めぐみ 引き裂かれた家族の30年2007/01/08 19:34:29

「なれし故郷を放たれて 夢に楽土求めたり」

めぐみさんが、実際に小学校の卒業式で、合唱のソロで歌った「流浪の民」の一節です。映画の中で、しっかりとそして、哀愁の含んだ歌声が、響きます。その年の11月に13歳のめぐみさんは、拉致されました。

横田夫妻を中心に、30年の苦悩の日々の、政治色を排したドキュメンタリーです。

「主は与え、主は奪う。」事件後、母の早紀江さんは、「何でこんなことに、なったのだろう」悩んでいた時に、この聖書の言葉に、ハッとさせたれたと言う。

お勧め度 ★★★★★ 私の感動度 ★★★★★

今回は、満足度という言葉は不適切なので、感動度に変更しました。日本人では、表せなかった現実を、アメリカ人監督夫妻が、描いてくれました。

シネプレックス水戸(1/7)にて 公式HP めぐみ 引き裂かれた家族の30年