シネマ日記 チェケラッチョ!!2006/04/23 20:51:28

年老いた者には、はるか昔のときめきを、若者には共感を。 高校生が主人公の青春映画って、いいですね。

私が特に感じたこと。言葉の持つ力強さは、方言にしかにか残されていないのか?

スイングカールズの東北弁、今回は沖縄弁。首都圏の若者のはやり言葉での会話では、表現できない言葉のリアリティ。

はやり言葉は、今を映す鏡なのですが、日本語の豊富な語彙を切捨てしまう一種の暴力でもあると思います。

沖縄を舞台に、青春映画のセオリー通り(ありきたりではなく、しっかりしたという意味)のストーリ。年上の女性に恋する主人公、その女性にはじめて出会う水族館のシーンの美しさが、印象的です。

お勧め度 ★★★★ 私の満足度 ★★★★

KONISHIKIのラップ、決まってます。歌うまいなーと思ったら、CDも出してるんですね。

フリーパスポート鑑賞 6作目 (5作目は連理の枝2回目)

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