シネマ日記 ブロークン・フラワーズ2006/05/11 08:02:41

「古池や蛙飛びこむ水の音」?? ジム・ジャームッシュ監督の特有の「間」を十分堪能してください。芭蕉の俳句を味わうように。

ビル・マーレイのペーソスあふれる風情がなんとも、味わい深い。

1通のピンクの封筒の手紙から始まる、’ちょっと’笑えて、’ちょっと’寂しい、そして、誰もが、何かを’ちょっと’感じる映画です。この、’ちょっと’の感覚が、私には心地よく感じられます。

だだ窓の外を眺めている主人公の後姿のシーンを差し出されたら、それを自分で勝手に解釈して楽しんだり、解釈しないで静かな映像に身をゆだねたり、あなたの気分で自由に楽しんでください。

お勧め度 ★  私の満足度 ★★★★★

私のツボに嵌る映画なので、万人にはお勧め出来ないのが残念。大好きなロードムービーで、しかもジム・ジャームッシュ監督。この監督の「ダウン・バイ・ロー」「ミステリー・トレイン」もお勧めです。

シネプレックス水戸にて

公式HP ブロークン・フラワーズ

コメント

_ でんでん ― 2006/05/11 19:38:08

こんにちは。
トラックバックありがとうございます。

>ジム・ジャームッシュ監督の特有の「間」を十分堪能してください。芭蕉の俳句を味わうように。

この作品、大人のための映画だと思います。しかも限られた大人のため。この作品の機微がわかる人間でいたいと思います(^^ゞ

_ skywave ― 2006/05/11 22:26:28

でんでんさん、コメントありがとうございます。
>この作品の機微がわかる人間でいたいと思います(^^ゞ
人生の機微の表現方法として、あの「間」がわかる人は、人より映画の楽しみ方を一つ多く持っている。手前味噌ですが、そう感じています。

トラックバック

_ 平気の平左 - 2006/05/11 09:37:58

評価:70点

ブロークン・フラワーズ


雰囲気は大好きなのですが、ストーリー的には今一歩はまりませんでした。

ちょっと似た話なら、「アメリカ、家族のいる風景」の方が好きですね。

雰囲気は甲乙つけがたいですが。

笑えるだけこちらの方がいいかな?

ビル・マーレイ演じるドンのキャラクターはすごくいいですね。

すごく愛すべきダメな大人だと思います。

なんかくたびれた感じがいい。

ジェフリー・ライトの誘いを断りまくりながらも結局やってしまってるところが笑えます。

特にリスト作成のところ。

電話で断りながらも作って渡すという一連の行動が笑えました。


基本的にゆるーい空気を楽しむ映画だと思います。

ラストもちょっと好きな、ゆるいオチでした。


音楽もすごいいいですね。

劇中で自分でかける形式なので、無音のところもありますが、なんか好きです。

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_ ラムの大通り - 2006/05/11 09:45:31

※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。

----ジム・ジャームッシュ、久しぶりの長編だね。
確かこの監督とはあまり相性がよくなかったのでは?
「うん。いわゆるオフビートな映画と言うのがぼくは苦手でね。
彼が出てきたあたりから“抑制された演出”なんて言葉が
幅を利かせてきた気がする。
でも相変わらず彼の人気は凄まじく、あっという間に満席。
実は2度目のチャレンジでやっと観られたんだ」
----ふうん。そうニャんだ。
今回もいままでの延長なの?
「延長と言えるかどうかは分からないけど、
一種のロードムービーにはなっていたね。
それととにかく女性スターがたくさん出演。
あらら、まるでウディ・アレンと思ったくらい」
----それだけ俳優たちに信頼されていると言うことだよね。
で、そろそろ中身を話してよ。
「うん。主人公はコンピュータでひと財産を築いた
ドン・ジョンストン(ビル・マーレイ)。
かつては女ったらしだった彼も盛りを過ぎ、
一緒に暮らしていたシェリー(ジュリー・デルピー)にも
愛想をつかされてしまう。
彼女が家を飛び出してすぐ、その事件は発生。
差出人不明のピンク色の手紙が彼の元に。
そこには『あなたの子供がもうすぐ19歳になる』と書かれていた」
----ほほ〜う。で、彼はどうするわけ。
「隣人にお膳立てされた彼は
自分が当時つきあっていた女性を
一人ひとり、ピンクの花束を手に訪ね歩く」
----そうか、その女性たちが大物スターと言うわけだ。
「そういうこと。
ティーンの娘ロリータと暮らしているのがシャローン・ストーン。
さらにはフランセス・コンロイ、ジェシカ・ラング、
そしてティルダ・スウィントンと続く」
----それは、さぞいい思いをしたんじゃないの?
「そこがこの映画のオモシロさ。
旅立ちからして彼は新しいことへの予感を抱いている。
たとえば空港のロビーには足を組んだ女性、
バスでは若くピチピチした女の子たち。
観ている方もこれは何か起こるな……とよからぬ期待を抱き、
ドンの心のざわめきと共鳴する。
しかし、ここで巧いなと思うのは
ビル・マーレイに
チラッと目線の演技だけをさせること。
女性にがっついてはいないけど、気にはなる……。
映画全体もこのトーンで進んでゆく」
----でも何も起こらないん

_ カノンな日々 - 2006/05/11 11:33:30

劇場予告編のビル・マーレイを見ているだけで、とっても面白そうで楽しみにしてました。一番最初に予告編を観たのが日比谷のシャンテシネだったし、映画の雰囲気からしてミニシアター系の作品って印象でしたが、意外に上映館数が多いんですね。ビル・マーレイって日本で人気....

_ 京の昼寝〜♪ - 2006/05/11 12:05:14

■監督・脚本 ジム・ジャームッシュ ■キャスト ビル・マーレイ、ジェフリー・ライト、シャロン・ストーン、ジェシカ・ラング、ティルダ・ウィンストン、フランセス・コンロイ、ジュリー・デルピー□オフィシャルサイト  『ブロークン・フラワーズ』   注)オフィシャルサイトは妙に重いので時間に余裕のある方のみどうぞ(笑) 恋人に愛想を尽かされ去られてしまったドン・ジョンストン(ビル・マーレイ)のもとに、一通のピンクの手紙が届いた。 封筒の中にはピンクの便せん。 そして赤い字で「あなたと別れて20年。 息子は19歳。 あなたの子です」と書かれていた。 差出人の名はナシ。 お節介な隣人ウィンストンの手はずで、かつてのモテ男、ドンはピンクの手紙の手がかりを求めて旅に出ることに。 果たしてドンの息子は実在するのか。 彼は当時付き合っていた恋人たちを訪ねていく。 おススメ度 ⇒★★ (5★満点、☆は0.5)  cyazの満足度⇒★★★ ジム・ジャームッシュの6年ぶりの新作。 そのストーリーと予告編を観たとき、面白そうなので期待していた作品です  特にこの主人公であるトン・ジョンストン・・・ドン・ジョンソンよく間違われていたのだが、似ても似つかぬ中年おやじにビル・マーレイを抜擢したことは正解かもしれない(笑) かつてはプレイボーイだった主人公ドンを、お得意のポーカーフェイスでとぼけた雰囲気で演じるマーレイはなんとも味わい深い。 大きな笑いというより、小さい笑いが一杯で小ネタも仕組んであってなかなか楽しい作品だった。 ただ、ややオチがわかりづらい面もあったが、不思議な感覚の、しかもジャームッシュらしいロードムービーだった。  それにしてもこの主人公の元恋人たちには、シャロン・ストーンやジェシカ・ラング、そして久しぶりのジュリー・デルピー等、なかなかゴージャスだ やや峠を越えたところが何とも言えないいい塩梅である(笑)  当初この映画、何故PG−12(12歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれるものには、成人保護者の同伴が適当。 性・暴力・残酷・麻薬描写・ホラー映画・小学生が真似をする可能性のある映画が審査の対象になる) なのかと思ったら、シャロン・ストーンの娘役の女の子がスッポンポンで出てくるからだ(笑) ヘアが丸見えなのである(笑) だけど中学生なら全く問題ないのかなぁ、今の時代

_ 空想俳人日記 - 2006/05/11 17:04:03

絆創膏 できれば花にも 貼って欲しい 


 アルジャーノンじゃなく、かつての恋人たちに花束を。ミスター・グッドバーじゃなく、ピンクの手紙の差出人を探して。差出人との間にできた息子の存在を求めて。
 それにしても、こんなに似たお話を続けて観るとは。しかも監督、

_ ちょっとだけ勝手に言わせてもらいます(Blog版) - 2006/05/11 19:34:04

 例年ならGWも出勤と来るところだが、今年は何も無く三連休となった。外はまずまず

_ ひるめし。 - 2006/05/11 20:05:38

人生は思いがけない驚きを運んでくる
CAST:ビル・マーレイ/ジェフリー・ライト/シャロン・ストーン/フランセス・コンロイ/ジェシカ・ラング 他
■アメリカ産 106分

「ライフ・アクアティック」でも突然『実はあなたには息子がいます』と告げられたビル・マーレイ。
ちょっぴりくたびれたお茶目な中年オヤジをやらせたらピカイチですな〜。

映画の感想は・・・予告編をちょこっと長くしただけって印象。ワタシは予告編で十分だと思ったわ。
そしてBGMが心地よくて何度が睡魔に襲われそうになっちゃった。

映画の雰囲気はいいと思ったんだけどな〜。なんかダメだったわ〜。これって好みの問題よね・・・。

中年オヤジの過去に帰るロードムービーって感じでした。

あとクロエ・セヴィニーがちょこっとだけ出演してました。彼女こと別に好きでもないんですけど、なんか気になる女優さんなんです(笑)

川崎チネチッタにて観賞。
一文字感想△。
(☆=お気に入り。 ◎=ちょっと好き。 ○=それなりに。 △=イマイチ。)

あなたの一文字感想はどれですか?
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_ ☆ 163の映画の感想 ☆ - 2006/05/11 22:13:52

「20年前にあなたの子供生んだの」なんて手紙が来たら、ビビリますよねぇ~。でも、その気持ちって女の人にはわからない感情ですよねぇ。女だったら、自分が知らないうちに自分の子供がどこかにいるなんてことないからねぇ~。

そんなわけで、近所のお節介さんのスス...

_ 映画VSボーリング - 2006/05/11 23:32:31

10日11日と連休だったので映画を見て過ごすことにしました。
10日に3本、11日にも3本。
10日は3本共個人的にはベスト10に入るほど好きな監督の新作。
11日は3本とも邦画で<海>がテーマの映画。
もっと見たい映画はあったのですが、最近あんまり連続で見れなくなってきて…。
1日3本が限界です。



『ブロークン・フラワーズ』
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ、ジェフリー・ライト、シャロン・ストーン
   ジェシカ・ラング、ティルダ・スウィントン、ジュリー・デルピー
センチュリーシネマにて鑑賞

カンヌ映画祭審査員特別大賞(グランプリ)受賞した本作。
世界各地にコアなファンを持つ天才ジム・ジャームッシュ監督の久し振りの新作。

<ストーリー>
中年になったドン・ジョンストン(ビル・マーレイ)は自由気ままな独身生活を
送っていた。そんな彼の元にピンクの手紙が届いた。その手紙には「あなたと別れて
20年。あなたの息子は19歳になります」と書かれていた。ドン・ジョンストンは
友人の薦めもあり過去に付き合った女性に会いに行き、息子探しの旅に出た…。

************************


↑ジャームッシュかっこええ〜〜

男臭い映画が多かったジム・ジャームッシュの中では珍しくハートウォーミング?
な感じがする作品。ようやく一般受けするような作品を撮るようになったのかな。
最近「ロスト・イン・トランスレーション」「ライフ・アクアティック」
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のようなコミカルなおっさん役がハマリまくってる
ビル・マーレイがほとんど喜怒哀楽を出さずに微妙な顔の表情だけで演技してて
妙にかわいらしく見えた。「ゴーストバスターズ」の頃のヤンチャっぷりは微塵も
感じられない(笑)
いいポジション確保したな〜。これからもこの路線の出演が相次ぐことでしょう。

順番に会いに行く相手もなかなか個性的な人ばっか。
シャロン・ストーンは相変らず、セクシーでかっこいい。その娘なんて突然訪ねて
きたおっさんを家に入れて素っ裸で前を通り過ぎるからね。まさにシャロンが育てた
って感じの娘(笑)「ナルニア」の白い魔女ティルダ・スウィントンもちょっと
出てきたけど、黒髪で全くイメージが違った。ほんま女性は髪形で変わるよね〜
音楽も氣になった。監督が使いたい

_ ひらりん的映画ブログ - 2006/05/12 00:40:21

ビル・マーレイ主演。
このおっさん、間抜けな役が多いよね。
なにせ、「ゴースト・バスターズ」ですから・・
本作品公開にあわせ、テレビ東京で昼間放映してたけど・・・
相乗効果で客の入りが、良いんだか悪いんだか・・・

_ きょうのあしあと - 2006/05/12 00:48:35

「人生は思いがけない驚きを運んでくる」
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ 、ジェフリー・ライト 、シャロン・ストーン 、フランセス・コンロイ 、ジェシカ・ラング、他
公式HP:http://www.brokenflowers.jp
鑑賞:CINECITTA\'

■ストーリー
「あなたと別れてから20年。息子は19歳。あなたに会いに行くかもしれません。」
ピンク色の紙に、赤インクのタイプライターで打たれた手紙が、恋人と別れたばかりのドン・ジョンストン(ビル・マーレイ)の元に届く。隣のウィンストン(ジェフリー・ライト)が何かと世話を焼き、ドンが付き合っていた5人の女性の所在を調べる。ドンは20年の時を隔てて、彼女たちとの再開の旅に出るのだが・・・。

_ 悠雅的生活 - 2006/05/14 19:07:08

 ひとりの男と、ピンクの花

_ カリスマ映画論 - 2006/05/14 21:08:10

                                              【映画的カリスマ指数】★★★★★  孤独に枯れた花・咲き誇る過去の花 

_ ネタバレ映画館 - 2006/05/16 21:24:01

「リストを作れ」「いやだ」
「ブランチを食べに来い」「いやだ」
「計画を立てておいたから、後はカードを使って旅に出ろ」「いやだ」

_ 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - 2006/05/19 01:55:35

原題:Broken Flowers
この映画、またまたビル・マーレイが、"ロスト・イン・トランスレーション"してるよね。あのポーカーフェイスのまんまで、哀愁に満ちた時が過ぎる・・。



差出人不明のピンクの手紙に綴られた、まだ知らぬ19歳の息子の存在、そこから過去

_ シアフレ.blog - 2006/05/22 18:11:59

ゆったりと流れるように淡々と物語が展開され、70年代風のエチオピア音楽をBGMに、オフビートな雰囲気と独特な心地よさがある作品です。 虚無感と哀愁漂う主人公ドン・ジョンストンを演じているビル・マーレイの、静かで味わい深い演技は見所です。

_ PLANET OF THE BLUE - 2006/06/02 16:19:30

これ、ほとんど1ヶ月前に見たんですが・・・。^^;
今更ながら書かせていただきます。

監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ ジェフリー・ライト シャロン・ストーン フランセス・コンロイ
    ジェシカ・ラング ティルダ・スウィントン ジュリー・デルビー

ストーリーは・・・。
   事業で成功した主人公ドン、独身。
   彼の元に1通のピンクの封筒の手紙が届く。
   "19歳になるあなたの息子がいる。"
   というような内容だった。
   送ってきた相手の名前も住所も一切書かれておらず、
   ただそれだけの内容で。

   隣人の...

_ タクシードライバー耕作のDVD映画日誌 - 2006/11/26 21:25:01

製作年度 2005年
製作国 アメリカ
上映時間 106分
監督 ジム・ジャームッシュ
原作 −
脚本 ジム・ジャームッシュ
音楽 −
出演 ビル・マーレイ 、ジェフリー・ライト 、シャロン・ストーン
(allcinema ONLINE)


解説: 19歳になる息子の存在を知....

_ Subterranean サブタレイニアン - 2006/11/27 20:23:49

監督 ジム・ジャームッシュ 主演 ビル・マーレイ 2005年 アメリカ映画 106分 ドラマ 採点★★★★ 昔の彼女から突然連絡が来ちゃうと、嬉しいっというよりは何となくサスペンスフルですよね。久しぶりの再会に何やら色々と再燃してくれればいいんですが、「ホント、久しぶり..

_ 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ - 2007/02/21 23:26:28

あらすじかつては多くの女性と恋愛を楽しんだ元プレイボーイのドン・ジョンストン(ビル・マーレイ)は中年となった現在も勝手気ままな独身生活を送る日々。そんなドンに恋人のシェリーも愛想を尽かして出ていった。そこへ、“別れて20年、あなたの息子はもうすぐ19歳...