シネマ日記 博士の愛した数式2006/01/22 20:12:31

私が高校時代に、この映画を観られれば、「数学嫌いにならなかった」と思わせるほど、文学的に、そして哲学的に美しく数学を表現しています。

記憶が80分しか持たない博士と家政婦、そして家政婦の息子の3人の交流が、静かに深く進んでいく。そこには、いたわり、優しさがあふれています。

哀しみが優しさを生み、強さを作り出す。地味な雰囲気の映画ですが、まさに”日本映画”のテーマですね。

博士の役の寺尾聡、親子だから当たり前なんのですが、宇野重吉の雰囲気に似てきたと思いませんか。

お勧め度 ★★★ -自然数、素数、虚数・・・さび付いた”アタマ”に油をさすために、どうぞ。

スタンプラリー招待のため加算なし6000マイルまであと2191

公式サイトへ博士の愛した公式

コメント

_ toxandoria ― 2006/03/07 23:31:24

TBありがとうございます。

素晴らしい映画の感動を共感できて嬉しいです。

テーマ音楽(加古 隆&森 麻季)も忘れられず、早速、CDを求めて聴いています。映画のワン・シーンごとに小タイトルが付いています。

これも是非お勧めです。

_ kimion20002000 ― 2006/05/15 23:28:16

TBありがとう。
小学校でも、中学校でも、こういう教師が欲しいですね。

_ skywave ― 2006/05/16 20:45:19

kimion20002000さん、コメントありがとうございます。
毎年毎年、おんなじことを教える、先生。しかし生徒は、はじめて教えてもらうこと。新鮮な驚きを失わないルート先生、素敵でしたね。

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_ やっぱり邦画好き… - 2006/01/22 23:07:18

  公式サイト


映画 『 博士の愛した数式
 』   [ 劇場鑑賞 ]



2005年:日 本   【2006年 新春ロードショー】  [ 上映劇場
 ]
監 督:小泉堯史
脚 本:  〃
原 作:小川洋子 「博士の愛した数式」


 小川 洋子 博士の愛した

_ それ、いいかも? - 2006/01/23 15:59:20

(「博士の愛した数式」 小川洋子 著, 新潮文庫)

原作を読んだのは出版されてすぐだったから、もう2年以上前のことで細かいところは忘れてしまっていたが、今回の映画は物語をとても丁寧に映像化されているように感じ、作品として好感が持てた。
たんたんと流れるストーリーは、抑え気味の俳優の演技、淡く美しい自然を背景にした映像美とともに、きわめて日本的な趣きをみせる。
話の中でどうしても必要となる、数式の説明をするためにとった手法も的確と言え、映画の魅力を損なうことがない。

当初、博士の役が寺尾聰と聞いた時は原作のイメージとちょっと違うような感じがしていたのだが、記憶障害による無垢ともいえる姿と、それにより時折見せるその苦悩の表情といったリアリティ溢れる演技は、さすがと言わざるを得ない。
また、深津絵里は何を演らせても達者なのに、不思議と全くイヤミを感じさせない人で、相変わらずかわいらしい。
無学ではあるが心は優しく純粋で、芯のしっかりした女性という役柄を魅力的に演じている。

というわけで、映画は全体として上質でウェルメイドな作品だった。
ただ難を言えば、エンディングはもう少しスッキリとさせてほしい。
これは日本映画の悪癖であろうか。
言わずもがなといったシーンをゴチャゴチャつけず、余韻を残したぐらいで映画を終わらせることはできないものか。

終わり近くになると、ここで切れ、ここで切れ、と念じてしまうのは、気が短いうえおしっこの近いボクだけ?



「博士の愛した数式」

_ ネットで算数を楽しむブログ - 2006/01/23 19:39:32

 明日21日、いよいよ「博士の愛した数式」が公開される。その影響か、未完成にも関わらず解説編にたくさんのアクセスを頂いているようなので、時間を見つけて仕上げようと思う。しかし明日は渋谷幕張中学へ入試の応援。夜はセンターテスト受験者の質問対応。取りかかれるのは来週かな…。


 原作や映画をご覧になられた方、ぜひご感想をお寄せ下さい。3〜4行程度で、過度なネタバレにはならないようお願いします。また、批判意見もOKです。
 悪戯対策のため、頂いた感想や評価の書き込みは手動で行いますが、半日以内にすべて掲載します。ただし、公序良俗に反するもの、重要なネタバレを含むものは載せません。ご了承下さい。

(感想&評価アンケート用CGIをこちらに設置しました)
 監督:小泉堯史
 原作:小川洋子
 キャスト:
 寺尾聰(博士)
 深津絵里(家政婦)
 吉岡秀隆(ルート)
 浅岡ルリ子 (未亡人)


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_ 京の昼寝〜♪ - 2006/01/23 22:23:19

僕の記憶は、80分しかもたない。
■監督・脚本 小泉堯史■原作 小川洋子(「博士の愛した数式」新潮社刊)■キャスト 寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成、吉岡秀隆、浅丘ルリ子□オフィシャルサイト  『博士の愛した数式』 数学教師のルート先生(吉岡秀隆)は、新しく受け持ったクラスで、自分の名前の由来を語り始める。 それは幼い頃、彼が大好きな博士(寺尾聰)が名づけてくれた仇名だった。 シングルマザーだったルートの母(深津絵里)は、事故の後遺症で記憶障害を負った数学博士の家で、家政婦として働き始めた。 ある日、彼女に10歳の息子がいることを知った博士は、家へ連れてくるように告げる。 その日から、博士と母、ルートの3人の和やかな日々が始まるのだが…。 おススメ度 ⇒★★★★ (5★満点、☆は0.5)  cyazの満足度⇒★★★★  「君の靴のサイズはいくつかね?」   「24です。」    「ほお、実に潔い数字だ。4の階乗だ。」 博士と家政婦。 初めての会話がこんな会話だった。 そして、それから毎日の最初の会話が同じように繰り返される。 博士は80分しか記憶が続かないからだ。  何て優しい映画、なんて温かい映画なんだろう。観終った後の暫しの余韻は、なんとも言えないハートウォーミングな後味だった。原作は読んでいないが、原作とは若干ストーリーは違うものだと聞いていたが、おそらくこの出演者たちの演じた『博士の愛した数式』が原作を超えていたんだと思いたい。 何度か映画のレビューで触れているのだが、登場人物が少ないことは、その人たちの中に感情移入がしやすく、深くそれぞれの人物像を考察することが出来る。 時に余計な感情もいだいてしまうデメリットもあるのだが、この映画もそれぞれの人物像をあまりに生々しく、かつ下手なオブラートで包まず、素直に表現できているところに小泉監督をはじめ、力のある役者陣の好演に現れている。 小泉監督の力量は、余計な装飾やCGなどなく、素朴に人の温かみや優しさを物語の中心にすえ、人は生きるうえで何事も諦めてはならないことまで、それとなく観る側にメッセージとして伝えている。 小泉監督は『雨あがる』、『阿弥陀堂だより』で人間の本質的な部分の優しさ・温かさをさりげなく、そしてしっかりと表現して見せた監督だ。 そもそも黒澤監督作品の助監督をいくつか務め、世界のクロサワの元でいろんなことを学び、自分なりに黒澤監督の描いてきた人間の本質部分だけを集約させ、表現することに自分の監督としてのテーマを持ったに違いない。 深津絵里はこの博士にどう絡むのだろうか? とても興味あるところだった。 彼女は淡々とこの役を演じているが、控えめながら、博士のそばにいて、また息子と3人の時間を過ごすことで、博士の忘れていた家族としての温かみを博士に呼び起こさせる。 記憶が戻るかどうかではなく、80分を過ぎれば1から繰り返しの毎日の中で、忘れてはならないものを博士の中に植えつけていく。 難しい役回りだと思うが、今までにない彼女の新しい役所に彼女自身がチャレンジすることにまっすぐだったような気がした。今までの彼女が演じたキャラで流されてはしまわないかという懸念は、この映画が始まってすぐに払拭された。 吉岡秀隆は、この映画ではストーリーテラー役だ。 彼は何故にその演技に説得力があるのかよくわからない。 でも不思議にこういう人間味ある役どころに上手い具合にハマる役者だ。 役柄は違うものの彼のもつ独特のカラーは起用不器用は除いても、ちょうどいい具合に変わるのである。 齋藤隆成クンは、ルート君の少年時代を演じているが、映画の中とはいえ、吉岡秀隆の幼い頃によく似ているのではないだろうか(笑)  その表情といい、仕草といい。 彼は大きくなると吉岡秀隆のような役者になるのではないかと思わせるほど似ている(笑) 記憶の中では日本TV系で放映されていた「 光とともに・・・」で自閉症児の役をやっていたのが印象的でしたね。 もしかしたら、 そして博士を演じる寺尾聰。 小泉監督とこの映画で三作目だが、監督の要求を実に真摯に受け止め、役どころの設定以上になりきっているのではなかったか。 彼のどの作品を見ても、一様に伝わる何かがある。 演技が上手いだとかという形容の位置するところ以上に、その役どころがまるで彼自身であるような不思議な存在感を持つ役者さんだ。 この映画の博士にしても、数式について聞かれても遠い昔のような気がしたり、難しい無機質な感を受けがちだが、彼の独特の説得力ある語り口で、数式さえ一つのストーリーを感じてしまう。 派手さはないが、少しずつ、今は亡きオヤジさんである宇野重吉に似てきた。 そしてその脇役として偉大だった宇野重吉を超えて彼は主役としてオヤジを超えてしまったような気がする。 「宇野重吉の息子ではなく、彼のオヤジが宇野重吉であった」ような・・・。 『雨あがる』といい、『半落ち』の彼といい、しっかり泣かされた。 ちょっと余談だが、僕のオヤジは福井県の出身で、当時は福井県から有名人は少なかったらしく、よく宇野重吉の話をしていたことを記憶している。 後には五木ひろしが出たが・・・。 歌手寺尾聰が絶好調で「ルビーの指環」で大ヒットを飛ばしている頃、僕は彼の故郷である福井県に月に10日は車で走っていた。 ドライビング・ミュージックはもちろん「ルビーの指環」だったが(笑)?! この博士の義姉役に朝丘ルリ子を配したのは、スタッフのヒットだろう。 実にハマっている。 微妙な“間”と数式を用いても割り切れないある種の“恋”は、恐らく彼女でなければ演じること、表現することが出来なかった役回りだろう。 母屋と離の垣根を取り去ったのは、自分の中に閉じ込め二度と開けまいと思った義弟への“想い”を解き放ったものなのだろう。 またまた余談になってしまうが、寅さんシリーズのマドンナ役は色んな女優さんが演じていますが、僕はこのシリーズで3度登場している朝丘ルリ子が演じるリリーが最高に好きである。 数学と聞くだけで敬遠してしまいそうな僕だったが、この映画の中で博士やルート先生が話す“数式”はとてもわかりやすく、興味深く聞けた。 まるで授業を受けているかのように。 若い人に、詰め込むだけの教育だけではなく、この映画を観せて、違った角度で勉強させてもいいのではないだろうか。  この映画を観終った後、すぐに書店で原作を買った。 原作の方でもこの優しさと温かさを感じてみたかったからだ。 そして、
  “友愛数、探してみたくなった・・・。
 

_ cinema capsule - 2006/01/24 01:17:19

80分しか記憶を覚えていない博士と家政婦親子の心の交流。
至高の人間愛が四季の移ろいと共に描かれる。


★「博士の愛した数式」
2006年日本 118分
監督:小泉 尭史
出演:寺尾 聰
   深津 絵里
   吉岡 秀隆
   斉藤 隆成
   浅丘 ルリ子


★story
家政婦をするシングルマザーの杏子が新たに派遣された先は、交通事故に遭って
以来80分しか記憶が持たなくなってしまったという天才数学博士のもと。
杏子は最初に博士の義姉から説明を受け、博士が住む離れの問題を母屋に
持ち込まないようクギを差される。そして当の博士は記憶を補うために
着ている背広にいくつものメモを貼り付けていた。80分しか記憶が続かない上、
数学のことだけを考えて生きてきた博士とのコミュニケーションは杏子に
とって困難の連続。それでも少しずつ博士との接し方を学んでいく杏子。
同時に彼女は、博士の語る数や数式に秘められた神秘的な美しさに魅了されていく。やがて、10歳の息子が一人で留守番していると知った博士は、息子も連れ
てくるよう杏子に約束させる。そして博士は息子がやって来ると彼のことを
√(ルート)と呼んだ。ルートと博士はすぐに打ち解け合い、これを境に3人
の間に楽しく和やかな時間が流れていくようになるのだが…。


★Review
去年から今年にかけて、「私の頭の中の消しゴム」など記憶ものの映画が
多いけど、この映画は記憶よりも博士と家政婦、その息子の数式を通じた
心の交流がメインとなってる。小泉監督の前作「阿弥陀堂だより」にも
通じる(かぶる?)人間愛が四季折々の風景と共に謳われてる。

すごーく映画にしにくい地味な題材だと思うけど、出来上がった映画は
心のひだひだに染み込む素晴らしいもの。
ちょっと正統的すぎるかな〜という感じもするけど、
最近のなんだかよく分からない映画よりはいい。

博士と家政婦杏子と息子のルート。この3人の交流もさながら、
杏子とルートの強い結びつきも描かれてる。レストランのテラス席で
杏子とお茶?を飲んでるルートが仲良さそうに話をしているのとは対照的に、
中で家族全員で豪華な食事をしている家族には全く会話がなかったりするのは、
すごく対照的だった。経済的に余裕がなくても、会話があれば・・・という
のを暗に言ってるような気がする。

それにしても主演の寺尾聰はすごい。見る前は博士のイメージはもっと
エキセントリックな人でミスキャストじゃ?!と個人的に思っていたけど、
観てみると寺尾聰以外の人には出来なかった気がする。寺尾聰が博士に
ぴたりとハマかどうかでこの映画の出来って天と地ほどに変わったんじゃ
ないかと思うから、すごくいい方向に行ったなー。

深津絵里もびっくりするほどの美人じゃないから、家政婦役もぴったり
だったけど、浅丘ルリ子の迫力には押されてたような・・・。

黒沢明組のスタッフと監督で作り上げたこの映画は、私の親世代が見たら、
いい!と思うんだろうな。でもたまには、どっしりしたフルコースも
いいんじゃないかと思う味わい深い一作だった。

★「博士の愛した数式」公式サイトへ

_ Blog・キネマ文化論 - 2006/01/24 11:25:18

●博士の愛した数式をTOHOシネマ浜松にて鑑賞。 数学教師のルート先生は、新しく

_ 王様の耳はロバのママ - 2006/01/24 19:06:40



先週末、映画「博士の愛した数式」を梅田ブルクで見ました。
先々週はプルーフ・オブ・マイ・ライフ、先週は博士の・・・
ということで、2週連続で、東西数学映画対決!
と相成りました。

「数学映画」って表現もナンですが。

いや~これから、中学の数学の...

_ 欧風 - 2006/01/26 06:44:05

金、土とスキーに行ってきて(1日目、2日目)、土曜は遅くても夕方には帰るかな~と思い、私のホーム映画館ではちょうどその日にこの映画の先行上映があるっていうんで、行けたら行くか!って感じだったんですが、東京に着いてみたらこの有様(*_*)。まさに想定外の出来事(ってこの言葉は使ってもタイホされない?(^_^;))。夜に車を動かすのは危険と判断し、断腸の思いで断念。

まあ、そっちは今度の土曜に公開だからいいとして、21日から公開の映画で前から観たいと思っていた映画が「博士の愛した数式」。

以前、こ

_ 日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~ - 2006/01/26 13:03:35

この作品は小川洋子作の「第一回本屋大賞」を受賞した話題の同名小説を映画化した作品です。

主人公の天才数学者「博士」は、交通事故による記憶障害のため、80分しか記憶がもちません。何を話していいかわからず混乱した時には、言葉の代わりに数字を持ち出します。博士の元で

_ 活字はこう読む? 雑・誌・洪・積・世 - 2006/01/27 05:30:26



●博士の愛した数式● 小川洋子著

「僕の記憶は80分しかもたない」

公開中の『博士の愛した数式』の原作。映画に行く前に読んでしまいました。

小川洋子さんは1991年 「妊娠カレンダー」で芥川龍之介賞受賞。「博士の愛した数式」は2004年に読売文学賞、本...

_ 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ - 2006/01/27 19:37:25

博士の愛した数式は、eのπi乗=-1 → eのπi乗+1=0 オイラーの公式やら、素数、約数、完全数、友愛数、そんな話で展開する・・。



数学教師ルート先生(吉岡秀隆)の仇名の由来として子供の頃の話を生徒達に語りながら物語は始まる。シングルマザーであるルートの

_ ★★レガシィBP5 2.0GT spec.B WR-Limited2004★★ - 2006/01/28 18:09:24

本屋さんが選んだ賞を取った小川洋子著「博士の愛した数式」が原作の映画を観ました。
オールナイト1,000円、2本観るため、始めに2つ映画券を買って、1本目です。
数学というと、遙か昔、予備校で、秋山仁の講義を受けたときの衝撃を思い出します。

観終わって、よかったなぁ・・・というのが感想です。
早くも、枯れ葉が1,握りつぶすと・・・というところで、うるっときた。なんでこんなところでっ、と思っていたら、周りのところどころで、鼻をすする音が・・・オイラだけキてたわけじゃなかったんだ。ちょっと安心、共

_ ヒューマン=ブラック・ボックス - 2006/01/29 15:12:54















ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(89) 博士が愛した数式
虚数「i」は「愛」である。


レイトショーで「博士が愛した数式」を観た。

_ honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜 - 2006/01/29 15:47:10


『博士の愛した数式』公式サイト:http://hakase-movie.com/製作:2006年日本監督:小泉堯史出演:寺尾聰/深津絵里/齋藤隆成/吉岡秀隆/浅丘ルリ子《公開時コピー》      ぼくの記憶は 80分しかもたない


元大学教授の数学者(寺尾聰)の家に....

_ ひるめし。 - 2006/01/29 16:02:38


ぼくの記憶は80分しかもたない
CAST:寺尾聡/深津絵里/斎藤隆成/吉岡秀隆/浅丘ルリ子 他
■日本産 117分

この間観た「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」のアンソニー・ホプキンスも天才数学者でしかも精神病だった。
今回は記憶が80分しかもたない数学博士のお話。まるで「メメント」の主人公だわ。最近本当に記憶に関する映画が増えてるね。そろそろ違う題材に移っても良いんじゃないかしら?

精神病だったり記憶がなくなったり天才は大変だね・・・。

数字をコミュニケーションのアイテムにするのは数学者ならではの発想でおもしろい。
でも毎回同じこと聞かれるのって・・・記憶がないのはわかっているけど、ちょっと疲れると思うよ。それに付き合ってる家政婦の杏子はすごいね。

最初博士って変人?って思ったけど、実は子供をとっても思いやれるいい人だった。博士と杏子とルートの3人の時間はほんわかしてて観てるこっちも暖かくなったよ。春の景色もキレイだった。

キャスティングも絶妙。特に子供時代のルートの斎藤隆成と青年のルートの吉岡秀隆が似ている。
深津絵里は元々好きな女優さんのひとり。彼女はラブストーリーよりこうゆうヒューマンドラマが似合うと思う。母いわく「そばかす美人」らしい。
今回初めてのお母さん役だったみたい。今は三蔵法師やってるけどね。

この映画は往年の阪神ファンも楽しめるんじゃないかしら。江夏がどうのこうのって言ってたからね。興味がないワタシにはチンプンカンプンだったけどね。

万人にすすめられるいい映画だけど、これといって強いインパクトがなかったのよね・・・・。

あと、深津絵里のジーパンの丈が微妙に短かったのと、ルートの本当の名前と、野球の背番号に「√」はあり?
その3点が気になってしかたがなかった・・・。


実はこの映画会社を早退して平日の昼間に観に行ったのに結構人がいてびっくりした。おじちゃんおばちゃんが多かったな。あれですか?夫婦50割引?平日の昼間に人が入るんだからチネチッタが日本一の観客動員数になるのがわかった気がしたわ。

川崎チネチッタにて観賞。
一文字感想○。
(☆=お気に入り。 ◎=ちょっと好き。 ○=それなりに。 △=イマイチ。)

あなたの一文字感想はどれですか?
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_ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! - 2006/01/31 01:26:38



220:1+2+4+5+10+11+20+22+44+55+110=284
220=142+71+4+2+1:284

・・・友愛数だ
神の計らいを受けた、絆で結ばれた数字なんだ。





私とルートにとって

博士と過ごしすひとときは

本当に、大切な時間でした・・・



_ ☆ 163の映画の感想 ☆ - 2006/01/31 06:31:11

最近、記憶や数学を題材にした作品多いですよねぇ。この作品は、その両方を盛り込んだ作品ですねぇ~。

寺尾聰さんの囁くような声に途中何度か睡魔が襲ってきましたが、ゆったりとしたほのぼの気分になれる作品です。私の好みでいうと、もう少し「記憶が80分しか持たな...

_ 俺の話を聴け〜! - 2006/01/31 16:05:25

劇場に行くたびに「ボクの記憶は80分しかもたない」と繰り返し何度も観せられたためか、流行の記憶障害モノを今度はどう料理してるのかという興味だけで、あんまり気乗りしないまま観に行ってみた。気乗りしない理由は、感動を前面に出した宣伝と、監督の小泉堯史氏の作り出....

_ 空想俳人日記 - 2006/01/31 22:17:38

数式に 見えない心も 見えてくる 


 なんてったって、吉岡ルート先生の授業は最高である。数学の教師である彼が担当するクラスの一年間の初めの授業にこんな話をしてくれるのは最高だ。自分がルートという仇名も含めた自己紹介をする最初の授業、それがこの映画、物語の全

_ [混]ミックスランチ - 2006/01/31 22:41:19

実に潔い映画寺尾聡、深津絵里主演『博士の愛した数式』を観ました。
「僕の記憶は80分しか持たない」
予告編のそんな台詞とせつないシーンが気になって、映画館に足を運びました

_ 万歳!映画パラダイス〜京都ほろ酔い日記 - 2006/01/31 23:16:27

 実に静かな映画だった。激しい愛の言葉もなければ、憎悪も嫉妬もない。死の場面もない。淡々と日常を追っただけなのに…。それでも、心を打つ、深く静かに、強く。「博士の愛した数式」(小泉堯史監督)はそんな佳作だった。80分しか記憶が持たない病を持つ主人公を寺尾....

_ 万歳!映画パラダイス〜京都ほろ酔い日記 - 2006/02/01 12:14:40

 実に静かな映画だった。激しい愛の言葉もなければ、憎悪も嫉妬もない。死の場面もない。淡々と日常を追っただけなのに…。それでも、心を打つ、深く静かに、強く。「博士の愛した数式」(小泉堯史監督)はそんな佳作だった。80分しか記憶が持たない病を持つ主人公の博士....

_ Aliiyブログ - 2006/02/01 15:25:20


博士の愛した数式
小川 洋子


今日のランチはイタリアンのブッフェでした。
女性ばかりの『Aliiy』編集部のお昼は、結構華やかで開拓しまくり中です。
こんにちは〜。今週末はプライベートで映画を見に行く予定のHIROMIです。
久しぶりに一般の劇場です。

近年は"邦画"人気で、日本の映画界は売上をどんどん伸ばしています。
昨年も邦画人気が高く、興行収入もランキング上位の邦画率があがりました。


現在も三谷幸喜監督の『THE有頂天ホテル』、自衛隊の全面協力の上制作された『男たちの大和』などが上位を占めていますね。
その中で一際注目され、高評価で人気を上げているのが『博士が愛した数式』です。

80分しか記憶が続かない数学博士と、そのお手伝いさんと息子の物語。
"数式"という私たちがあまりにも回避してしまいがちな素材を、切なく温かい物語の中で人間味のある存在へと変えていく。
奇跡と愛の物語は、劇場での人気だけでなく、書籍としても売上を上げています。


今週の文庫売上1位に輝いた『博士の愛した数式』。

最近の書籍売上は、映画化されたものやドラマ化されたものがほとんど上位を占めるなど、皆さんがよく聞くことのある作品が多いようです。

たとえば、『1リットルの涙』や『野ブタ。をプロデュース』などの人気ドラマ。
『白夜行』や『けものみち』など、これまでも文学として愛されてきた作品。
松本清張の作品は近年のドラマ化が多い影響で、再び売れ行きが上がっているように思えます。

『半落ち』や『この胸いっぱいの愛を』などの映画作品の書籍も人気です。


本と映画は相乗効果をもたらし、人気書籍が映画化になったり、映画化により書籍が売れたりと影響を与え合っているんですね。
私も映画だけではなく、文字を読んで頭の中でイメージ化できるような時間も必要だなと思って通勤中は読書しているんです。

2月5日更新予定の"シネマdeキレイ"でも、パウロ・コエーリョ原作の書籍を映画化した作品を紹介します。
お楽しみに!



今、『Aliiy』では豪華プレゼントを取り揃えています。
サイドスピーカータイプの"AQUOS"はオススメ商品。なんと20名様に当たります。

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_ 時計仕掛けのオレ BY ザ・ワールド - 2006/02/01 16:53:08

今日は久しぶりに映画館で映画をみた
「博士の愛した数式」

原作が本屋さんが売りたい本1位になってて気になっていた作品
80分経つと記憶が消えてしまう数学博士と家政婦の織り成す愛の物語

時間とは何なのか?
大切なものは何なのか?
改めて考えさせられる映画です
今を大切に生きたい、そんな気持ちにさせられました
そしてこの映画を見たら数学好きになっちゃうと思います

いい役者さんが揃いました
寺尾聡は存在感すごいです。苦悩や喜びといった感情がすごいよく伝わってくる演技です。素敵な役者さんです。
深津絵里、好きです。美人というわけじゃないんだけど、空気をやわらかくしてくれるようなかわいらしさ。とても個性のあるいい女優ですよね。

でもなんといっても吉岡秀隆!
「三丁目の夕日」であんなダメダメな小説家をやったと思ったら今度はとてもやさしそうな数学の先生
出てきた時間としてはそんなに長い時間ではないのだけれど、とても重要な役で要所要所での彼の存在がこの映画全体のやわらかくあたたかい雰囲気を生み出しています。
あんな先生があんな風に数学を教えてくれたら皆勉強好きになるのになぁ。
出る映画がとても気になる人物です!

小さいころから「好きな教科は?」ってきからたら「数学!」って即答していたような自分ですからなおさらこの映画が楽しめました
素数や完全数、去年まであんなにやってたのになんとなく懐かしい響きに感じました
難問を自力で完答したときの喜びと興奮を思い出しながらみてました

ほんといい映画です。

_ よしなしごと - 2006/02/03 00:16:53

 芥川賞作家・小川洋子のベストセラー「博士の愛した数式」の映画化。原作は第一回本屋大賞(いわゆる「本屋さんが選んだ大賞」)に輝いたことでも有名。と言うわけで博士の愛した数式に行ってきました。

_ ランチママの徒然日記 - 2006/02/06 22:34:50

先週の水曜日に行くはずだったのに急に仕事が入り、見れなかった『博士の愛した数式

_ katsuhiro blog - 2006/02/07 00:56:54

http://hakase-movie.com/

数学のや数式の内容が随時出てきていますがその意味がわからなくても十分楽しめる話だと思います。

博士が忘れるという80分の80の意味について説明が・・無か

_ soramove - 2006/02/07 07:43:47

「博士の愛した数式」★★★☆
深津絵里、寺尾聡 主演

昨年買って
まだ読んでいなかった原作本を
深夜に読みきり、
翌日映画鑑賞。

本を読んでいるときも、家政婦さんは
深津絵里、博士は寺尾聡で読んでいた。

そして映画、
ちょっと背広のメモが少なく、...

_ make myself just as hard - 2006/02/13 12:00:03

小川洋子「博士の愛した数式」(新潮文庫)

この小説全編にわたって、なんだかとても良い香りがただよっている。母親が準備する食事の匂い。暑い夏の日の風の匂い。窓から入ってくる雨の匂い。そのほか懐かしい音もたくさん聴こえる。古いラジオから流れる野球中継。初めて行く歯医者の不安を駆り立てる音。野球場のざわつき。やかましい蝉の声。遠くの雷鳴。そして母親が料理をする包丁の音。それらは僕らのかけがえのない子供時代の原風景だ。博士はいまは記憶が80分しか持たないかも知れないけれど、若いときの記憶は残っていて、自分が子供だったときの風景を忘れていない。だからぜんぜん不幸じゃないし、だからこそルー...

_ 映画とアートで☆ひとやすみひと休み - 2006/02/15 22:35:23

先週までの寒さが嘘のように暖かな春のような日だった今日、風邪も治ってきたので久しぶりのレディースデーを満喫してきた。 映画は『博士の愛した数式』。 今日の日のような柔らかな暖かい物語だった。

_ ☆★☆風景写真blog☆★☆healing Photo! - 2006/02/17 01:06:13

 『博士の愛した数式』鑑賞レビュー!』

     








2006年1月21日より
全国松竹・東急系にてロードショー!

★コピー★
博士と過ごしたひとときは

私とルートにとって本当に大切な時間でした



2005年/日本/カラー
上映時間▶117min(1時間57分)
製作▶アスミック・エース
エンタテインメント
プロダクション▶アスミック・エース
エンタテインメント
配給▶アスミック・エース

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日本アカデミー賞受賞の小泉堯史監...

_ ペパーミントの魔術師 - 2006/02/17 11:30:25

江夏のカードを集めまくるシーンが抜けたのは 資料を集めることが出来なかったのかも? プロ野球観戦もルートの出るリトルリーグの試合に変わってましたが これはこれでオッケーかな。 数学好きですか? 愛をもって教えることの難しさ、すばらしさを見たような気がします。..

_ bobbys☆hiro☆goo☆シネプラザ - 2006/02/18 17:47:11

第1回本屋大賞に輝く
寺尾聰主演の「博士の愛した数式」の
試写会に行ってきました。

「僕の記憶は80分しかもたない」という
コピーのために流行の”記憶物”かと思いきや
それをベースの
さわやかな感動を与えてくれる作品でした。

出演者も、深津絵里をはじめ
しっかりしていたので
安心して鑑賞できました。

けして「涙」をごり押しする作品でないのが
よかったですよ。

さわやかな感動を与えてくれます。

☆bobbyshiro価格☆
割引利用で1500円

博士の愛した数式キャンペーンに登録してます。
クリック80人でDVDに名前が明記されるんで
よろしく!

_ Simply Wonderful 〜Diary & Hobby etc...〜 - 2006/02/18 22:43:46

数学ってこんなに素敵なものだったんだ。

この映画にもっと早く出会いたかった。
例えば高校受験の時…。
大学受験の時ならなお一層良かったかもしれない…。

不謹慎だけど、上映中そんな思いに囚われること数度…。
『博士の愛した数式』
机に向かって数字と睨めっこしているだけでは、数学嫌いになるのも当たり前かも…ね。

私も博士に、数学を教えて欲しかった。

数“学”なんて思うから、堅苦しくて、問い掛けられることが難解に思えてしまうのだけど…。
なんと言うことはない、言葉で綴られた一遍の詩の様なもの。
声に出して言わんとしていることを味わえば、自ずと答えにたどり着くのでは…?


素朴で朴訥な博士の人柄を知るにつけ、30年来苦手な意識を持っていた数学への印象が180°変りました。

階乗
約数
友愛数
素数
完全数
平方根
虚数…etc.

聞いたことのあるもの、ないもの。
難解な数学用語なのに、するすると頭に入って来る不思議。

6.47
100267
700




私たちの周りを取り巻く数字にこんな素敵な意味があったんだと思えました。


事故の後遺症で、80分しか記憶が維持出来ない博士。

数学を愛する静かな日々に飛び込んで来たのは、彼の世話をする為に訪問する家政婦とその息子。


彼女とその息子との心の触れ合いが、博士の心境に少しづつ変化をもたらす様を、季節の移り変わりの様に表現されていて、とても印象的。


そして、数学よりもきっと大好きなんだろうなぁと思える子供への優しい瞳も…。


数学との出会い、人との触れ合いがには、無限の可能性があるのだと、ふとそんな風に思わせてくれる作品でした。

eπi+1=0

_ 八ちゃんの日常空間 - 2006/02/21 08:38:25

本年映画鑑賞70本目、うち劇場観賞30本目。ラストのキャッチボールのシーンで一粒涙がこぼれた。
映画は主人公ルートの数学の授業の初日で、自分がなぜ数学とかかわったのか、というエピソードを語るような形で話が進んでいく。
義理の姉と離れで暮らす数学者は交通事故で...

_ ダラックマ日記 - 2006/02/27 00:18:50

“博士の愛した数式”
観てきました。
ベストセラーですが、本は読んでいません。スイマセン。
どうも「数式」とかって字面見ただけで、個人的に興味わきません。
あぁ、ほんとすいません。

でも、映画は観て来ちゃいましたよ。
本を読んでいないので、私の知識は予

_ toxandriaの日記 - 2006/03/05 07:24:27

  信州、上田地方の春の風景が心地よく美しい。スクリーンからまるで本物の微風が吹いてくるようだ。80分しか記憶が続かない天才数学者(博士)と清楚な美貌のシングルマザー・杏子(深津絵里)、そしてその息子(齋藤隆成)との心温まるコミュニケーションの物語。“わずか80分の温かい心の交流”の記憶。しかし、翌日にはその記憶が博士(寺尾 聰)の脳裏からすっかりデフォルトされてしまう・・・交通事故の後遺症である短期記憶障害に苦しむ博士・・・吉岡秀隆の語りと回想シーンが物語を静かに紡ぎだしてゆく。  初めは、シングル ...

_ 薬味 - 2006/03/06 18:39:22

就活でバタバタしてたし(終ってないけど)本を読み出すと他の事を全然しなくなってしまうので最近読書は控えめにしてたんだけど久々に読んだ本です。「博士の愛した数式」映画でもやってて深津絵里さんのCMが結構頻繁に流れてたわよね。映画は見てないけど本は和む感じでお勧めです。一日あれば読めちゃうしね。数学をあの、授業で頭に押し込む感じではなく捉えられるし、数遊び的な感覚で読めるので子供が読んでも楽しいと思う。家政婦とその息子と事故で80分しか記憶が継続できない元大学教授のお話。自分自身もその息子も父親不在の家庭で育ってそこに博士という他人が入ってきてから三人でのエピソードがなんか温かくていいのよね...

_ きょうのできごと…http://littleblue.chu.jp/ - 2006/03/08 12:34:34

小川洋子原作作品「博士の愛した数式」映像化。
原作は本屋大賞を受賞した直後に職場の同僚に借りて読みました。
それから(一時期)小川洋子作品にハマって読みまくったという
きっかけを作った、お気に入りの作品!
さてさてどう映像化されてるのでしょうか~♪
期...

_ 映画とアートで☆ひとやすみひと休み - 2006/04/15 18:05:35

2月に、映画『博士の愛した数式』を見た。 見終わった途端、無性に原作を読みたくなって、自宅から一番近い区立図書館に行った。 館内パソコンで「博士の愛した数式」と入力し検索をかけてみたら、貸出中だったので予約を入れた。 予約者数25名。 私は図書館のカウンター..

_ サーカスな日々 - 2006/05/15 01:43:05

丁寧に丁寧に、書き言葉が話し言葉に、
置き換えられていく。

小説を原作にした映画作品は多くあるが、僕は、ここ数年の邦画で、これほど原作がもっている気品を大切にしながら、当の作家も感動するような、映像化に成功した例を知らない。書き言葉を、話し言葉に。それは、簡単なように見えて、そうではない。また、季節や、背景や、小道具や、つまりあらゆる舞台装置を小説家は読者にイメージ化させようと文章で工夫する。映画は、映像で、一瞬にして了解させる。あるいは、登場人物たちの生い立ちや相互関係を、小説家は読者に情報として伝える。映画は、役者の仕種やまなざしを通じて、豊饒に語りかける。登場人物の感情の持ち方や揺れについても同じである。



黒澤明の薫陶を受け、その黒澤の遺稿脚本を映画化した「雨あがる」続いての「阿弥陀堂だより」。この2作でたぶん邦画に多くの観客を戻すことに成功した小泉堯史監督、そしてその監督を支える優秀なスタッフたち。かれらは、本当に、まじめに、映画が与える感動というものを、信じてやまないのだ。

文学の終わりも、映画の終わりも繰り返し説かれているかもしれない。すべての手法は、やりつくされたのかもしれない。しかし、映画を撮ることに意味はある。「感動」というものの在り方は、まだそんなに、捨てたものではないし、すべてが解き明かされているわけではないからだ。そこでは、当然のこととして、対象となる原作や脚本が大切だ。そこに、深い本質的な感動があるならば、私たちは、それを映像作品にすることに自信を持っている。なにより、黒澤組だ。そうしたスタッフの強烈で静かな確信が、いやおうなしに観客に伝わってくる。



小泉監督は、小川洋子のこの小説には、自分の好きな言葉が散りばめられていると語っている。

「潔い、孤高、静けさ、調和、清明、魂、慈しむ、敬う、安心、直感、おかげ、素直さ、毅然、無事・・・・」

どれも、平易なありふれた言葉だ。しかし、この平易な言葉は、すべて、僕たちの、日常の場面での立ち居振る舞いに、垂直に下りてくる言葉だ。どの言葉も、ないがしろにできない、場面、場面での、普遍性を持っている。

小川洋子は、こうした平易な言葉を織り成しながら、この小説では、きわめて詩的な暗喩とでもいうべき数学用語を、意識的に散りばめている。
階乗、素数、完全数、友愛数、虚数、オイラーの法則・・

_ 平成エンタメ研究所 - 2006/06/08 18:37:43

 博士(寺尾聰)は数字によって、人を理解する数学者。
 やって来た家政婦
 彼女(深津絵里)の靴のサイズは24。
「実に潔い数字だ」
 家政婦の誕生日は2月20日。
 昔、博士が学長賞を取って記念にもらった時計の番号は284。
 220と284は友愛数。
 だから博士と家政婦は滅多にないめぐり会わせで出会った存在。

 そんな博士は80分で記憶をなくしてしまう。
 博士は、家政婦に一本の線を書かせる。
 端と端のある1本の直線。
 しかし、博士は直線は無限に続いているものだと説明する。
 これは博士と家政婦、そして家政婦の息子ルート(齋藤隆成)の関係を示す象徴的な話。
 端と端のある1本の直線は80分で消えてしまう博士の記憶。
 しかし、無限に続く直線は博士と家政婦、息子ルートの物語。
 博士の記憶は80分でなくなってしまうが、彼らの関係は、無限に伸びる直線のように永遠なのだ。
 現に大人になったルート(吉岡秀隆)は数学の教師になり、生徒たちに博士との物語を語っている。
 ルートの中には博士の記憶が永遠にあるのだ。

 そして博士の義姉・未亡人(浅丘ルリ子)との関係。 
 博士は、オイラーの公式……e(πi)=−1 の数式を使って自分の意思を伝える。
  eとは博士のこと。
 (πi)とは家政婦とルートのこと。
  ー1は母屋で3人の楽しそうな暮らしを眺める未亡人のこと。
 
 博士はe(πi)=−1をこう書き換える。
  e(πi)+1=0

 博士はこの4人の生活を望んでいる。
 その数式の答えがゼロで記憶として失われてしまうものかもしれないが、+1で共に人生の時間を歩んでいきたいとメッセージする。

 数字で人を表し、数式で人間関係を表す。
 それが博士という今まで見たこともない人物を作り出し、見たこともない静謐な物語を作った。
 大きな事件が起きるわけではないが、数字・数式が盛り込まれることで淡々とした日常が違ったものに見えてきた。
 そして、ここで描かれた人たちは穏やかで皆やさしい。

★研究ポイント
 ドラマの作り方:日常をどう切り取るか。数式で切り取るという画期的な方法。

★名セリフ
 数字に託されたメッセージ(公式HPより)
1.完全数
 24の約数(1、2、3、4、6、12)を全部足すと24。
 デカルトは完全な人間が滅多にいないように完全な数も

_ 文学な?ブログ - 2006/07/06 02:07:49

この瞬間を懸命に生きることの大切さを博士は教えてくれました。たとえ記憶は80分しか続かなくても、人の心に幸せを残し、その瞬間に存在した証を残すことはできます。

数学者であった博士とその家政婦の母子が交流を深めて行く心温まる物語です。淡々と過ぎる日々の中で、些細な事件に苦悩したり、喜びを感じたりながら、母子は徐々に博士のことを理解してゆきます。その関係はとても微笑ましく美しいものです。

物語の随所に登場する数字や数式は確かに面白く、家政婦同様に私も新しい発見をした気持ちになりました。本を閉じているときも数式が思い出されます。博士はこれらの数式を愛し、そして数式を通して人々を愛していたのだと思います。

人を愛する気持ちは儚いかもしもしれません。しかし、愛を感じた瞬間の喜びは素晴らしいものです。たとえ一瞬であっても、博士の愛を感じることができた彼らは幸せに満たされていたことでしょう。そして博士もまた幸せだったのだと確信しています。

映画はまだ鑑賞していませんが、今度はそちらも観たいと思います。

_ FREQUENCE. - 2006/07/10 03:30:56

博士の愛した数式公式サイト レンタル開始日: 2006年07月07日 製作年: 2005年 公開: 2006年01月21日 製作国: 日本 配給: アスミック・エース エンタテインメント 収録時間: 117分 出演者: 寺尾聰(寺尾聡) 深津絵里 齋藤隆成 吉岡秀隆 浅丘ルリ子 監督: 小泉..

_ 東京ミュービー日記 - 2006/07/10 18:18:07

博士の愛した数式

監督:小泉堯史
出演:寺尾聰/深津絵里/齋藤隆成/吉岡秀隆/浅丘ルリ子ほか


今日は休み。
出張と風邪気味でぐったり。
かなり寝ました。
おかげでだいぶ体が楽になる。
たまにはこんな休息も必要かなと。
ゆっくりしました。

そんな中、寝

_ パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ - 2006/07/18 10:30:11


数学教師のルート先生は、新しく受け持ったクラスで、自分の名前の由来を語り始める。それは幼い頃、彼が大好きな博士が名づけてくれた仇名だった。シングルマザーだったルートの母は、事故の後遺症で記憶障害を負った数学博士の家で、家政婦として働き始めた。ある日、彼...

_ デコ親父はいつも減量中 - 2006/07/23 01:22:07









監督:小泉堯史
出演:寺尾聰、深津絵里、吉岡秀隆、浅丘ルリ子

評価:65点

公式サイト

(ネタバレあります)
原作と映画は別物だ。
頭ではわかっているつもりでいたけれど、原作であれだけ感動した後にこの映画を見せられたらがっかりせざるを....

_ KOHの青赤な日々 - 2006/07/23 19:01:52

こないだ映画「博士の愛した数式」を見てきました。 だいぶ前に文庫本を買って読んで

_ キュブ零のシネマニア - 2006/08/02 23:03:55

昨日の続きです。

_ 映画、言いたい放題! - 2007/01/02 01:37:51

新春なので穏やかな映画を。
飲みに行くと必ず映画の話になる役者の友人の最近のオススメです。
DVDで鑑賞。

数学教師のルート先生は、新しく受け持ったクラスで、自分の名前の由来を語り始める。
シングルマザーだった彼の母親は、
交通事故による脳の損傷で記憶が80分し

_ 別館ヒガシ日記 - 2007/05/21 21:18:17

totoBIGは1等7口5億6300万円で購入してないが凄い金額になり
博士の愛した数式は事故で記憶が80分しかもたない義弟の寺尾聡と
介護士の深津絵里と息子の話で数学教師になった息子の吉岡秀隆が
生徒を相手に振り返る内容だが人生で大切な時間があるんだよ


8時

_ 日々、書く、えいが、おんがく、DTM。。。 - 2007/05/30 07:21:08

昨日、この映画が放送されていました

?
タイトル:博士の愛した数式
?
主演:寺尾聰
出演:深津絵里、吉岡秀隆、浅丘ルリ子

80分しか記憶が持たない先生に、家政婦の杏子(深津絵里)が、
雇われるんだけど、なんだかよくわかんねぇー話だったなぁー。


結局、