シネマ日記 タイフーン ― 2006/04/21 22:20:48
ストーリの運び方や主人公たちの描き方は、娯楽超大作そのもものです。しかし、南北分断の悲劇を中心にすえているため、荒唐無稽とも思える設定も、「北朝鮮と韓国ならありうるかも?」と思わせてくれます。
国家と自分の関係を問う。平和な日本では、ほとんどの人が考えいません。まれに考えるとすれば、それはオリンピックとかサッカーといったスポーツに関することだけだと思います。
韓国映画が「元気が良い」のは、韓国国民が、乗り越えなければいけない問題を認識しており、それに立ち向うためと、それを一時、忘れるめに映画を必要としている。そんなことを、観終わった後、感じました。
お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★
チャン・ドンゴンの復讐に燃える海賊の首領。血走った目が決まってます。それに対する、イ・ジョンジェ、市川雷蔵にも似たクールな雰囲気が良かったです。
フリーパスポート鑑賞 4作目
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