ブラックブック2007/03/26 22:01:11

ドイツ軍占領下のオランダ、家族をナチスに殺されたユダヤ人の女性歌手ヘラルは、レジスタンスに身をささげる。復讐のために、スパイとなりナチス幹部の愛人となる。しかし、その敵を愛してしまうヘラル。

戦闘シーンの音楽・効果音の使い方が、古典的と思えるほど、オーソドックスでした。テーマが「裏切りと憎しみ」という重さのためか、このオーソドックスさが、ふさわしいのでしょうね。

最初に、史実に基づいて作られた作品というだけあり、オランダ映画史上最高の制作費という大作物です。

お勧め度 ★★ 私の満足度 ★★★

予告編の雰囲気で、期待が大きく膨らみすぎ、まあまあの作品という印象を持ってしまったのが、残念です。

水戸テアトル西友(3/25)にて 公式HP

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_ ☆彡映画鑑賞日記☆彡 - 2007/11/15 21:22:42


 『この愛は裏切りから始まる』
 コチラの「ブラックブック」は、第二次世界大戦を背景に、オランダ映画界史上最高となる25億円の製作費をかけ、壮大なスケールで描かれたサスペンス・エンターテインメントで、3/24に公開となっていたのですが、観て来ちゃいましたぁ〜....

_ 心の栄養♪映画と英語のジョーク - 2007/11/28 10:18:51

ブラックブックHappinet(SB)(D)このアイテムの詳細を見る
1944年9月、ナチス・ドイツ占領下のオランダ。ユダヤ人女性歌手ラヘル(カリス・ファン・ハウテン)は、
ナチスから逃れるため一家で南部へ向かう。しかし、ドイツ軍の執拗な追跡にあい、ついには
彼女を除く家族全員を殺されてしまう。その後、レジスタンスに救われたラヘルは、ユダヤ人で
あることを隠すため髪をブロンドに染め、名前をエリスと変えて彼らの活動に参加する。そして
ナチス内部の情報を探るため、ナチス将校ムンツェ(セバスチャン・コッホ)に接近、彼の愛人と
なることに成功するのだが・・・。



これはかなり面白かった。
物語に引きずり込まれて、最後まで一気に見ちゃった感じ。
いろいろな展開が待ってたし、どうなの?それで?えっ?!と
気持ち良くストーリーに飲み込まれちゃいました。



最初と最後の映像が上手い事繋がっていくところも
見事だったし、途中も気を抜くことなく息をつかせないような
展開に見入ってしまいました。
銃撃、裏切り、愛、レジスタンス、ナチ・・スリリングだったし、
人間の弱さ愚かさもしっかり描いてありました。

ナチを悪、レジスタンスを善として描いてあるわけじゃなかったところも
良かったですね〜。勧善懲悪的な単純なものではなくて、
時代に翻弄されつつ、人の生き死にが複雑に絡み合って、
テンポ良く進み楽しめました。



ラヘル&エリス役のカリス・ファン・ハウテンがすごく良くて
今回彼女の出てる映画を初めて見ましたが、もっと見たい、って
思っちゃいました。ムンツェ役の人、素敵だわ〜、どっかで見た?と
思ってたら、ついこの前見た「善き人のためのソナタ」に出てた
ドライマン役の人でした。

本当の黒幕って?!本当の裏切りものって?と最後の最後まで
楽しめる映画でした。

_ 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - 2008/01/20 02:09:34

原題:Zwartboek/Black Book
観終えたあとにもう一度キブツ・シュタインのシーンを観返してしまった。聖地巡りの観光で訪れていたのは確かにあの色気と笑顔で逞しく生き抜いた彼女・・・



ユダヤ人女性歌手ラヘル(カリス・ファン・ハウテン)はナチスドイツ占領下で家族と

_ ミーガと映画と… -Have a good movie- - 2008/02/20 16:54:37

ブラックブック
  詳細@yahoo映画



第二次世界大戦ナチス・ドイツ占領下のオランダで、
家族をナチスに殺された若く美しいユダヤ人歌手の復しゅうを描いたサスペンス


主演の“カリス・ファン・ハウテン”はちょっと雰囲気が“キルスティン・ダンスト”っぽ

_ cinema!cinema!〜ミーハー映画・DVDレビュー - 2008/02/21 01:43:26

ブラックブック「氷の微笑」「ショーガール」「スターシップ・トゥルーパーズ」などの作品で知られるポール・ヴァーホーヴェン監督が母国オランダにて製作した戦争ドラマ。ドイツナチスの占領下に置かれたオランダで、ユダヤ人歌手のヒロインが非難途中に家族をナチス軍に...