度 ★★ 私の満足度 ★★

銀行強盗に入り、人質を取ったところまでとは、文句なく面白いです。その後が、各人各様となるのでは。

TOHOシネマズひたちなかにて

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シネマ日記 アンジェラ2006/05/17 23:59:38

リュック・ベッソン最後の監督作品、アンジェラ。

彼は、10本撮ったら映画監督引退と決めていたそうです。 あらすじを書いたのは10年前。それを熟成させて納得のいく最後の作品として送りだす。

借金取りに追い回されるダメ男アンドレの前に舞い降りた天使アンジェラ。なんでこんな’どうしようもない男’に、神秘的な美女から救いの手が差し伸べられるのか不思議ですが、こんな奴にも来るのなら、「自分の処にもやって来てくれるのかなあ」と思わせてくれます。世のダメ男への福音??

夢と現実の間に、繰り広げられる二人の素敵なストーリー。

パリの街並みを背景に幻想的美しさに包まれたモノクロームの映像、アンニャ・ガルバレクの囁くような音楽。美しい!!

お勧め度 ★★★  私の満足度 ★★★★★

白昼夢みたいなこの映画、大好きです。「ありえない」ことを楽しみましょう。

フリーパスポート最終日3 作目   通算15作目

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シネマ日記 Vフォー・ヴェンデッタ2006/05/07 09:08:09

第3次世界大戦後、アメリカを植民地とする独裁国家イギリス。仮面のテロリストは、サトラー率いる独裁国家に挑戦していく。最後に、独裁者に家畜化された人民も、目覚め立ち上がる。

しかし、独裁者を選び出したのは、その人民自身。独裁者に立ち向かっていく姿が、新たな独裁者を求めている姿に、見えたのは、私だけでしょうか?

ガイ・フォークス・デイと火薬陰謀事件というイギリスの歴史を理解していないと、この映画の面白さの半分は失われるでしょう。ちなみに、私は失われました。

また、仮面のVフォー・ヴェンデッタと丸刈りのイヴィー、主人公たちが異形な姿をとっていたのも、ペルソナの意味としてより、私の現実感を引き離すだけだったようです。

お勧め度 ★  私の満足度 ★

ラストの爆破シーンは、美しい。破壊は創造の始まり!

シネプレックス水戸にて

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シネマ日記 美しき野獣2006/03/25 15:18:25

美しき野獣

不幸な人生を、あきらめる人、恨む人。この映画では、不幸を割り振られた人間の、怒りの爆発を感じました。 この爆発は、よくいう「キレて」怒り出すとは違い、他人を攻撃するというよりは、自分を傷つけるための行動です。

不幸な人間のやりきれなさを、怒りとしてしか表現できない主人公ドヨン刑事。怒りは、自分自身の破滅へと導き、その破滅が本人にとっての安息を意味する。

「恋する神父」のクォン・サンウが、これまでとは一転、「太陽にほえろ」の松田優作を思い出させるタフでワイルドな役。韓国ヤクザたちに立ち向い、殴る、蹴る。そしてそれ以上に、殴られる、蹴られる。

お勧め度 ★★  私の満足度 ★★★                木曜日のメンズデーにもかかわらず、中高年女性同士の観客が大半。韓流人気衰えず、恐るべし。

125マイル獲得合計5743 6000マイルまであと257

公式HP 美しき野獣

シネマ日記 エミリー・ローズ2006/03/18 19:14:22

エミリーローズ

裁判とは、事実を合理的に解釈して、大部分の人が納得できる結果を導き出すもの。

エミリーの死という’事実’をどう解釈するのか。各々の解釈が各々の’真実’となる。それでは、事実は存在するが、真実は存在しない、ということか。

悪魔祓いに失敗し、衰弱死したエミリー。それを科学的かつ合理的解釈で罪を問う検事と,結果的には死に至ったが、本人の求めによる信仰の救いを行った神父に罪はないとする弁護士。

悪魔にとり憑かれたのか、病気なのか。悪魔祓いを行った神父に対する裁判を軸に展開する実話を基にした映画です。たんなるホラー映画では、ありません。

お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★            悪魔に憑かれたエミリー、真に迫っていて、本当に怖いです。小心者の私は、思わず声を上げてしまうシーンがありました。

120マイル獲得合計5514 6000マイルまであと486

公式HP エミリー・ローズ

シネマ日記 イーオンフラックス2006/03/14 22:03:59

イーオンフラックス

この映画では、2011年に品種改良した麦から発生したウィルスのために人類の98%が、死滅することとなっております。

あと5年しかありませんが、このところの狂牛病、鳥インフルエンザを考えると、あながちSF映画の内容だとは、笑えません。

人類が欲していることと、地球が欲していることは、違うということでしょうか。

主人公のシャーリーズ・セロン、整っている感じの美しさが前面となり、美しいのだけれど魅力は感じられませんでした。 断然、「スタンドアップ」の彼女の方が良かったですね。

お勧め度★ 私の満足度 ★★                     内容の薄い映画の主人公は、アンジェリーナ・ジョリーのほうが楽しめる??アンジェリーナをけなしているわけではありません。彼女のあくの強い魅力が、必要になるということです。

93マイル獲得合計5394 6000マイルまであと606

公式HP イーオン・フラックス

シネマ日記 ウォーク・ザ・ライン2006/02/28 22:03:34

http://www.foxjapan.com/movies/walktheline/

この映画を観て、「better half」という言葉を思い出しました。

神は1人の人間を2つに裂き、半分にしてこの世に誕生させました。それで、人はもう半分の自分を求め、妻とし夫とするのです。結婚してはじめて、人間が完成するということです。

天才ミュージシャンは預言者であり、時代の代弁者。そして、’その力’が、自分から去っていく不安を振り払おうと、ドラックにすがって行く。 この映画の主人公ジョニー・キャッシュには、幸運にも見放さないでいてくれる‘良き理解者‘であり最後には’良き妻’になるジェーン・カーターいたのです。

ふたりの不思議な素敵な恋物語です。

お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★

ホアキン・フェニックス、リーズ・ウィザースプーンの歌が見事です。聴き応えあり。

テアトル西友水戸のため加算なし 6000マイルまであと1220

公式HP ウォーク・ザ・ライン

シネマ日記 ある子供2006/02/12 11:49:51

社会の底辺で生きる若者たちの断面を、飾り気なしに淡々と描いた映画です。 2005年カンヌ映画祭最高賞パルマードル受賞作。

この映画コピーは、「痛みを知ること、やさしくなること。」 大人になるとは、他人の痛みを知る時なのでしょう。

特に印象に残った場面は、主人公たちの脇で描かれていた刑務所での面会場。広い会場なので何組もの家族の面会風景が映ります。とある受刑者の男が、妻が連れてきた娘の髪をなでるシーン。数少ない救いのある光景でした。

お勧め度 ★★★ -観客総数4人のうち、親子(母と中学生くらいの娘)で鑑賞していた方がいました。こんな重い暗い映画を?確かに文部科学省特選の作品でしたが。

水戸テアトル西友のため加算なし 6000マイルまで1457

公式HP ある子供

シネマ日記 オリバー・ツイスト2006/01/30 21:44:34

制作費80億円、19世紀のロンドンを再現。室内のシーンは、薄暗く重厚な英国の雰囲気満点。映像のリアリティと美しさは、さすが「戦場のピアニスト」のポランスキー監督。

それと、天使がこの世に存在するなら、きっとこんな顔と思わせる主人公オリバー役の少年。

文学の雰囲気を映像 化した美しさと少年の美しさ、これがこの映画のすべてと感じました。

映画の予告編から自分で勝手に作り上げたイメージ(ディケンズを読んでいない不勉強者なので)は、オリバー少年と心優しき悪人のフェイギンと、哀しく儚い物語。実際は意外にサスペンス仕立の味付けでした。

お勧め度 ★★ - 涙ウルウルもの期待していたので、ちょっと違ったかな?という感じでした。

129マイル獲得合計4041 6000マイルまであと1959

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