シネマ日記 ふたりの5つの分かれ道 ― 2006/02/06 22:09:07
幸せなカップルは二人で観ないでください。不幸の種を見つけだすかも。
ふたりの心のすれ違いの5つのエピソード。
裁判所での離婚調停から始まり、時間軸はどんどん戻され、ふたりの出会いまで遡って行く。結末は恋の始まり、ある意味では、ハッピーエンド。
不幸には理由があり、幸福には努力がある。そして、不幸になる方法は、何通りもあります。その一通りをご賞味あれ! といった映画です。フランス映画のエスプリを。
お勧め度 ★★★★-この映画が面白いと感じる方は、繊細かつ自己中心的な性格では?(繊細ではないが、自己中心的な私には面白かった)
水戸テアトル西友のため加算なし 6000マイルまであと1565
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_ 夢の中のわすれもの - 2006/02/20 17:58:57
5×2 Cinq Fois Deux ★★★ (3.0) 公式ページ ふたりの5つの分かれ路@映画生活
フランソワーズ・オゾン監督が描く男と女の静かな物語である。映画はいきなりジルとマリオンという三十代の夫婦が離婚するシーンから始まる。離婚を終えた二人はホテルに行き、セックスを始める。いきなりの展開に観客は驚いてしまう。物語は離婚から二人の出会いへとさかのぼっていくという形で描写される。二人のズレがどのように生じて離婚へと至ったのか、映画では一切説明されない。それを理解するのは観客の側である。それだけに、この映画は映像の美しさに見とれているだけではわからないだろう。男の女の心...
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