シネマ日記 博士の愛した数式 ― 2006/01/22 20:12:31
私が高校時代に、この映画を観られれば、「数学嫌いにならなかった」と思わせるほど、文学的に、そして哲学的に美しく数学を表現しています。
記憶が80分しか持たない博士と家政婦、そして家政婦の息子の3人の交流が、静かに深く進んでいく。そこには、いたわり、優しさがあふれています。
哀しみが優しさを生み、強さを作り出す。地味な雰囲気の映画ですが、まさに”日本映画”のテーマですね。
博士の役の寺尾聡、親子だから当たり前なんのですが、宇野重吉の雰囲気に似てきたと思いませんか。
お勧め度 ★★★ -自然数、素数、虚数・・・さび付いた”アタマ”に油をさすために、どうぞ。
スタンプラリー招待のため加算なし6000マイルまであと2191
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