シネマ日記 あらしのよるに2006/01/06 19:06:13

アニメはあまり好きじゃないのですが、ほかに見るものがなかったので、期待しないで鑑賞。観客はガラガラかと思いきや、10代後半から20代前半の方で結構入っていました。さすが、250万部の児童文学のベストセラーですね。

オオカミとヤギの間では成立し得ない、「友情」をテーマの物語。

しかし、ひねくれた初老の私から観たこの映画のイメージは、ラブ・ロマンスでした。オス狼とメスヤギの恋愛物語。でも、この二匹はオスなので、”ゲイ”のラブ・ロマンス。どちらも自分の家族を捨て、「new world」を求め、ふたりで旅立つ。

学校指定図書に対して、こんな感想を持った私は、なんて罰当たりなんでしょうか。

お勧め度 ★★★ - ”素直に”友情と信頼の物語として、心にしみますので、ご安心あれ。それと、風景の美しさも見逃せません。日本のアニメって進化しているんですね。

107マイル獲得合計3453 6000マイルまであと2547

あらしのよるに| http

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_ 平気の平左 - 2006/01/06 20:38:11

評価:60点

あらしのよるに

「瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ」

川に飛び込むシーンを観て、何となくこの和歌を思い出しました。

オオカミとヤギという捕食者と被食者の関係を、友情で乗り越えるということでしたが、友情どころか恋に近いのではないでしょうかね。

なんか友情にしては少し気持ち悪いくらいの関係でしたからね・・・

種族の壁を越えた者には性別の壁くらい何でもないのかな?と思ってしまいました。


基本的には子供向けの話でしたね。

イマイチ掘り下げがたりない感じがしました。

以下、若干ネタバレしてます



私は、どうやって本能(=食欲)を乗り越えて、オオカミのガブがヤギのメイと友情を築くのか注目してたんですけど、母親の「友だちを大切にしろ!」という教えだけでしたね。

もうちょっと何かないんでしょうかねえ。

ヤギのメイの方も、オオカミのガブの肉食に嫌悪感を表したシーンがあったのですが、それも結局なんだかんだで仲直りしてましたし。

オオカミのボスとメイの母親の因縁もさほど活かされている印象がなかったですね。

母親殺されたのに、オオカミと仲良くしていいのか?という葛藤も特になかったように思います。



あと、ややダラダラと長い印象がありました。

最後の記憶喪失のところはいるのでしょうかね?

ちと微妙でした。


声優もあちこち微妙な気がします。

特に小林麻耶アナウンサーとか。

成宮寛貴も悪くないのですが、どうなんだろうなぁ・・・


と、色々文句を言いながらも、私は泣いてしまいました。

何を言おうとも泣いてしまえば、説得力はゼロです。

泣いてしまえば、全てよし!

_ ☆ 163の映画の感想 ☆ - 2006/01/06 22:31:17

はじめの5分で泣きそうになった。
でも、その後はそれほどでも無かった。

絵本の世界を映画化した作品なのですが、子供にも分かりやすく大人にも退屈せずに観れる作品だと思いました。弱肉強食、種族の違う友情、子供に観せたい作品かも。ただ、チョット後半の展開は...

_ katsuhiro blog - 2006/01/06 22:38:53

映画 あらしのよるにを最寄りの映画館で鑑賞

http://arayoru.com/pc/

ある嵐の夜に真っ暗闇の小屋へ逃げ込んだヤギのメイ

同じようにその小屋に逃げ込んだ仲間と出会う

ところが相

_ やっぱり邦画好き… - 2006/01/07 10:21:27

 公式サイト



アニメ映画 『 あらしのよるに
 』  [ 劇場鑑賞 ]



2005年:日 本   【12月10日ロードショー】  [ 全国東宝系で上映 ]
監 督:杉井ギサブロー?
脚 本:きむらゆういち 杉井ギサブロー?
キャラクターデザイン: 江口摩吏介?

_ 桂木ユミの「日々の記録とコラムみたいなもの」 - 2006/01/07 14:01:24

12月14日(水)TOHOシネマズ津島にて

ある嵐の夜、仲間とはぐれたヤギのメイ(声:成宮寛貴)は、壊れた山小屋で雨風をしのいでいた。するとそこへ、同じように嵐から逃れてきた、もう一匹の動物が現れる。真っ暗闇の中、お互いに相手の顔も見えず、雨に濡れて鼻風邪をひい...

_ ★☆★ Cinema Diary ★☆★ - 2006/01/09 14:56:00

良く出来た構成で大人が見ても十分楽しめる作品となっています。声優陣は皆良く、中でも中村獅童は見事。声優顔負けの巧さでした。

_ 人生はお伽話もしくは映画のよう - 2006/01/10 09:08:47

「あらしのよるに」  初対面の人と話をする時。とりあえず当たり触りのないところから始めて、年齢、住んでいた場所、共通の知り合い、趣味などなど何か共通点がないかを

_ 映画のコピー - 2006/01/28 19:23:53

【今日の映画】
あらしのよるに


【映画のキャッチコピー】
それでも ずっと ずっと
いっしょでやんす。




「それでも」ってところが、
うちの両親みたい。

_ かなやす日記 - 2006/02/16 11:53:53

今日、(18日)に「あらしのよるに」を和歌山のジストシネマで見てきました。
内容はヤギの「メイ」とオオカミの「ガブ」が嵐の夜に古いボロ家で出会い、普通は食うもの食われるものの関係がだんだんと仲良くなり、オオカミ・ヤギ双方の群れから見放した「メイ」と「ガブ」が雪山の向こうの森まで旅をするストーリーですが、本当に感動しました。
オオカミとヤギ、まさに禁断のお友達なのに、話をしていくうちに仲良くなり、「ガブ」がヤギを食べなくなるさまは結構感動しました。それに雪山で遭難しそうになったヤギとオオカミの...

_ 噂の情報屋 - 2006/04/19 21:10:54

小学4年生の国語の教科書に採用され、累計300万部発行のきむらゆういち作絵本を やわらかなキャラクターデザインでアニメ映画化したハートフル・ファンタジー。 本来ならば喰う者と喰われる者のオオカミとヤギの間に芽生えた奇跡の友情を切なさと 笑いがバランス良く込められ..

_ AI-z「出田直正(nao)の一日。」 - 2006/08/04 20:01:06

>映画『あらしのよるに』★★





ある嵐の夜、真っ暗な山小屋に逃げ込んだヤギのメイ。
そこに同じく嵐から逃げ込んできたオオカミのカブ。
少しずつ言葉を交わすうちに仲良くなって、
次の日に「あらしのよるに」を合言葉に再会を約束する。
二人はす

_ デコ親父はいつも減量中 - 2006/09/16 21:54:57









監督:杉井ギサブロー
出演:中村獅童、成宮寛貴、竹内力、林家正蔵

評価:70点

公式サイト

(ネタバレあります)
男同士、手をつなぐんじゃねえっ!

木村裕一の著作による原作(絵本)は、1995年、第42回産経児童出版文化賞JR賞および第26回....

_ 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ - 2006/10/05 23:20:14

あらすじある嵐の夜、仲間とはぐれたヤギのメイは、壊れた山小屋に避難した。するとそこへ、同じように嵐を逃れてやってきた一匹の“仲間”。小屋の中は真っ暗でお互いの姿は見えないものの、心細かった二匹は言葉を交わし次第に仲良くなっていく。そして、“あらしのよる...

_ ハサウェイのシネマ!シネマ!シネマ! - 2006/12/15 16:14:43

A+  面白い
A     ↑
A−
B+
B    普通
B−
C+
C     ↓
C−  つまらない

『評価』 
C+
(演技1/演出1/脚本2/撮影2/音響2/音楽2/美術2/衣装2/配役1/魅力1/テンポ1/合計17)

『評論』
本作に

_ Tokyo Sea Side - 2006/12/26 00:58:38

ゆる〜い映画が観たくて、「あらしのよるに」をチョイス。しかし何とも子供向けでした…。ストーリーとしては単純明快な友情もの。絵もかわいめです。絵本がそのまま映画になったカンジでしょうか。唯一良かったのはガブの声を務める中村獅童。セリフは役柄なのでさておき、声から本人を連想させないトコがすごいです。逆に成宮くんは、キャラを作ってる感があってとても違和感がありました…。

[:URL:] 『あらしのよるに』

_ 混沌と勇気日記。 〜紡げ、天地創世の破滅を綴る勇ましき姿を〜 - 2007/03/25 03:12:40

ある嵐の夜、真っ暗闇の山小屋に逃げ込んだヤギのメイ。
そこで、同じように嵐から逃げてきた「仲間」に出会う。
寒い暗がりの中、相手の姿は見えずニオイも分からない。
が、素コスずつ言葉をまじわす内に仲良くなって、次の日に「あらしのよるに」を合い言葉にして再開を約束する二匹。
翌日、待ち合わせ場所にやってきたメイの前に現れたのは、なんとオオカミのガブだった!